ものつくり大学 三原研究室(建築生産研究室)
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LECTURE 講義・演習・実習

学部担当科目
建築生産

2年次,4クォータ,1単位,教科書:「建設業の世界」古川 修 大成出版社,「新建築学大系44 建築生産システム」彰国社,「建築の七灯」J ラスキン 鹿島出版会
<授業のねらい>経済、産業システムの中での建設産業、建設労働の位置付けを概観する。また、広い意味での建設産業全体の構造を理解し、さらに各種構造物、プロジェクトについて、組織、プロセス、プロダクトの成り立ちを建築生産の歴史から学ぶものである。
<授業計画>
第1回 日本の建設業と建築生産:建築生産と建築生産システムの用語について
第2回 歴史の中における日本の建築生産:トヨタ生産方式 かんばん方式
第3回 歴史の中における西洋の建築生産:J ラスキンの唱える建築生産
第4回 近代の建築生産(1)
第5回 同 上 (2)
第6回 現代の建築生産(1)
第7回 現代の建築生産(2)
第8回 まとめと授業内試験

 
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建築構法

3年次,3クォータ,1単位,教科書:「建築構法(第5版)」内田祥哉・吉田倬郎 他編著 市ヶ谷出版社
<授業のねらい>建築構法は、建築を学ぶ人達に、建築物の構成やしくみを総合的視点から建築技術を建築の実体と結び付けながら示し、深い知識を得る前に、浅く広い知識で技術全体のバランスと関連を理解するためにある。その内容は、構造強度の問題から、材料・仕上げ・生産・施工の問題におよび、また現代構法の代表的なものを中心に、伝統構法および工業化構法の最も先進的なものを概観する。
<授業計画>
第1回 構法計画の概論:工法と構法および構工法の用語について
第2回 建築物の構成やしくみ
第3回 総合的視点からみた建築技術
第4回 建築技術と建築の実体
第5回 建築の現代構法と伝統構法
第6回 建築の工業化構法
第7回 工法計画と工法の評価について
第8回 まとめ

 
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構工法Ⅰ

1年次,2クォータ,1単位
<授業のねらい>
建築の生産技術の基本と、システム、マネジメント、組織などについて、具体的な事例などを紹介しながら学ぶ。
材料・施工的な内容としては、構造用材料として木材、鋼材、コンクリート、仕上げ材料としては、左官、タイルなどの利用事例などを扱うとともに、それらの構成材化される過程、流通、施工について随所で紹介解説する。対象とする建物の範囲は、歴史的建造物、戸建住宅、集合住宅、高層ビルなど広範である。
<授業計画>
第1回 平面構造
第2回 鉄筋コンクリート造の原理
第3回 コンクリート・鉄筋
第4回 鉄骨構造①
第5回 鉄骨構造②
第6回 木質構造①
第7回 木質構造②
第8回 まとめ 試験・またはレポート

 
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構造物総合実習VII・VIII

3年次,3クォータ,各1.5単位,教科書:「造園施工必携(改訂新版)」(社)日本造園組合連合会
<授業のねらい>緑化樹木は、地域性や施主自らの好み等によって多くの樹種が選定され、その使われ方もさまざまである。緑化樹木を用いた造園計画及び施工を行うことと、庭園の周囲に設置される塀(主として土塀)や垣根の施工を行い、植物管理、植物の移植技術、自然石を使用した石積み、版築の施工技術を総合的に理解する。
<授業計画>
第1回 造園施工概論及び演習 :緑化樹木の流通体系を学び、造園施工に必要な知識を演習主体の講義と実習で理解を深める。
第2回 校外演習 :著名な庭園や公園を見学し、造園技法を学ぶ。
第3回 ランドスケープ実習 :ランドスケープの観点から造園計画をとらえ実習を行う。
第4回 造園施工実習(1) :設計図をもとに自然石を用いて石積みを行う。
第5回 造園施工実習(2) :石積みと同時に荒貴田を用いて土壁をつくる。
第6回 造園施工実習(3) :版築塀をつくる。
第7回 造園施工実習(4) :石積みの禁忌行為について学ぶ。
第8回 造園施工実習(5) :造園の現代工法と伝統工法の違いについて学ぶ。造園総合実習のまとめ

 
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工程計画および演習I

2年次,1クォータ,1単位
<授業のねらい>工程計画および施工管理の要素技術を習得するとともに、工程計画立案の要件を演習にて学ぶ。具体例では、木造専用住宅や集合住宅などの基礎・躯体・内装・設備工事を取上げて演習を行う。
<授業計画>
第1回 建築工事における工程計画の意味(段取りのための演習1)
第2回 マイルストン(段取りのための演習2)
第3回 クリティカルパス(段取りの重要性を確認するための演習3)
第4回 ネットワーク式工程表の演習1
第5回 ネットワーク式工程表の演習2
第6回 全体工程計画作成のための演習1
第7回 全体工程計画作成のための演習2
第8回 演習のまとめ(全体工程計画表作成及び提出)

 
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測量基礎実習 (三原・北條・澤本)

1年次,1クォータ,1.5単位,教科書:「図説 建築測量」 産業図書
<授業のねらい>建設工事の段取りに必要な各測量機器の使い方を学び、測量の概念などを理解するとともに、規模と用途に応じた道具や器械の具体的な用法などについても習得する。2年次に履修できる測量士補資格取得の必修科目である(GSコース)。
<授業計画>
第1回 測量の内容・測定の誤差と精度、測量器具の種類と使い方
第2回 距離測量/平坦地・傾斜地の距離測量(1)
第3回 距離測量/平坦地・傾斜地の距離測量(2)
第4回 平板測量/平板の据付と視準
第5回 水準測量/往復測量
第6回 水準測量/敷地の水準測量
第7回 水準測量/レベルによる等高点の測設
第8回 トランシットによる測設およびレポート作成

 
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測量実習II

2年次,4クォータ,1.5単位,教科書:最新測量学(森北出版)、よくわかる測量実習(コロナ社)
<授業のねらい>国家資格:測量士補取得 GSコース(4)
測量Ⅱで学んだ知識をもとにして、応用実践実習を行う。具体的には、三角測量、三辺測量、応用測量、工事測量、GPS測量に関する最新測量実践技術を習得し、解析を行う。
※GSコースの注意1:測量Ⅰ、測量実習Ⅰ、測量Ⅱ、測量実習Ⅱ 全4科目すべてを履修すること。
※GSコースの注意2:上記の科目をすべて履修し、合格しなければ、全4科目の単位は認めない。
<授業計画>
第1回 三角測量外業:単列三角鎖での観測(トータルステーション)
第2回 三角測量外業:単列三角鎖での観測(トータルステーション)
第3回 三角測量内業:角条件計算、辺条件計算、三辺測量、座標計算
第4回 三辺測量内業:角条件計算、辺条件計算、三辺測量、座標計算
第5回 GPS測量外業:大学構内における基準点を利用したGPS測量計測実習
第6回 参考施設見学及び実習:各種測地器材の計測実習とGPS測量電子基準点施設の見学
第7回 GPS測量及び解析内業:大学構内外におけるGPS測量計測実習結果内業
第8回 各種測量のまとめとレポート作成および考査試験

 
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仕上基礎および実習I

1年次,1クォータ,1.5単位,教科書:施工がわかるイラスト建築生産入門(日建連編)
<授業のねらい>建築物は、基礎・躯体(骨組み)・仕上げ(外構含む)で構成される。仕上げは、内皮と外皮の施工に分けることが出来、その下地となる軽量鉄骨および各種ボードの施工方法と内容が修得できる。
<授業計画>
第1回 内外装仕上げについて理解する(座学)
第2回 内外装仕上げの施工図面の読み方・書き方を修得する(座学)
第3回 軽量鉄骨(厚さ6mm以下の鋼材でつくられた鉄骨)を用いて骨組みの加工を行う
第4回 軽量鉄骨骨組みの組立て
第5回 各種ボードの加工・組立て(一部、張り付け)
第6回 各種ボードの種類を知り、その下地づくりと仕上げとの関係を習得する
第7回 各種内外装仕上げ下地施工の考察およびまとめ

 
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左官・タイル基礎実習

1年次,4クォータ,1.5単位,教科書:左官施工法(日左連編)、タイル手帳(全タ協編)
<授業のねらい>「ぬる」ことは湿式仕上の基本であり、主に左官関連の技法を通して下地と仕上の関係、様々な仕上の技法習得する。また、種々の材料や工法を比較しながら、風土との関係で仕上の意味を理解し、材料の歴史、工法に適した材料の選定などに関して理解を深める。ここでは、セメントモルタル塗りを主とした鏝塗り作業とタイル張りの施工法を体験し学習する。また、本実習は、モルタル試験や引張試験を通して、左官作業のみに留まらず、品質管理の分野にまでおよび、施工管理の手法を学ぶものである。
<授業計画>
第1回 左官材料と工法(講義)
第2回 下地処理・墨出しとセメントモルタルの下塗り
第3回 セメントモルタルの中塗り
第4回 セメントモルタルの上塗り
第5回 陶磁器質タイルと張り工法(講義)
第6回 タイル張り
第7回 引張試験の概要(講義)と冶具の接着
第8回  引張試験

 
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基礎インターンシップ

2年次,2クォータ,6単位
基礎インターンシップは、学生が希望するゼネコン・サブコンの各建設現場において施工管理技術または各職の技能の習得を目的として実動40日間で行う。

 
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専門インターンシップ

4年次,1または2クォータ,8または16単位,
専門インターンシップは、学生が希望するゼネコン・サブコンの各建設現場において施工管理技術または各職の高度な技能の習得を行い、将来の仕事または卒業研究の内容となることを目的として実動40または80日間で行う。

 
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Lゼミナール・卒業研究・設計・制作

4年次,3~4クォータ
<授業のねらい>将来、建設現場で活躍する施工管理技術者および基幹的な上級技能者を育成するための教育について研究する。また、建築生産を担う施工管理技術者や基幹技能者に関して実践教育を通して学ぶ。
<授業計画>
詳細な日程は、4年次の4月のゼミナールで決定する。

 
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創造プロジェクト(Fゼミナール)

各年次に実施する。詳細な日程は、適宜掲示する。

 
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大学院担当科目

ものつくりシステム 1単位 (三原・松本)

先端施工管理技術および演習 1.5単位 (三原・大塚)

Research and Presentation for Technologists (三原・土井 他)

プロジェクト実習 I ~ VI

ものつくり課題研究 I ~ II

 

大学院 「ものつくりシステム」授業の演習状況(IHIにおけるVE演習)

   

大学院「先端施工管理技術および演習」授業の演習状況(富士教育訓練センターにおける施工管理技術演習)

 

大学院「先端施工管理技術および演習」授業の演習状況(ものつくり大学における施工管理技術演習)

 
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