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ものつくり大学の1年 ― もっくん日記

 ものつくり大学の1年を、もっくん日記」と題し、学生の見た目で紹介していきます。学生は1年間 の大学生活で色々な活動に参加し、成長していきます。ぜひ、その様子をご覧ください。
随時書き溜めたものを、毎月更新していきますので、よろしくお願いします。

 

 

 
もっくん
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2010年11月1日(月)
もっくん日記−富田さん(卒業生) 昨日の学園祭には、卒業生もたくさん遊びに来てくれてた。今年3月に建設学科を卒業して日本郵便株式会社に就職した富田さんに今の仕事の様子を聞いてみたんだ。富田さんは、日本郵便でお客様対応や営業を行っていて、将来は商品開発に携わる夢をもっているんだって。今年は、年賀ハガキの予約数などの営業成績が新入社員の中でトップだったらしく、来年4月に入社予定の内定者に研修で講話もしているんだって。すごいね。「ものつくり大」での学びは、実技やインターンシップで培った「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」やコミュニケーション力は、就職した今、非常に役立っているんだって。僕たちも先輩に負けないように頑張らなくちゃね。

2010年11月2日(火)

 社団法人東京建築士会が主催する第10回「住宅課題賞」で、建設学科2年の大西裕也さんの作品が入選したんだって。指導を担当した大島先生にお話を聞いてみた。「住宅課題賞」とは、住宅の設計コンペで、応募できるのは大学1〜3年生。10回目となる今年は、34大学44作品が入選した。大西さんの作品は、「元荒川沿いのアトリエ付き戸建て木造住宅の設計」で、弓道場のある「和のすまい」なんだって。おもしろいね。10月25日〜11月5日まで、東京都江東区にある「ギャラリー エー クワッド」で入選作品展が開催されているんだって。
2010年11月4日(木)
 なんと、建設学科の白井研究室の学生たちが中心となって、弥生時代の竪穴住居の復元・施工を行っているんだ。場所は熊谷市の前中西(まえなかにし)遺跡。これは、熊谷市教育委員会社会教育課主催の事業で、竪穴住居跡を復元するというものなんだけど、実際に竪穴住居の施工を「ものつくり大生」が行っている。13日(土)には「弥生時代へタイムスリップ」と題したイベントもあるらしい。楽しみだね。
もっくん日記−竪穴式住居内部 もっくん日記−竪穴式住居外部
2010年11月5日(金)
もっくん日記−製造学科授業「センサ技術および実習} 今日は、「ものつくり大」の授業を一部ご紹介。製造技能工芸学科の「センサ技術および実験」。これは2年生の授業だ。龍前先生が、電圧の発生について、電子ライターを例に出して分かりやすく教えてくれてた。僕もセンサ技術の授業はいつも楽しみにしているんだ。一方、建設技能工芸学科では、3年生が「家具技能および実習」を行ってた。もちろん家具の製作をするんだけど、作業工程ごとに講義を受ける仕組みなんだ。まずは教室で、現代の名工でもある栗林さんの技を生で見ながら、説明を聴く。そして実習場で実際に作ってみる。この繰り返しだ。一流の技を直接見て、すぐに自分でやってみる。勉強になるね。みんな真剣にやってたよ。
もっくん日記−建設授業「家具技術および実習」@ もっくん日記−建設授業「家具技術および実習」A
2010年11月7日(日)

もっくん日記−オトクツ 今日は、埼玉県内の川口工業高校で文化祭があって、「ものつくり大」の学生作品も展示・紹介されたんだ。以前にも何度かこの日記でも紹介している「シャボン玉空気砲」と「オトクツ」、そして、出雲大社の1/80スケールモデルだ。保護者の方々には木工や建築に興味のある人が多く、精巧な出雲大社の模型に見入っていたよ。もちろん、シャボン玉空気砲は高校生に大人気だ。オトクツは実際に体験できるので、足踏みしながら音と光を発生させて楽しんでいたよ。天気にも恵まれ、屋外では、高校生がつくったエコランカーが走り、盛り上がってたな。来年もぜひ参加して、いっしょに楽しみたいな。

2010年11月8日(月)
もっくん日記−建設授業「構造物総合および実習」 大学本部棟の横に石垣のある土塀が作られてる。建設学科の3年生の授業「構造物総合および実習」で毎週作っているんだ。「ものつくり大」の実習は、本物を作ってしまう。だからこそ、実践に強くて対応力抜群の技術者になれるんだね。壁は、毎年、この授業で3年生が少しずつ作っていく。完成が待ち遠しいね。
2010年11月9日(火)
もっくん日記−技能五輪全国大会入賞者 先月22日〜25日に神奈川県で開催されていた「技能五輪全国大会」で見事入賞を果たした建設学科の3人が学長に報告。技能五輪は、23歳以下の若手技術者が日本一を目指して技術を競い合う大会で、今大会には、およそ1,000人の技術者が参加したんだ。全国大会に参加する技術者のほとんどはプロ。大学生が入賞するのは非常に難しいんだ。そんなハンデを跳ねのけ、出場した3人全員が入賞。すごいね。「ものつくり大」の本格的な実習は、確実に高い技術力を身につけられるっていうことだね。

《大会結果》
 【とび】銅賞:新里靖(建設1年)
 【建築大工】敢闘賞:上田晃弘(建設4年)・橋本紗希(建設4年)
2010年11月12日(金)

 今日は、いくつか授業の様子をご紹介。まず、製造学科を覗いてみると「基礎電気工学および実験」を行っていた。1年生の授業だ。しっかり基礎を学んでね。実験中はみんな集中して頑張っているのが、ひしひしと伝わってくるね。建設学科では、「構造物設計」が行われてた。3年生の授業だ。コンピュータを使って設計していくんだけど、構造計算の知識が頭に入ってないとダメなんだって。みんな試行錯誤しながら頑張ってたよ。

もっくん日記−製造授業「基礎電気工学および実験」 もっくん日記−建設授業「構造物設計」
2010年11月13日(土)
もっくん日記−竪穴式住居イベント 先日ご紹介した竪穴住居の完成が近づき、「弥生時代へタイムスリップ」と題したイベントが開催されたんだ。熊谷市の前中西遺跡の竪穴住居を、白井先生監修のもと、「ものつくり大」の学生が中心となって復元していて、集まった一般市民の方々は、この仕上げ段階の様子を見ながら、熱心に白井先生の説明を聴いていたよ。今日のイベントは、熊谷市教育委員会社会教育課の主催で行われ、土器をさわれるコーナーや、まが玉をつくれる体験コーナーもあって、家族連れで賑わっていたよ。楽しそうだったな。
2010年11月16日(火)
もっくん日記−建設通信新聞掲載 今日の建設通信新聞に、「ものつくり大」が掲載されてた。先週12日に、「ものつくり大」で、三原先生が中心となって実物モデルの鉄筋実習が行われたんだ。この実習は、東京都鉄筋業協同組合青年部の協力で実現したもので、参加した7人の学生は、マンツーマンで指導を受けた。ゼネコンへの就職や、施工管理技術者を目指す学生にとっては、貴重な体験だ。学生の真剣さや緊張感が伝わってきたよ。
2010年11月17日(水)
もっくん日記−製造4年生、さいたま市長賞受賞 今日は、製造学科4年の小谷野さんが、学長にうれしい報告をしたんだ。NPO法人さいたま起業家協議会主催の第6回懸賞付学生論文で、「さいたま市長賞」を受賞したんだって。
 小谷野さんは、カセットガスボンベを動力源とする自動彫刻刀を製作し、論文にまとめた。これまで電動の彫刻刀は市販されているけど、電源が必要で、使用場所が限られてた。彫刻刀本体のサイズも大きく重い。そこで小谷野さんは、カセットガスボンベを動力源にすることで、電源の無い場所でも使用でき、彫刻刀本体の軽量化にも成功したんだ。すごい。
2010年11月21日(日)
 今日は、今年最後のオープンキャンパスだ。すでに「ものつくり大」の受験を決めていて、下見に来ている人もいるようだね。オープンキャンパスは今日で終わりだけど、個別の見学会はいつでも受け付けてるから、ぜひまた来てくださいね。受付の入口には今年活躍した学生フォーミュラカーも展示され、プロジェクトメンバーの先輩が説明してくれてた。先々週は、全日本フォーミュラの最終戦のイベントで、「ものつくり大」のフォーミュラカーが鈴鹿サーキットを疾走したんだって。すごいね。
もっくん日記−オープンキャンパス@ もっくん日記−オープンキャンパスA
2010年11月30日(火)
もっくん日記−第18回彩の国職業能力開発促進大会表彰式 今日は、さいたま市の埼玉会館で表彰式があったんだ。これは、正式には「第18回彩の国職業能力開発促進大会」というもので、技能五輪全国大会や技能検定で優秀な成績を収めた方々を表彰するものだ。「ものつくり大」からは、10月に行われた技能五輪全国大会で銅賞を獲得した新里さんをはじめ、4名が表彰されたんだ。おめでとう。
表彰を受けた学生は次のとおり。

【彩の国青年マイスター】
・新里 靖(建設1年)

【平成21年度後期技能五輪埼玉県地方大会成績優秀者】
・〈建築大工〉橋本 紗希(建設4年)

【平成22年度前期技能五輪埼玉県地方大会成績優秀者】
・〈機械加工〉鈴木 琢也(製造4年)
・〈とび〉  新里 靖(建設1年)

【弟48回技能五輪全国大会入賞者】
・〈銅賞〉 新里 靖(建設1年)
・〈敢闘賞〉上田 晃弘(建設4年)
・〈敢闘賞〉橋本 紗希(建設4年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   
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