
大竹 由夏 Otake Yuka
ものつくり大学 技能工芸学部 建設学科 講師
道を歩いていると、ランドマークは常に見えている気がします。しかし、実際にはビルや木々によりそのランドマークの全体は見えないことがほとんどです。街路や展望台など都市の様々な場所から実際に眺められる東京タワーの見え方や、漫画や映画のようなメディアを通じ仮想的に眺められる東京タワーの見え方を調査しています。一緒に、ランドマークを眺めて、都市景観への理解を深めましょう。
- 専門分野
- 建築デザイン、都市デザイン
- 学位
- 博士(デザイン学)
作品
[待庵]原寸再現模型
森美術館「建築の日本展」展示、2018.04.25-2018.09.17
ものつくり大学に赴任してから制作した作品です。森美術館 ( 東京・六本木 ) の『建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの』に展示される [国宝・待庵]の原寸再現模型の制作をものつくり大学が請け負いました。京都で現地調査を行った後、学内で木・竹材及び石材加工、建具や和釘及び鬼瓦の制作、塗装、土壁の施工方法の検証を行い、大学内で仮組、搬入のため一度分解、その後展示室内で 19 日間で、建て方をおこない、土壁を塗り、経師を行うという工程で制作しました。
2018年4月から9月まで、東京・六本木にある森美術館に展示しています。撮影:御厨慎一郎 画像提供:森美術館
撮影:御厨慎一郎 画像提供:森美術館
筑波大学芸術専門学群A棟2階エントランス展示空間及び展示スペース
大竹由夏、佐藤恵美、手鹿郁美 他2名
年鑑日本の空間デザイン 2006、2005年 JCDデザイン奨励賞
大学3年生のときにはじめて実施設計したものです。所属していた大学のアート・デザインプロデュースというプロジェクトの一環で、ある校舎のエントランスに展示空間を計画しました。台形状の平面を持つ3つの可動式のブースを設計し、それらを個々に、あるいは組み合わせて使用することで、さまざまな展示空間へと展開できるように提案しました。撮影:奥村基
展示用ブースの組み合わせ例
撮影:奥村基
展示用ブース収納場所
学歴
筑波大学 芸術専門学群 デザイン専攻 卒業
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 芸術専攻(博士後期課程)修了
職歴
筑波大学 芸術系 博士特別研究員
ものつくり大学 技能工芸学部 建設学科 助教
資格
一級建築士
カラーコーディネーター2級
社会貢献
景観計画策定や庁舎の計画検討、まちづくり交流などを行っております。
日本建築学会
関東支部埼玉支所幹事 2018-
東京建築士会
事業委員 2019-
これからの建築士賞審査員 2021,2022埼玉県
土地収用事業認定審議会委員
埼玉県行田市
景観計画策定委員会 委員長
環境審議委員会 委員埼玉県熊谷市
開発審査会 委員
バリアフリー推進協議会 委員茨城県五霞町
役場庁舎等複合化基本計画検討委員会 委員 2023年度
他
建築学縁祭2022 ~Rookie 設計コンペの一次審査