Message -メッセージ-

主に住宅の省エネ、快適性、耐久性(湿害の抑制)の向上について研究を行っています。
私は長く住宅生産の業務に従事してきました。
現場や様々な活動を通して感じたことは、
現業には建築環境工学の知識を活かした設計や施工のできる人が少ないということです。
これからの建築は、その地域の環境的なポテンシャルを最大限に活かし、
使用するエネルギーを最小にする「ものつくり」が重要になります。
私はそのような「ものづくり」ができる人材の育成に、学内外の活動を通して貢献していきたいと考えています。
研究においては、現場で起きている現象を大切にして、
現場での測定・調査を基にした解析を行い、設計や施工にフィードバックしていきたいと考えています。
学生には実際の環境の体感や計測値を通して、
環境工学の重要性と知識を身につけ、
本学の理念でもある知識と設計・施工の実践力を備えたテクノロジストになってもらいたいと思っています。

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