埼玉県経営者協会の「埼経協ニュース」へ寄稿

『埼玉の地域工務店の魅力-森林という共感価値-』と題して,埼玉県経営者協会の「埼経協ニュース」2002年6.7月号へ寄稿しました。

ルールや数字だけでなく,ものを見るのが一番分かりやすい,という一例として研究室の卒業研究で制作した木造構築物を紹介しました。ご笑覧下さい。

寄稿文『埼玉の地域工務店の魅力-森林という共感価値-』

https://www.saitamakeikyo.or.jp/business_guide/news/?action=multidatabase_action_main_filedownload&download_flag=1&upload_id=2135&metadata_id=10

戸田研2020希望学生のみなさん

戸田研究室に興味があり,配属希望する学生は事前にホームページの内容を確認して,アポイントのうえ,時間を設けるので気楽に尋ねて下さい。

戸田研説明動画【2020特別編】7/25~7/31迄公開! 8/1現在非公開

例年,多くの学生に希望頂いており,希望者全員と面会してお互いのことを話して,選抜メンバーを決めています。今期はオンラインまたは研究室等にて対面,いずれでも調整します。(※できる限り少人数で実施)

アポイント方法は,メール,SNS,ココへコメントする等オンラインか,学内で見かけた時に声をかけてもらっても構いません。

学内にいる日時は限られるため,急ぐ場合は早めにオンライン等でアポイント下さい。

オフィスアワーの場合もできる限り事前にアポイントください。オフィスアワー以外でも調整します。皆さんと話して,一緒に活動できる学生と出会えること楽しみにしています!

参考までに,主に下記のような学生が当研究室に向いていると考えています。

  • 笑い・楽しい場の好きな人
  • 人間の意識・行動に関心のある人
  • 地道に気長に思考して,積極的に行動できる人
  • 環境デザイン・住宅建築設計に興味のある人
  • 空き家・木質空間リノベーション(改修)に興味のある人
  • 住宅論・木造住宅設計Ⅰ・木造応用実習Ⅱ・建設総合設計Ⅰのいずれか1つ以上を履修済が望ましい
  • ※必ずしも木造系希望者に限定されません。学生には多角的な視点で物事を見たり考えたりする力を養ってもらいたいと思っています。

愛するスギをPRする埼玉の建材店・工務店・設計事務所等と戸田研究室メンバー
都内デザイン事務所:木質インフィルフレーム施工プロセス(戸田研究室)

卒業制作2020掲載 (近代建築6月号別冊)

昨年度,戸田研卒業生の卒業設計「すみかえる -双葉町の木造住宅改修計画-」が,近代建築社(6月号別冊)「卒業制作2020」に掲載されました。

全国119大学の建築系学科の卒業設計優秀作品集であり,本学の審査会でトップ選出された作品になります。

一昨年度に続き,当研究室から2年連続の選出・掲載となりました。

今後とも,身近な住生活の提案につながる住宅建築等の改修計画を多くの方々に伝えるべく,その意義を共有する当研究室らしい設計教育・研究に励もうと思います。

同作品に関する内容が各新聞にも掲載されていますのでぜひご覧ください。

・埼玉新聞2020年3月1日

埼玉新聞2020年3月1日トップ記事(戸田研究室2019年度卒業生)

・日刊建設工業新聞2020年4月3日https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3202004031201

作品は本学小製図室に保存・展示していますのでぜひご覧ください(2020年6月現在)。

遠隔授業に思う日々

実習は延期されましたが,設計演習や講義は遠隔授業となり,5月以降,ほぼ休みなくその準備などを進めました。

まあ始まってみれば楽しい面もあり,飽きてくる?部分もあり,学生の反応が気になるなど,これまでとは異なる環境でなんとか進めています。

これは紛れもなく,教員だけでなく学生とともに創り上げてゆく授業だという実感がします。

図面をほぼ真上から動画撮影する手法の練習:三脚とカメラのアングル

学生の立場からすると,対面型でなくほとんどスマホやPCの画面から見てもらうわけで,もの足りなさもあるかもしれませんが,その準備や課題チェックに費やす時間は,通常授業の倍以上なのです。

学生に対するアンケートで,例えばZOOMなどのリアルタイムオンラインでは,誰のどの授業に対しては不明ですが,教員が操作を分かっていないようで,もっと段取りよく進めてほしい,という意見が一つだけありました。気になりましたが,練習や段取りを決してしていないわけでないのです。練習や段取りをしていても,いざ実践してみてあらためて気づくことは多いわけで,それはまさに本学で行っている実寸大の制作実習を経験している学生なら自明のことのはずなのです。

または,知っていても授業中に初めて知ったというような表現をすることで学生とともに学ぶ雰囲気を醸成しているとも考えられます。遠隔授業としての教育的な場づくりの工夫かもしれません。

実習でもいくら理論を覚えても実際に自らの手や身体を使って作業しないと分からなかったことは多かったことでしょう。我々も同じなのです。

その意味で遠隔授業は学生と教員が一緒に創りあげていく空間と時間という認識を共有することが大切ですね。

そんなことを思わされる日々を有意義に過ごしています。

どうか日常に戻ってもこの遠隔授業をなくすくことなく,部分的にでも継続することで,よりアップデートしたモノづくり教育につながると考えます。

YouTube戸田チャンネル(限定公開 ※一部一般公開)https://www.youtube.com/channel/UCraBkhIWKuRQticFTuvirAw/

屋外実習場の紹介_木造編 ※1年生向け
木造住宅の切妻屋根あるいは杉の樹幹ポーズ!:YouTube戸田チェンネル開設
木造住宅のKPP(基本・プラン・パタン)スケッチ:
ノートPC Surfaceタッチペンによる手描きリアルタイム実演

2020年度開始。いつもとちがう4月。

新入生のみなさま入学おめでとうございます。在学生のみなさん進級おめでとうございます。

社会情勢を考慮して不要不急の外出は控え,集中する時間があると思ってそれぞれが未来のために今をじっくり大切に自分でできることに取組みましょう。

私もじっくり取り組もうと思います。

2019年度卒業証書,青空授与式やで

卒業おめでとう!戸田研3期生8名、彼ら彼女らとは2016年4月に同じく本学にやってきた同期で感慨深いです。

全体式典は中止のため思い出のテラス畑で青空のもと研究室卒業証書授与の会。3年生が飾り付けや花束など用意してくれました。

私もデジファブで制作した寄せ書きを頂き感謝。祝卒業やで新スタートや!

卒研制作物の納品・設置

学生らの卒研の対象地である伊奈町にある建材店の施主へプレゼン。

間近で図面も模型も画面も興味深く見て頂き,教員も見習いたい姿勢です。模型,図面パネルは後日,全て寄贈予定です。大学に保管するよりも施主やその顧客のためにもなり社会性もあり効果的でしょう。

設計と施工を連携させてそれぞれの学生が同じ場所の計画をして,実際に什器を制作して納めました。こういうスタイルの卒研もあり得るし,この段階ではもう教員の評価など関係ないでしょう。

卒研お疲れさま会

2020年2月7日。学生寮の和室にて戸田研究室の4年生卒研お疲れさま会。

3年生が飾り付けやお鍋でおもてなし。素晴らしい!こうやって卒研や追いコン(古い?)が終わり何だか寂しくなる時期の到来です。

卒業まで後数ヶ月、3年生は4年生と少しでも交流して学びを深めてほしいな。

卒業研究発表会2019

2019年度の卒研発表会。戸田研は論文3名,設計3名,制作2名の合計8名。終了後, 各々が何か思い出?のものを手に持っています。


私も4年目の締めで,彼ら彼女らとは2016年4月に時を同じく本学でスタートして,戸田研としてはようやく3期生を送り出すことになりました。

卒研では特に設計部門で高評価を頂けたのは嬉しいですが,評価はどうあれ,制作も論文メンバーも含めて皆それぞれの持ち味を発揮しました。


打ち上げでは卒研で悔しい気持ちを胸に秘めていた学生もおり,それなりに考えは深まってきているのでしょう。1年半のゼミを振り返るとメンバーと教員,メンバー同士の語り合いの時間を結果的に大切にできたことが良かったのかと思います。

卒業研究2019

今年度は論文3,設計3,制作2名の卒研です。

特に設計や制作では実際の現場があるものが多く,教員も現場で確認することを楽しみに,県内の各地をいろいろ巡っています。

先輩の卒研を後輩も手伝いながら学びます。

いよいよ2020年1月下旬の発表会へ向けて日々,着実に進める追込みの時期です。