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ものつくり大学の1年 ― もっくん日記
ものつくり大学の1年を、もっくん日記」と題し、学生の見た目で紹介していきます。学生は1年間 の大学生活で色々な活動に参加し、成長していきます。ぜひ、その様子をご覧ください。 随時書き溜めたものを、毎月更新していきますので、よろしくお願いします。
2009年2月5日(木)
今日は、グラウンドで建設学科の1年生がRC構造基礎の実習をしていました。グラウンド脇にコンクリート製の観覧席を建設しているんだ。だいぶ出来上がってきたね。澤本先生に話を聞いてみたら、来週で完成させて手すりをつけるんだって。今はグラウンドの端にひとつだけだけど、来年の1年生も建設する。10年後にはグルッとグラウンド1周、大観覧席の完成!となるといいなぁ。
2009年2月9日(月)
今日は、製造学科3年の井上先輩が弓道をやっていたんで、ちょっと見学したんだ。大学キャンパス内のテニスコートのとなりにある弓道場は、前にもちょっと紹介したけど、銅葺き屋根の立派な的場があって、この的場、弓道部の初代部長が卒業制作で建設したものなんだ。井上先輩としても自慢みたいだ。「精神を一点に集中して矢を放つことで、ストレスも一緒に飛んでいくんだ。弓道はいいよ。」って話してくれた。僕はといえば、雑念だらけだから・・・今度先輩に手ほどきしてもらおうかな。
2009年2月12日(木)
今日は、3年の先輩たちが就職活動のための模擬面接をやっていたんだ。僕も参考のため、学生課の方に頼んで覗かせてもらったんだ。面接指導のプロの方が、実際の面接試験を想定しながら受答えのポイントや、アピール方法などを伝授してたよ。きっと就職活動に役立つだろうし、何より自信がつくよね。先輩たち、メモとってたから、たぶん帰りの電車の中とかで読み返したりするんだろうな。
今日から学生は春休みなんですけど、僕はバイトも休みなので、大学の図書館で埼玉県や行田市の地図などを見ていたんだ。大学4年間のうちに、せっかくだから、大学のある埼玉県や行田市の史跡とか見どころをまわりたいと思っているんだ。 午後2時ころ、何やら放送があって、大学の教職員の方々が中央棟の前に集り出したんで、何事かと思って見ていたら、なんと「消防訓練」。消防署の方の指導で放水まで行っていました。授業がない時も、教職員の方々はいろんな事してるんだね。安全第一を考えてくれてるんだな。
建設学科2年の実習、RC構図物仕上げでつくったコンクリート作品が体育館の前に並べられたので、見てきました。子供用の遊具や、ゴミステーション、灰皿、オブジェなど、様々な作品が並んでいました。バラエティに富んでて、けっこう面白いな。ちなみに、ゴミステーションは、毎年近隣の自治会に寄贈され、その地区のゴミ集積所として活躍しているんだって。今年はどこの自治会にもらわれて行くんだろう。
今日は、体育館で技能検定(建築大工)2級の試験が行われていたんだ。およそ50名が受検。「ものつくり大」建設学科からも12名が試験に挑んでいるんだ。日頃の実習で培った技能を生かして、落ち着いてやれば絶対大丈夫。体育館には、木を削る音、金づちの音だけが響いてる。みんな頑張れ。