学生が自由に使えるデジタルファブリケーション工房「MONO BASE」の建築工事が完成しました。
これから機材など入れていきます。
既存の天井、床をカットしつつ、躯体が露出したゾーンを作業場、既存を残した部分はラウンジゾーンとする予定です。静と動、正反対の機能を最小限の減築操作で共存させることを意図して設計しています。
既存部分の天井は外構の緑や既存吹付断熱材を引き立てる茜色塗装、床には合板を貼って、落ち着きと躍動感を与えています。
床の一部はガラス貼りとして、既存のOAフロアの造りを見せています。また、天井裏を見せることで構造や設備などリアルな建築の造りを見て学べるようにしています。
工事して頂いた丸和工業さん、福嶋電気さん、ありがとうございました。卒業生が現場担当してくれましたが、このような形で再会し、活躍の様子をみることが出来るのは嬉しいものです。