6月に引き続き,7月も2回,戸田市内の空き家実測を行いました。
正確には実測よりも先に一部解体が必要なため,解体調査になります。
解体しないと基礎の形状や大きさ,壁内部や柱・梁などの構造が不明なため,
中身の仕様を確認しながら図面を描くための寸法を確認します。
今回は主に小屋裏の構法,1階の天井裏(2階の床下)を確認しました。
その場で目視してスケッチにすることでメンバーと構法を共有します。
これらは建築士会のプロの皆さんの実演があるからこそ,学生もそのコツを学べるわけです。
当研究室としてもそのノウハウを蓄積して後進にも継承していくことが大切です。
粉塵が多く発声するため教員も学生もゴーグルやマスクで防備しながら行う本当に地道な作業なのです。