ものつくり大学の１年 ― もっくん日記
ものつくり大学の１年を、もっくん日記」と題し、学生の見た目で紹介していきます。学生は１年間 の大学生活で色々な活動に参加し、成長していきます。ぜひ、その様子をご覧ください。 随時書き溜めたものを、毎月更新していきますので、よろしくお願いします。
2009年11月1日（日）
今日は、空き時間ができたので、他の授業の様子を見に行ってきたよ。まずは、製造学科。板加工の実習だ。様々な種類の薄板材料を用いて、変形させ、ひずみ測定などを行い、適正な加工条件を学習するらしい。なかなか面白そうだ。 次は、建設学科を見学。家具の実習だ。すごいな、クギを使ってないよ。それで、ピッタリ組み合わさるんだね。技能五輪全国大会で敢闘賞を受賞した野沢先輩も、この授業を受けて基礎を習得して、実力をつけて行ったんだろうな。 製造も建設も、とにかく学生がみんな真剣だ。僕も負けないように頑張らなくちゃ。
学園祭「第9回碧蓮祭」の2日目だ。昨日よりも少し肌寒いけど、いいお天気。10時の開場とともに、お客さんがぞくぞくと入ってくる。駐車場係の学生スタッフは誘導に走り回っている。来場者数は2日間で3万人を超えそうだ。今年はとにかくいたる所でイベントが開催されてて、タイムスケジュールに合わせて行動するだけでも大変だ。全部見ることができるかなあ。屋外ステージのライブ演奏、フットサル大会決勝、同窓会総会、講演会、工作教室、数々の展示、人気の模擬店、コンペ・・・。第9回を迎え、「ものつくり大」の学園祭は、年々充実してきてるね。 
昨日の学園祭で行われた、第2回ものつくりコンペでは、大学院の的場さんが「シャボン玉空気砲」で大賞を受賞したんだ。的場さん、2年連続の出展だから、昨年の雪辱を果たしての優勝って感じだ。水蒸気のリングが飛び出すもので、来場者の注目を集めてたよ。立体部門賞は、かわいい家具。デザイン部門賞は、地元忍城をデザインした鉄製のマンホール。来年も楽しみだね。
今日は、3年生を対象にした就職活動実践講座が開催されて、大講義室が満席になるほどの大盛況だった。今日は、実践講座の1回目。専門コンサルタントの方を講師に迎えて、3年生はみんな真剣だ。まずは、自己分析。そして、企業に自分自身をアピールする素材、方法論を学んでいくんだ。「ものつくり大生」は、実践的な授業で鍛えられた技術力、キビキビした行動力、ハキハキ話せるコミュニケーション力が強みだ。先月のもっくん日記でも紹介したように、卒業生たちの数々の活躍も追い風となって僕らを勇気づけてくれてる。3年生の先輩たち、自信をもって頑張って。
今日は、製造学科の松本先生が、見学者にいろいろ説明していたよ。熊谷工業高校PTAのみなさんだって。高校3年生は、受験シーズン真っ最中だし、2年生は、これから進路選択を検討していく時期だよね。保護者の方々もこうやって情報収集しているんだね。ぜひ、「ものつくり大」のいい所、たくさん見て行ってくださいね。
今日、熊谷に遊びに行ったら、「ものつくり大生」がつくったイルミネーションを発見。場所は去年と同じ、熊谷駅のティアラ口のエスカレーター脇だ。今年は、からくりの機構を取り入れつつ、デザインもかわいらしいものになっているな。エスカレーターに乗る人はけっこう見てるよ。毎年恒例になりつつあるね。あ、そうだ、熊谷駅のイルミネーションが始まったということは、籠原駅前のイルミネーションももうすぐだな。去年は、「ものつくり大生」がつくった蒸気機関車型のイルミネーションが人気を集め目立っていたけど、今年はどうなるのかな。楽しみだ。
