家具研究室に所属する学生を含め、技能五輪全国大会（家具職種：23才以下）や、若年者ものづくり競技大会（木材加工職種：20才以下）といった各種競技大会への出場を目指しながら、正課授業外で木製品のことを学んでいます。

 

家具研究室では、木製の家具や建具、照明器具や雑貨を製作するために必要な知識と技術を研究しています。設計時に意図した通りに、木を「切る」「削る」「掘る」「曲げる」ためには、どうしたら良いのか。無垢材を正しく扱う。合板を巧に用いる。手工具と木工機械を安全に適切に使用する。そして、思い描いたとおりの形を完成させる。簡単なようで難しい作業です。

 

2015年度に行田市中央公民館みらい のエントランスホールで営業している「きゃんばす」の店舗什器を制作しました。当時の家具研究室4年生の卒業制作に向けたプレゼミとして、材料にはシラカバ化粧合板を主に使い、加工にはNCルータを駆使しながら、ノックダウン出来る仕様になっています。