木造建築コース

概要

わが国の大学建築教育で唯一展開される実践的な木造建築技術を学びます。
木材加工、接合緊結をはじめ、木質材料性能や合理加工法などを幅広く習得します。

意義

木を中心とした素材を理解し、技能の伝承とあわせて新たな創意工夫を行い、木造系の建築物を総合的に建設する基礎技能・技術、さらに、伝統的建造物の復元修理、再建等の基礎技能・技術を習得するため、在来の木構造を主体とする組立造作に関わる専門技能及び関連知識についての教育研究を行います。

構成

墨付け、架設、軸組、造作、仮設、木材特性、規矩術、工法、構造特性、工程、積算など、木造建築物の下部構造、躯体構造、上部構造、造作等を総合的に理解するために必要となる授業科目を配当しています。

木造基礎実習

木造基礎実習02 木造基礎実習「きる」ことを中心に、材料の加工に必要な基本的技術法を身に付けます。

鋸引き、ほぞ穴鑿加工、鉋がけ、孔あけなどの実習を通して、道具の用法手入れの仕方(研ぎ)も学び、道具と加工に対する理解を深めます。

木造応用実習

木造に関する実習として、木造軸組工法について実物躯体モデルを建設します。

モデルの建設には、施工図(原寸図)、部材加工、仮設計画、工程計画、検査などの要素を含み、木造を総合的に学びます。

木造総合実習

木造総合実習02木造総合実習01伝統工法による社寺建築などの実測調査を行い、これまでの規矩術・木割および大工技能の応用編として、木造の東屋や古社寺軸組の復元実習を行い、その設計手法や原寸展開、施工の段取りなどの技術を習得します。