ものつくり大学の1年 ― もっくん日記
ものつくり大学の1年を、もっくん日記」と題し、学生の見た目で紹介していきます。学生は1年間 の大学生活で色々な活動に参加し、成長していきます。ぜひ、その様子をご覧ください。 随時書き溜めたものを、毎月更新していきますので、よろしくお願いします。
今日は先輩から聞いたんだけど、ロボコンプロジェクトが今年もNHK大学ロボコンの書類審査を通過して、6月の大会出場権を獲得したらしいよ。そこで、ロボコンプロジェクトを訪ねてみたんだけど、すごいよ。先輩たち、かなり気合が入っているのがすぐ分かった。大会は6月なのに、もうすでにプロトタイプを作成して動かしているんだ。もちろん機密事項だから写真撮影はNG。2007年の準優勝を上回る結果、そう、今年こそ優勝を目指して頑張ってね。
今日は、建設学科の卒業研究発表会だ。建設のことは僕にはよく分からないけど、聞いてるだけでも楽しいので、迷わず聴講。みんなかなり緊張してる。そりゃそうだ、4年間の集大成なわけだし、卒業できるかどうかの瀬戸際だもんね。「ものつくり大」は、卒研が必修だから、いくら単位をたくさん取っていても、今日の卒研がダメなら卒業はできない。就職先も決まってるし、いまさら卒業できなくなったら大変だ。それにしても先生方からの質問は厳しいね。先輩、がんばれ。
今日は、大学ロゴマークの表彰式があったんだって。そう言えば、去年の7月〜9月にかけて、ホームページや新聞で広く全国に作品を募集してたな。確か先輩も何人か応募してたと思う。12月には、大学ホームページで結果が公表されてた。全国から集まった多数の応募作品の中から最優秀賞、優秀賞などが選ばれ、今日の表彰式になったってことだね。外部審査員の彫刻家、重岡建治さんから講評をいただき、記念撮影。最優秀賞に選ばれた工藤和久さん(青森県)のロゴマークと塩崎アユミさん(大阪府)のロゴタイプは、4月から正式に「ものつくり大」のロゴとして使用開始されるんだって。楽しみだね。
今日は、25日の月曜日からインターンシップで来ていた久喜工業高校の生徒さん9名の成果発表会だ。3人ずつ3グループに分かれてのグループ発表。第1グループは、水力発電装置を設計・製作し、性能実験を行った報告。指導を担当したのは、香村先生。第2グループは、ヘッドホンアンプの製作。指導は三井先生。最後の発表は、質量と視覚情報と姿勢の関係についての実験。指導は龍前先生だ。高校生はみな、難しかったけど、楽しかったと口を揃える。ものづくりの楽しさを味わってくれて良かったな。 それから今日は、たくさんの高校生が大学見学に来ていたんだ。川越初雁高校2年生11人と児玉白楊高校2年生35人。この時期は、他の大学では、授業が終わって早くも春休みに突入しているところも多いらしいけど、「ものつくり大」は、まだ熱心に授業をやってるし卒研の仕上げで大変な先輩もたくさんいるんだ。ぜひ、高校生のみなさん、大学という雰囲気を十分に味わって、進路検討の参考にしてくださいね。