ものつくり大学の1年 ― もっくん日記
ものつくり大学の1年を、もっくん日記」と題し、学生の見た目で紹介していきます。学生は1年間 の大学生活で色々な活動に参加し、成長していきます。ぜひ、その様子をご覧ください。 随時書き溜めたものを、毎月更新していきますので、よろしくお願いします。
今日は、地元行田市のさきたま古墳群に行って来たんだ。さきたま古墳は以前にも紹介したけど、数多くの古墳が点在し、現在は世界遺産を目指して周辺の整備が進められている。中でも有名なのが稲荷山古墳と丸墓山だ。稲荷山古墳は金文字が象嵌された史料価値の高い鉄剣が出土し、日本史の教科書にも載ってる。丸墓山は日本最大の円墳とも言われ、頂上の標高は行田市で一番高く、「のぼうの城」で有名になった忍城の水攻めの際には、石田三成が本陣を置いたところだ。 さて、その歴史的場所で今日は「さきたま火祭り」というお祭りがあったんだ。たくさんのテントが立ち並び、出店やフリーマーケットが行われてた。そして、なんと、「ものつくり大」のテントも!工作教室だ。木製の筆箱づくり。しかも完成品にはタイルで飾り付けもできる。これは、「ものつくり大」の同窓会主催なんだって。卒業生の有志がボランティアで出店。ものづくりの楽しさを広めてくれているんだ。卒業生たち頑張ってるね。たくさんの子どもたちが真剣に作ってたよ。
2010年5月13日(木)
今日は、庄山会長と上田知事の対談が行われたんだって。場所は、埼玉県庁の知事室。当然僕ら学生たちは、その場にいたわけじゃないから詳しい内容は分からないんだけど、「ものつくり大」の学生としてはモチベーションが上がるよね。今年の卒業生も約3割の先輩が地元埼玉県の優良企業に就職してるんだ。僕らは、「ものつくり大」で学んでいるわけだから、埼玉県の産業がますます発展するよう、貢献していかなきゃ。対談の内容は、6月1日の埼玉新聞に掲載されるんだって。楽しみ。
今日は、建設学科の1年生が地元行田市の「蔵めぐりスタンプラリー」に参加してたので、僕も一緒に蔵めぐり。行田市には、たくさん蔵が残っていて、最近は再利用が進んで、ギャラリーやお店になってたりするんだ。去年も紹介したけど、建設学科の1年生はただ蔵をめぐっているわけじゃないよ。授業の一環だ。蔵のスケッチをしたり、蔵の再利用を考えたりして、レポートにまとめるんだ。地元行田の歴史的建物がすばらしい教材になってるってことだね。1年生たち、がんばって。
今日は、授業風景をちょっとだけ紹介しちゃいます。まずは、製造の組み込みシステム。ビチャイ先生の授業だ。ソフトウェア開発の基本。ソフトウェア関連の企業に就職しようとしている人もいるよね。みんな真剣に授業を受けてたよ。 建設学科では、大島先生が基礎設計の授業をやってた。みんな、先生に質問しながら、デザインの構想を膨らませていたよ。自分が設計したデザインが、模型になり、実際の建築物になったら感動だよね。