主旨

現代の家づくりは、持続型社会の構築にむけて、環境にやさしく、そして世代を超えて住み続けられるサスティナブルデザインの住まいが基本となっています。
一つの住宅に住み続けるためには、住まいに十分な耐久性能や耐震・耐風性能を与えると共に、住まいの維持管理がポイントになります。
そこで、本設計競技では、耐久性や耐震性を有した維持管理のし易い「高耐久・高耐震の家」を提案して下さい。

設計条件

・近隣の森林から得た木材の活用に関して、工夫した点を具体的に示して下さい。
・住まいの耐久性に関して、工夫した点を具体的に示して下さい。
・住まいの耐震性に関して、工夫した点を具体的に示して下さい。
・住まいの維持管理の方法・し易さに関して、工夫した点を具体的に示して下さい。
・敷地は自由ですが、住宅の規模は延べ面積120㎡程度として下さい。
・作品名を付けて下さい。

審査員(あいうえお順、敬称略)

赤松明、伊藤大輔、大島博明、大塚秀三、小野泰(審査員長)、佐々木昌孝、白井裕泰、林英昭、藤原成曉、三原斉、八代克彦

 第1位 1点/賞金:7万円
 第2位 1点/賞金:5万円
 第3位 1点/賞金:3万円
 佳作 7点/賞金:1万円
 団体賞(総合資格賞)
3点/図書券:1万円
・応募者全員に作品集を贈ります。

応募資格・条件

①応募資格は、原則として応募時に高等学校に在籍しているものとします。個人、グループは問いません。
②同一人による複数点の応募を可能としますが、未発表の作品に限ります。
③質疑応答に関して、応募要項にないものは、すべて応募者の判断によるものとし、質疑応答は行いません。

応募手続き

①日程
 提出期間: 2013年12月1日(日)~2014年2月8日(土)当日消印有効
②応募方法
 ・提出は、郵送または宅配便とし、当日の消印のあるものまでを有効とします。
 ・同一人が複数応募する場合および同一学校から複数出品する場合は、応募書類はまとめて提出してください。
③応募必要書類
 ・A2 版用紙 1 枚(横使い)にレイアウトしてください。
 ・応募用紙に、必要事項を記入の上、裏面右下に、しっかりとのり付けをしてください。
   表面には学校名等は記入しないでください。
  ・着色の有無、コピーの貼り付け、CADの使用などは自由とします。
  ・配置図 1 面。ただし、1 階平面図と兼用しても良いです。
  ・平面図は、2 階以上の場合、各階平面がわかるようにしてください。
  ・断面図、立面図は、それぞれ 1 面以上としてください。
  ・透視図、模型写真、各種写真等は、必要に応じて表現するか貼付けをしてください。
  ・図面への書込みは、適宜行ってください。
  *応募用紙は各校に配布している他、本フォーラムHPからダウンロードできます。

LinkIcon応募用紙(←ダウンロード)
④提出先
 〒361-0038埼玉県行田市前谷333
  ものつくり大学 建設学科事務室 高校生建築設計競技係宛
⑤応募の事務的事項に関する問合せ先
 Tel:048-564-3864 (ものつくり大学 建設学科 白井研究室) 
 E-mail:21c_house@iot.ac.jp (21世紀型木造住宅建設フォーラム事務局)

入賞の発表等

①発表: 2014年2月14日(金) 以降 本フォーラムのHP上にて行います。
 フォーラム公式サイト: http://www.iot.ac.jp/building/21c_house/compe.html
②作品展示: 入賞作品は、本学オープンキャンパス等の期間中(4月~12月)に展示します。
③授賞式: 2014年2月22日(土)本学において行います。
 出席する入賞者および指導教員の交通費は、本学が負担します(本フォーラム事務規定に基づきお支払いいたします)。
 当日は、審査員の講評が行われます。

応募作品の著作権および取扱いについて

①応募作品の著作権は、応募者に帰属します。
②著作権のある写真等の使用については、著作権者の同意を得てください。
③応募作品は、理由の如何を問わず返却しません。必要に応じてあらかじめコピーをとってください。
④応募作品の展示や出版などの公開は、主催者の判断で行います。また、応募作品は、主催者の印刷物として刊行します。

ものつくり大学模型制作合宿研修会について

 第4回設計競技に応募した高校生のうち、希望者10名程度を上限に、2014年8月上旬開催予定のものつくり大学模型制作合宿研修会に参加ができます。内容は、入賞作品より 1 案選出した設計競技作品の1/10模型の制作です。合宿のための、往復交通費、宿泊費、材料費は、本学が負担いたします(本フォーラム事務規定に基づきお支払いいたします)。

主催:ものつくり大学21世紀型木造住宅建設フォーラム
協力:ものつくり大学 技能工芸学部 建設学科
後援:(社)全国工業高等学校長協会
協賛:総合資格学院