ものつくり大学の1年 ― もっくん日記
ものつくり大学の1年を、もっくん日記」と題し、学生の見た目で紹介していきます。学生は1年間 の大学生活で色々な活動に参加し、成長していきます。ぜひ、その様子をご覧ください。 随時書き溜めたものを、毎月更新していきますので、よろしくお願いします。
2009年12月1日(火)
今日は午後空き時間ができたので、せっかっくの小春日和、行田市めぐりをしようかと考えていると、地元出身の友達から面白そうな情報をもらったんだ。利根川をサケが遡上していて、その数はすでに11月中に新記録を達成し、この分だと例年のおよそ倍の1万匹に近づく勢いだって言うんだ。よし、利根大堰に急ぐぞ。 やって来ました、利根大堰。きちんと魚道が確保されていて、そこをこの時期、サケが遡上しているんだ。地下に自然観察室というのがあって、ガラス越しに川の中を見ることができるってしくみ。スゴイ。60cm前後のサケが次々と遡上しているよ。こんなに目の前を、しかも自然の川を泳ぐ様子を見ることができるなんて。ぜひ、みんなも一度見に来てね。 ちなみに、利根川は坂東太郎とも呼ばれる大河。流域面積は日本一。中流域は埼玉県と群馬県の県境を流れ、ここ行田市には利根大堰がある。取水された水は見沼代用水、武蔵水路として首都圏の貴重な水源となっているんだ。また、取水する場所を元圦(もといり)って言うんだけど、「見沼元圦公園」が整備されてて市民の憩いの場となっているんだ。ここには、アスレチックや風車があり、展望台は初日の出スポットになっているんだ。元旦に早起きできたら行ってみよう。春は桜もキレイだよ。
今日は、夕方、学校の帰りにちょっと遠回りして行田市の総合福祉会館「やすらぎの里」を見に行って来たんだ。この施設、建物の真ん中が大きな中庭になっているんだけど、行田市と連携して、建設学科の授業で中庭改修事業を行っているんだ。今年と来年の2ヵ年計画みたいだけど、今年度の計画はかなり進んだようなので、ちょっと様子を覗きに行ったってこと。横山先生と非常勤講師の先生方が指導にあたり、中庭中央には円形にベンチが配され、その真ん中にはクレーンで運び込んだシンボルツリーが植栽されてたよ。 なんと、18日にはこのシンボルツリーをイルミネーションで飾りつけ点灯式が行われるんだって。楽しみだね。
先週の日記で紹介したとおり、今日は、地元行田市の総合福祉会館「やすらぎの里」でイルミネーション点灯式が執り行われたんだ。行田市との協力連携により、建設学科の横山研究室の先輩たちが中心となって同施設の中庭改修を行っているんだけど、今年度の計画がほぼ完了したので、その成果のお披露目といったところ。中庭中央に植栽されたシンボルツリーにイルミネーションが施され、より一層華やかな式典になったんだ。イルミネーションは、坂口研究室の学生らが協力して製作したんだって。 式典には工藤市長、神本学長ら多くの方々が参列。点灯後、工藤市長から、石岡理事長、横山准教授に感謝状が贈呈された。しかし、あの大きなシンボルツリー、四方を建物が囲む中庭によく運び込んだね。大型クレーンで建物を乗り越えて運んだらしいよ。すごいね。今日は、新聞社の方も取材に来てたみたいだ。僕は、もう少し暗い時間にもう一度イルミネーションを見に行こうと思ってるんだ。