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摩耗痕のガリガリ模様はなんとかならないのか!

少し厳しい条件で金属を摩擦すると,たいていガリガリ模様の摩耗痕(線条摩耗痕)ができてしまいます.

ところが同じ条件でこすっているつもりでも,ガリガリ痕ではなく,なめらかな摩耗痕ができることがあります.この時,摩耗量もかなり減少しています.

ガリガリ模様ができると見栄えが悪いだけでなく,実際摩耗量も多くなってしまいます.

ガリガリ模様ができるメカニズムを調べ,つるつる摩耗を起こすにはどうすればよいかを研究しています.



(当研究室の実験の範囲ですが)違う材料を違う条件でこすっても,できたガリガリ模様は上の写真のように似ていて区別がつかない.
つまり,ガリガリ模様は実験条件や材料にあまり関係なく同じようなものができる.

これはガリガリ模様ができるメカニズムの何かのヒント?




摩耗痕のガリガリ模様の凸凹をウェーブレット解析したパワースペクトル密度線図.いろんな条件でも似たような周波数特性の凹凸ができていることが分かる.

*図は N. Hiraoka & H. Matsumoto, Characteristic Scales of Wear Track Profiles Generated by Pin-on-Disk Wear Tests, Tribology Online, 3,3(2008)205-210 より抜粋

いろいろな実験や解析を行って,メカニズムに迫ります.


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