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#4年生

  • フラワーデザインアートで駅利用者をHAPPYに!

    デザインフェスタ等への展示製作活動を行っている、ものつくりデザイナーズプロジェクト「MDP」は、鴻巣市と鴻巣市観光協会から依頼を受け、地域の魅力発信を目的にしたフラワーデザインアートを制作しました。 2021年度は鴻巣高校、鴻巣女子高校の美術部と協力してJR高崎線鴻巣駅に制作し、2022年度は吹上秋桜高校の美術部も加わり、JR高崎線吹上駅に制作しました。作品は現在も両駅舎を彩っています。 吹上駅のフラワーデザインアートを制作した当時、リーダーだった松本拓樹さん(総合機械学科4年、上記写真右)と、新リーダーの内田颯さん(情報メカトロニクス学科2年、上記写真左)に作品制作について伺いました。 フラワーデザインアートについて 【内田】私たちが手がけるフラワーデザインアートを町おこしの一助にしたいというのが一番の思いでした。そして、鴻巣、吹上の代表的な花や、コウノトリなどを取り入れて華やかにしたい。そういう思いを作品に込めました。吹上駅の作品は、吹上の代表的な花であるコスモスをふんだんに取り入れました。北口、南口の欄間に飾った作品にはその出口にある象徴的な風景を取り入れて、パッと見て方角が分かるように意識しました。北口には元荒川の桜並木を、南口には荒川に架かる水管橋をデザインしています。 【松本】関係者全体の会議で、以前の吹上駅は「北口」「南口」の表示が見づらかったので、大きく表示したいという意見から、北口、南口にある風景を絵にすれば直感的に分かりやすくなるのではという意見が出てデザインが決まっていきました。 デザイン検討の打合せ   南口の欄間に飾られている作品   北口の欄間に飾られている作品 制作過程について 【松本】私たちMDPは、ディレクターとして高校生たちが描いた絵をまとめていきました。一昨年の鴻巣駅の時は、高校の美術部にはレイアウトまでは考えてもらっていませんでした。今回の吹上駅は吹上秋桜高校も加わったこともあり、北口と南口に飾る絵については、各高校からどんな雰囲気で作りたいのか分かるように、ある程度のレイアウト案を考えてもらいました。その上で、3校の美術部には、自由に絵を描いてくださいとお願いしました。 【内田】高校生が紙に描いた絵を一枚一枚、私たちがスキャンしてデータ化しました。白地に描かれている背景を透過して、描かれた花をコピーして反転させたりして、見ていて飽きないように配慮しながらレイアウトしていきました。北口の桜についても、一枚の絵からピンクや白で濃淡をつけてランダムに配置しています。単調にならないように加工したのが特に苦労したところです。 【松本】北口の絵は、高校生から提案されたレイアウトが想定より小さかったんです。そのままでは、絵がスペースの半分もいかないくらいで終わってしまうので、不自然にならない程度に引き伸ばしました。空白を埋めるために桜を多くしたり、最初のレイアウトには無かった灰色のグラデーションを加えたりして整えました。改札を出て左手の柱に飾った作品は、3校に描いてもらった花を私たちでレイアウトしました。この作品は作業量が多く、特に大変でした。四季をイメージして柱を飾るということは決まっていましたが、柱が細いのでどうやって四季を並べるか苦心しました。4面を1面ずつ四季にして並べる案などが出ましたが、最終的に螺旋で四季が流れていくようなデザインになりました。下の方は春をイメージしてパンジーを並べ、真ん中あたりは夏をイメージして向日葵を配置しています。柱に貼る時は、一面全部に絵を描いた状態で柱に巻くことになっていたので、両側の絵が揃うように処理をしています。   改札付近の柱の作品 【内田】窓に貼ったイラストは、当初はステンドグラス風にする予定でしたが、それでは光が遮られてしまい、駅構内が暗くなってしまうため実現できませんでした。イラストの線が細すぎると目立たないし、色をつけると光を遮ってしまうし、折り合いをつけるのに苦労しました。最終的には色の無い線画に落ち着きましたが、できれば色をつけたかったなと思います。普段のプロジェクトの活動であれば、発想を広げることを重視して好きなように作れますが、今回のように公共の場に飾る作品となると様々な制約があることが分かり勉強になりました。       鴻巣女子高校の作品     鴻巣高校の作品     吹上秋桜高校の作品 【内田】今回、作業量が多かったのですが、前例があるというのは非常に助かりました。絵をスキャンしてデータに取り込む方法などは先輩が資料として残してくれていたから作業を効率的に進めることができました。作業は手順どおりにやればできたのですが、鴻巣駅より作業量が多かったため、その作業を一つひとつ終わらせていくことが大変でした。 【松本】鴻巣駅の作品は自由通路の両側に作品を展示していて、一枚の絵を分割して作りました。しかし、吹上駅では絵を3枚制作し、窓に貼るシールの制作もあり、複数の作業になりました。さらに、制作時期が高校の文化祭や私たちの碧蓮祭と重なっていました。高校生も私たちも文化祭で展示する作品の制作もあったので、フラワーデザインアートの制作スケジュールが圧迫されていました。高校生は期末テストもあり、その時期は打合せに参加できない高校生もいたから、意見をまとめたくても思うようにいかないことがありました。   鴻巣駅自由通路に飾られている作品①   鴻巣駅自由通路に飾られている作品② フラワーデザインアートの見どころ 【内田】やっぱり、改札付近の柱の作品です。春夏秋冬をできる限り表現して、どの方向から見ても楽しめるようにレイアウトを考えたので、一周ぐるりと回って見ていただきたいです。この柱は3校が描いた絵でできています。絵のタッチが花によって違っていますが統一感を出せたと思います。それから、欄間に描かれている水管橋や元荒川の桜は、その方向に降りれば現物がありますから、ぜひ見に行っていただきたいです。 【松本】実は、北口の絵にものつくり大学を描くという案もありましたが、コンセプトがフラワーデザインアートだっため人工物より花をたくさん入れたいということもあり、ボツになりました。 【内田】制作中は、見ていて飽きない作品にするということを大切にしていました。町おこしとして協力させていただいているので、デザインに偏りが出ないようにすることも気をつけていました。現場では制約が多く、最初の構想と変わってしまい、断念したこともあるので、もっと華やかにできたという思いはあります。その中で、最善策を探して調整しなくてはならないということが分かりました。きっと、社会に出ても同じようなことは多々あると思いますが一足先に学べました。 【松本】大学でも授業やプロジェクトの活動で展示作品を作りますが、公共の場に展示され、なおかつ大規模な作品の制作に携わったことはありませんでしたから、すごい経験をさせていただいたと思います。それに、MDPだけではなく、鴻巣市の方々や高校生が関わっていて、スケジュールが厳しい中で無事に完成させることができ、リーダーとして安心しました。 【内田】私たちの通常の活動は、個人の自主的な活動が多いので、人をまとめて作業を進めるのは大変でした。だからこそ、プロジェクトとして一丸となって一つの大きな作品を作るというのは新鮮でしたし、皆でものを作る大切さを感じました。学内で限られた人だけに見られる作品と、不特定多数の人の目に触れる作品では達成感が違いました。両駅を利用している市民の方々に少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。フラワーデザインアートは鴻巣駅と吹上駅の2か所で終わってしまいましたが、リーダーを引き継いだ今、共通目標が無くなってしまったので、皆が団結できるようなものを作れないか模索しているところです。目標があると達成するための意志というか、やる気が湧いてくるから、それでプロジェクトが活発になると良いなと思っています。 関連リンク   ・ものつくりデザイナーズプロジェクト「MDP」WEBページ・情報メカトロニクス学科WEBページ

  • 【学生による授業レポート #2】受講後もSA(スチューデント・アシスタント)を通じて深める学び

    第2回「学生による授業レポート」をお届けします。今回は建設学科4年の杉山一輝さんが「鋼構造物施工および実習」を紹介します。杉山さんは2年次に「鋼構造物施工および実習」を受講して、4年次ではSA(スチューデント・アシスタント)として実習の運営をサポートしました。学生とSAの両方の視点からのレポートをお届けします。(学年は記事執筆当時) 「鋼構造物施工および実習」について 「鋼構造物施工および実習」は、鋼構造の躯体モデルとして鉄骨部材で構成されたシステム建築を施工する工程を通じて、鋼構造部材の組み立てを中心とした施工管理を学びます。高力ボルトなどの締付け管理や母屋、胴縁などのボルトによる施工要領について学び、筋交いやサグロッドなどの2次部材の役目や施工方法を習得します。 システム建築の特徴 この実習は、株式会社横河システム建築から鉄骨などの部材を提供いただくとともに、社員の方に非常勤講師として来ていただき行われています。横河システム建築は、業界トップシェアを誇るシステム建築と、国内外の大型開閉スタジアムやハワイ天文台のすばる望遠鏡大型シャッター装置など、様々な用途の大型可動建築物を提供する建築製品のトップメーカーです。 システム建築とは、建物を構成する部材を「標準化」することにより、「建築生産プロセス」をシステム化し、商品化した建築です。工場・倉庫・物流施設・店舗・スポーツ施設・最終処分場等に適した建築工法で、建設のうえで想定される検討事項・仕様が予め標準化されているので高品質でありながら、短工期・低価格を実現しています。(株式会社横河システム建築HPより引用:https://www.yokogawa-yess.co.jp/yess01/feature) 完成写真 苦労した点、勉強になった点 2年生で受講した時は、システム建築、鉄骨造と聞いてもイメージが全然湧きませんでした。図面を見て理解するにも時間がかかって施工するにもいろいろ苦労しました。しかし、世の中の鉄骨造の建築物(特に工場・倉庫)はどのように施工されているのかを細かな部分まで実習を通して知ることができ、完成に近づくほど楽しく、面白く感じました。「システム建築」がどのような事なのかも学ぶことができました。 図面確認 3年生になり、SA(スチューデント・アシスタント、以下SA)になってからは、受講生に質問されてもしっかり答えられるように図面をよく確認したり、作業内容を熟知するようにして事前準備をしていました。現場は予定通りにいかないことが多いので臨機応変に対応していくのが大変でした。SAとして、また実習に参加することで、受講当時に分からなかったことが理解できるようになったり、新たな疑問点は見つかったり、毎回の実習が充実していたので参加できて良かったと思います。 SAとして工夫した点 就職活動では、株式会社横河システム建築から内定をいただいたということもあり、SAを2年間経験させてもらっています。一般的にSAという立場は、受講生のサポート役として参加しますが、この実習では規模が大きいということもあり、SAが率先して受講生をまとめています。受講生では危険な作業が少々あり、SAがやらなくてはいけない作業があったりするからです。 工夫したことは、その場その場でいろいろとあります。教授・非常勤講師の打ち合わせに参加して、実習で使用する工具類の確認、授業の流れを把握したりして受講生がスムーズに実習できるように環境づくりを行いました。また、複数人いるSAの中でリーダーでもあったので指示を出したり、自身の分からないことはすぐに非常勤講師に質問して対応できるようにしていました。 SAによる柱設置作業 原稿建設学科4年 杉山 一輝(すぎやま かずき) 関連リンク ・【学生による授業レポート】ジジジジッ、バチバチッ・・・五感で学ぶ溶接技術・建設学科WEBページ

  • 目指すはベトナムと日本の架け橋。いつか強みを生かして、新たなキャリアにステップアップしたい

    ベトナム出身のヴ―・ディン・ズーンさん(総合機械学科4年生)は、中学時代よりテレビで知った日本文化や日本社会に親しみを持ち、また有形の製品を扱い、「自身の仕事が形になっている」という実感を得られる日本の製造業に大きな期待や希望を抱いていました。 3年間の日本語学習を経て、ものつくり大学へ入学。2023年度4月からは日本での就業をスタートさせます。留学生だから感じる様々な課題を持ち前の明るさと好奇心で乗り越えてきたズーンさんの今後の目標や夢はなにか。後輩へのメッセージと共にお届けします。 ベトナム社会の発展に尽力されているホエ先生との出会い ベトナム、ホーチミン市にあるドンズー日本語学校のグエン・ドク・ホエ先生との出会いが、日本に留学するきっかけとなりました。ホエ先生は、国費留学生として1959年から74年まで、京都大学と東京大学大学院に在籍していた方で、帰国後、独自の日本語学習法をベトナム人向けに編み出し、約30年で2千人以上を日本に留学させてきた方です。一貫して日本語の普及に尽力してきた功績が認められて、2019年には日本政府から外務大臣表彰、2021年には外国人叙勲で旭日小綬章を受章されています。それほど素晴らしい先生です。 私の実家はハノイから約150キロ離れたところですが、ホエ先生は各地の高校を訪ねて優秀な学生にドンズーで日本語を勉強し留学しないかと進めていました。ベトナムでは農業が主で、大きな機械を使った製造業はハード&ソフト共に後れていました。テレビで見た日本の機械の優秀さや頑丈さに感心して、もともと中学時代に日本の歴史や文化に親しみがあり、製造業に興味があったので、いずれは留学したいと思っていました。それでホエ先生の学校で日本語を学んでから、来日して日本語学校で2年経過してから、ものつくり大学総合機械学科へ入学しました。 日本語を学んできたとはいえ、入学してから多くの日本の友人や知り合いを作ることで、ようやく日本語が堪能になっていきました。人見知りしない性格なので、どんどん興味あることに飛び込んでいったのです。しかし、筆記試験には苦戦しました。読み書きはもちろん出来るのですが、漢字圏の外国人の方に比べると不利かな・・・と。そこが苦労した点ですね。 とにかくモノをいじりまわし、作り上げることが好き 大学では、フライス盤、旋盤など工作機械を使えるようになり、資格を取得しながら学んできました。機械システムと電気システムおよび情報システムの搭載されているコンピュータシステムも学び、ハードウェアとソフトウェア、両面の開発も学んできました。卒業研究では『インピーダンスマッチングを考慮に入れた人力発電装置』という題目で取組み、成果発表を行いました。これはキックボードの普及に向けた充電器の需要が高まっている現状で、自分で自分のキックボードを充電できる設備があれば誰でも楽に発電することができると考えました。 インピーダンスとは、回路と回路を伝送路で結ぶとき、回路のインピーダンスが異なると、信号電流の一部が反射されてノイズとなったり、出力が低下したりします。この不整合を解消するのがインピーダンスマッチングです。そのことを考慮しながら、人力による発電機の開発に取り組みました。ペダル的なものを漕いで、発電させるもので、負荷もかけられるので軽い運動にも最適です。そのため強度が重要でした。また100ボルトのコンセントも設置して、スマホ充電器にも活用でき、アウトドアや災害時などでも運動を兼ねて使用することができるように開発しました。自分で言うのもなんですが、発想は面白いと思っています。 また学業以外の活動では、チューターをしていました。4年生ではスチューデントアシスタント(SA)。留学生のための国際交流サークルやバドミントンサークルに入っていました。 人が好き!出会った人との距離をもっともっと近くへ!! プライベートではスピーカーを製作したり、オートバイを改装したりして楽しんでいます。しかも完成はないので、永遠に作業をして常にアップロードしています。製作したスピーカーでは、母国ベトナムの音楽を聴いています。改装したオートバイに乗車して仲間たち4人と静岡へツーリングに行きました。ツーリングは楽しかったですが、残念ながら車検切れで今は乗っていません。思い返せば、「ものづくり」に励んできた4年間でした。性格なので、これからもきっとやめられないんでしょうね(笑)。 また、ベトナムフェスティバル in 神奈川の実行委員として活動。同じ川崎市で多文化共生推進事業活動やベトナム支援会で活動しています。神奈川県では県内に暮らすベトナム人や訪日ベトナム人観光客が増加していて、将来にわたる両地域の継続的な成長と発展を図っています。その一助になればと活動しています。 それから日本ボビナム協会の会員になって活動をしています。ボビナムとはベトナムで生まれ、世界60カ国に広がる総合武術です。加盟国はアジア各国はもちろん、ヨーロッパ、中東、オーストラリア、アフリカ、アメリカと全世界に広がりをみせています。創始者グェン・ロックさんにより1938年に設立。東洋の中国拳法、古武術などと西洋のレスリング、キックボクシングなどがベトナム人によって研究、分析され、練り上げられた、個性的かつ合理的な総合武術です。これまでに上野公園で行われたベトナムフェスティバルや靖国神社奉納演舞などに参加して、身に付けた技を見ていただいています。ドンチャンと呼ばれる美しい足技の数々も、ボビナムの特色です。日本でも技の名前や用語などはベトナム語を使い、ベトナムで培われた文化と精神を尊重しています。 このように性格はアクティブでアグレッシブです。とにかく人が好きです。人とかかわりを持つことが楽しいです。一対一でも複数でもOKです。出会ってからお互いの距離が縮まることが嬉しいです。もっともっと距離感を縮めて、一緒に人生を楽しみたい気持ちが強いです。人から向上心、好奇心が旺盛だね、とよく言われます。自分でもそう思いますし、素晴らしい長所だと思っています。これが個性ですね。他の人も、様々な素晴らしい個性をお持ちなので、そうした出会いをもっともっと、この日本で経験したいと思っています。 大好きだった日本―来日をきっかけに日本で働きたいと強く思った 卒業後は日本企業に従事します。いずれは母国と製造業の可能性を幅広く事業展開出来たら一番嬉しいですし、将来的にそこに関わりたいと思っています。ベトナムはとても成長していける国でもあるので、これから何年かかけて学ぶことを糧にして、母国のベトナムだけでなく、日本と海外の架け橋になりたいとも思っています。 まずは両国の橋渡しができる人物になりたいと大きな夢を抱いていますし、すごく自分に期待しています。そして自分のことだけでなく、社会のためを思うこと、そして未来の指導者として両国で頑張りたいです。ですので、ホームは日本でもベトナムでもどちらでもよいと思っています。諦めずに、いつか必ず乗り越えられる、今じゃなければ明日がある、ゴールとなる日が必ず来ると信じていれば乗り越えられると思っています。何が必要なのか、何をすべきなのか考えることも多くあり、いろいろな対応を求められると思いますが、逆にそれは嬉しいです。外国人だから、若いからとか一切関係なく、意見や考えを取り入れてもらえたり、毎日違うことをやることで成長できると信じています。 後輩たちには、目的を持って留学しないとダメと言いたいです。日本語を学ぶことも、大学の学修も、日本社会へ溶け込むことも、ぜんぶ夢や目的のためでないと続きません。色々な方のサポートを受けて、それを感謝し、成果でお応えする。そうした考えを持って、日々研鑽することがとても重要だと思います。 皆さん、私に続いてください。わからなければ、私に声かけてくださいね。それでは、 Anh đợi em( アン ドイ エン)! 関連リンク ・情報メカトロニクス学科WEBページ

  • フラワーデザインアートで駅利用者をHAPPYに!

    デザインフェスタ等への展示製作活動を行っている、ものつくりデザイナーズプロジェクト「MDP」は、鴻巣市と鴻巣市観光協会から依頼を受け、地域の魅力発信を目的にしたフラワーデザインアートを制作しました。 2021年度は鴻巣高校、鴻巣女子高校の美術部と協力してJR高崎線鴻巣駅に制作し、2022年度は吹上秋桜高校の美術部も加わり、JR高崎線吹上駅に制作しました。作品は現在も両駅舎を彩っています。 吹上駅のフラワーデザインアートを制作した当時、リーダーだった松本拓樹さん(総合機械学科4年、上記写真右)と、新リーダーの内田颯さん(情報メカトロニクス学科2年、上記写真左)に作品制作について伺いました。 フラワーデザインアートについて 【内田】私たちが手がけるフラワーデザインアートを町おこしの一助にしたいというのが一番の思いでした。そして、鴻巣、吹上の代表的な花や、コウノトリなどを取り入れて華やかにしたい。そういう思いを作品に込めました。吹上駅の作品は、吹上の代表的な花であるコスモスをふんだんに取り入れました。北口、南口の欄間に飾った作品にはその出口にある象徴的な風景を取り入れて、パッと見て方角が分かるように意識しました。北口には元荒川の桜並木を、南口には荒川に架かる水管橋をデザインしています。 【松本】関係者全体の会議で、以前の吹上駅は「北口」「南口」の表示が見づらかったので、大きく表示したいという意見から、北口、南口にある風景を絵にすれば直感的に分かりやすくなるのではという意見が出てデザインが決まっていきました。 デザイン検討の打合せ   南口の欄間に飾られている作品   北口の欄間に飾られている作品 制作過程について 【松本】私たちMDPは、ディレクターとして高校生たちが描いた絵をまとめていきました。一昨年の鴻巣駅の時は、高校の美術部にはレイアウトまでは考えてもらっていませんでした。今回の吹上駅は吹上秋桜高校も加わったこともあり、北口と南口に飾る絵については、各高校からどんな雰囲気で作りたいのか分かるように、ある程度のレイアウト案を考えてもらいました。その上で、3校の美術部には、自由に絵を描いてくださいとお願いしました。 【内田】高校生が紙に描いた絵を一枚一枚、私たちがスキャンしてデータ化しました。白地に描かれている背景を透過して、描かれた花をコピーして反転させたりして、見ていて飽きないように配慮しながらレイアウトしていきました。北口の桜についても、一枚の絵からピンクや白で濃淡をつけてランダムに配置しています。単調にならないように加工したのが特に苦労したところです。 【松本】北口の絵は、高校生から提案されたレイアウトが想定より小さかったんです。そのままでは、絵がスペースの半分もいかないくらいで終わってしまうので、不自然にならない程度に引き伸ばしました。空白を埋めるために桜を多くしたり、最初のレイアウトには無かった灰色のグラデーションを加えたりして整えました。改札を出て左手の柱に飾った作品は、3校に描いてもらった花を私たちでレイアウトしました。この作品は作業量が多く、特に大変でした。四季をイメージして柱を飾るということは決まっていましたが、柱が細いのでどうやって四季を並べるか苦心しました。4面を1面ずつ四季にして並べる案などが出ましたが、最終的に螺旋で四季が流れていくようなデザインになりました。下の方は春をイメージしてパンジーを並べ、真ん中あたりは夏をイメージして向日葵を配置しています。柱に貼る時は、一面全部に絵を描いた状態で柱に巻くことになっていたので、両側の絵が揃うように処理をしています。   改札付近の柱の作品 【内田】窓に貼ったイラストは、当初はステンドグラス風にする予定でしたが、それでは光が遮られてしまい、駅構内が暗くなってしまうため実現できませんでした。イラストの線が細すぎると目立たないし、色をつけると光を遮ってしまうし、折り合いをつけるのに苦労しました。最終的には色の無い線画に落ち着きましたが、できれば色をつけたかったなと思います。普段のプロジェクトの活動であれば、発想を広げることを重視して好きなように作れますが、今回のように公共の場に飾る作品となると様々な制約があることが分かり勉強になりました。       鴻巣女子高校の作品     鴻巣高校の作品     吹上秋桜高校の作品 【内田】今回、作業量が多かったのですが、前例があるというのは非常に助かりました。絵をスキャンしてデータに取り込む方法などは先輩が資料として残してくれていたから作業を効率的に進めることができました。作業は手順どおりにやればできたのですが、鴻巣駅より作業量が多かったため、その作業を一つひとつ終わらせていくことが大変でした。 【松本】鴻巣駅の作品は自由通路の両側に作品を展示していて、一枚の絵を分割して作りました。しかし、吹上駅では絵を3枚制作し、窓に貼るシールの制作もあり、複数の作業になりました。さらに、制作時期が高校の文化祭や私たちの碧蓮祭と重なっていました。高校生も私たちも文化祭で展示する作品の制作もあったので、フラワーデザインアートの制作スケジュールが圧迫されていました。高校生は期末テストもあり、その時期は打合せに参加できない高校生もいたから、意見をまとめたくても思うようにいかないことがありました。   鴻巣駅自由通路に飾られている作品①   鴻巣駅自由通路に飾られている作品② フラワーデザインアートの見どころ 【内田】やっぱり、改札付近の柱の作品です。春夏秋冬をできる限り表現して、どの方向から見ても楽しめるようにレイアウトを考えたので、一周ぐるりと回って見ていただきたいです。この柱は3校が描いた絵でできています。絵のタッチが花によって違っていますが統一感を出せたと思います。それから、欄間に描かれている水管橋や元荒川の桜は、その方向に降りれば現物がありますから、ぜひ見に行っていただきたいです。 【松本】実は、北口の絵にものつくり大学を描くという案もありましたが、コンセプトがフラワーデザインアートだっため人工物より花をたくさん入れたいということもあり、ボツになりました。 【内田】制作中は、見ていて飽きない作品にするということを大切にしていました。町おこしとして協力させていただいているので、デザインに偏りが出ないようにすることも気をつけていました。現場では制約が多く、最初の構想と変わってしまい、断念したこともあるので、もっと華やかにできたという思いはあります。その中で、最善策を探して調整しなくてはならないということが分かりました。きっと、社会に出ても同じようなことは多々あると思いますが一足先に学べました。 【松本】大学でも授業やプロジェクトの活動で展示作品を作りますが、公共の場に展示され、なおかつ大規模な作品の制作に携わったことはありませんでしたから、すごい経験をさせていただいたと思います。それに、MDPだけではなく、鴻巣市の方々や高校生が関わっていて、スケジュールが厳しい中で無事に完成させることができ、リーダーとして安心しました。 【内田】私たちの通常の活動は、個人の自主的な活動が多いので、人をまとめて作業を進めるのは大変でした。だからこそ、プロジェクトとして一丸となって一つの大きな作品を作るというのは新鮮でしたし、皆でものを作る大切さを感じました。学内で限られた人だけに見られる作品と、不特定多数の人の目に触れる作品では達成感が違いました。両駅を利用している市民の方々に少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。フラワーデザインアートは鴻巣駅と吹上駅の2か所で終わってしまいましたが、リーダーを引き継いだ今、共通目標が無くなってしまったので、皆が団結できるようなものを作れないか模索しているところです。目標があると達成するための意志というか、やる気が湧いてくるから、それでプロジェクトが活発になると良いなと思っています。 関連リンク   ・ものつくりデザイナーズプロジェクト「MDP」WEBページ・情報メカトロニクス学科WEBページ

  • 【学生による授業レポート #2】受講後もSA(スチューデント・アシスタント)を通じて深める学び

    第2回「学生による授業レポート」をお届けします。今回は建設学科4年の杉山一輝さんが「鋼構造物施工および実習」を紹介します。杉山さんは2年次に「鋼構造物施工および実習」を受講して、4年次ではSA(スチューデント・アシスタント)として実習の運営をサポートしました。学生とSAの両方の視点からのレポートをお届けします。(学年は記事執筆当時) 「鋼構造物施工および実習」について 「鋼構造物施工および実習」は、鋼構造の躯体モデルとして鉄骨部材で構成されたシステム建築を施工する工程を通じて、鋼構造部材の組み立てを中心とした施工管理を学びます。高力ボルトなどの締付け管理や母屋、胴縁などのボルトによる施工要領について学び、筋交いやサグロッドなどの2次部材の役目や施工方法を習得します。 システム建築の特徴 この実習は、株式会社横河システム建築から鉄骨などの部材を提供いただくとともに、社員の方に非常勤講師として来ていただき行われています。横河システム建築は、業界トップシェアを誇るシステム建築と、国内外の大型開閉スタジアムやハワイ天文台のすばる望遠鏡大型シャッター装置など、様々な用途の大型可動建築物を提供する建築製品のトップメーカーです。 システム建築とは、建物を構成する部材を「標準化」することにより、「建築生産プロセス」をシステム化し、商品化した建築です。工場・倉庫・物流施設・店舗・スポーツ施設・最終処分場等に適した建築工法で、建設のうえで想定される検討事項・仕様が予め標準化されているので高品質でありながら、短工期・低価格を実現しています。(株式会社横河システム建築HPより引用:https://www.yokogawa-yess.co.jp/yess01/feature) 完成写真 苦労した点、勉強になった点 2年生で受講した時は、システム建築、鉄骨造と聞いてもイメージが全然湧きませんでした。図面を見て理解するにも時間がかかって施工するにもいろいろ苦労しました。しかし、世の中の鉄骨造の建築物(特に工場・倉庫)はどのように施工されているのかを細かな部分まで実習を通して知ることができ、完成に近づくほど楽しく、面白く感じました。「システム建築」がどのような事なのかも学ぶことができました。 図面確認 3年生になり、SA(スチューデント・アシスタント、以下SA)になってからは、受講生に質問されてもしっかり答えられるように図面をよく確認したり、作業内容を熟知するようにして事前準備をしていました。現場は予定通りにいかないことが多いので臨機応変に対応していくのが大変でした。SAとして、また実習に参加することで、受講当時に分からなかったことが理解できるようになったり、新たな疑問点は見つかったり、毎回の実習が充実していたので参加できて良かったと思います。 SAとして工夫した点 就職活動では、株式会社横河システム建築から内定をいただいたということもあり、SAを2年間経験させてもらっています。一般的にSAという立場は、受講生のサポート役として参加しますが、この実習では規模が大きいということもあり、SAが率先して受講生をまとめています。受講生では危険な作業が少々あり、SAがやらなくてはいけない作業があったりするからです。 工夫したことは、その場その場でいろいろとあります。教授・非常勤講師の打ち合わせに参加して、実習で使用する工具類の確認、授業の流れを把握したりして受講生がスムーズに実習できるように環境づくりを行いました。また、複数人いるSAの中でリーダーでもあったので指示を出したり、自身の分からないことはすぐに非常勤講師に質問して対応できるようにしていました。 SAによる柱設置作業 原稿建設学科4年 杉山 一輝(すぎやま かずき) 関連リンク ・【学生による授業レポート】ジジジジッ、バチバチッ・・・五感で学ぶ溶接技術・建設学科WEBページ

  • 目指すはベトナムと日本の架け橋。いつか強みを生かして、新たなキャリアにステップアップしたい

    ベトナム出身のヴ―・ディン・ズーンさん(総合機械学科4年生)は、中学時代よりテレビで知った日本文化や日本社会に親しみを持ち、また有形の製品を扱い、「自身の仕事が形になっている」という実感を得られる日本の製造業に大きな期待や希望を抱いていました。 3年間の日本語学習を経て、ものつくり大学へ入学。2023年度4月からは日本での就業をスタートさせます。留学生だから感じる様々な課題を持ち前の明るさと好奇心で乗り越えてきたズーンさんの今後の目標や夢はなにか。後輩へのメッセージと共にお届けします。 ベトナム社会の発展に尽力されているホエ先生との出会い ベトナム、ホーチミン市にあるドンズー日本語学校のグエン・ドク・ホエ先生との出会いが、日本に留学するきっかけとなりました。ホエ先生は、国費留学生として1959年から74年まで、京都大学と東京大学大学院に在籍していた方で、帰国後、独自の日本語学習法をベトナム人向けに編み出し、約30年で2千人以上を日本に留学させてきた方です。一貫して日本語の普及に尽力してきた功績が認められて、2019年には日本政府から外務大臣表彰、2021年には外国人叙勲で旭日小綬章を受章されています。それほど素晴らしい先生です。 私の実家はハノイから約150キロ離れたところですが、ホエ先生は各地の高校を訪ねて優秀な学生にドンズーで日本語を勉強し留学しないかと進めていました。ベトナムでは農業が主で、大きな機械を使った製造業はハード&ソフト共に後れていました。テレビで見た日本の機械の優秀さや頑丈さに感心して、もともと中学時代に日本の歴史や文化に親しみがあり、製造業に興味があったので、いずれは留学したいと思っていました。それでホエ先生の学校で日本語を学んでから、来日して日本語学校で2年経過してから、ものつくり大学総合機械学科へ入学しました。 日本語を学んできたとはいえ、入学してから多くの日本の友人や知り合いを作ることで、ようやく日本語が堪能になっていきました。人見知りしない性格なので、どんどん興味あることに飛び込んでいったのです。しかし、筆記試験には苦戦しました。読み書きはもちろん出来るのですが、漢字圏の外国人の方に比べると不利かな・・・と。そこが苦労した点ですね。 とにかくモノをいじりまわし、作り上げることが好き 大学では、フライス盤、旋盤など工作機械を使えるようになり、資格を取得しながら学んできました。機械システムと電気システムおよび情報システムの搭載されているコンピュータシステムも学び、ハードウェアとソフトウェア、両面の開発も学んできました。卒業研究では『インピーダンスマッチングを考慮に入れた人力発電装置』という題目で取組み、成果発表を行いました。これはキックボードの普及に向けた充電器の需要が高まっている現状で、自分で自分のキックボードを充電できる設備があれば誰でも楽に発電することができると考えました。 インピーダンスとは、回路と回路を伝送路で結ぶとき、回路のインピーダンスが異なると、信号電流の一部が反射されてノイズとなったり、出力が低下したりします。この不整合を解消するのがインピーダンスマッチングです。そのことを考慮しながら、人力による発電機の開発に取り組みました。ペダル的なものを漕いで、発電させるもので、負荷もかけられるので軽い運動にも最適です。そのため強度が重要でした。また100ボルトのコンセントも設置して、スマホ充電器にも活用でき、アウトドアや災害時などでも運動を兼ねて使用することができるように開発しました。自分で言うのもなんですが、発想は面白いと思っています。 また学業以外の活動では、チューターをしていました。4年生ではスチューデントアシスタント(SA)。留学生のための国際交流サークルやバドミントンサークルに入っていました。 人が好き!出会った人との距離をもっともっと近くへ!! プライベートではスピーカーを製作したり、オートバイを改装したりして楽しんでいます。しかも完成はないので、永遠に作業をして常にアップロードしています。製作したスピーカーでは、母国ベトナムの音楽を聴いています。改装したオートバイに乗車して仲間たち4人と静岡へツーリングに行きました。ツーリングは楽しかったですが、残念ながら車検切れで今は乗っていません。思い返せば、「ものづくり」に励んできた4年間でした。性格なので、これからもきっとやめられないんでしょうね(笑)。 また、ベトナムフェスティバル in 神奈川の実行委員として活動。同じ川崎市で多文化共生推進事業活動やベトナム支援会で活動しています。神奈川県では県内に暮らすベトナム人や訪日ベトナム人観光客が増加していて、将来にわたる両地域の継続的な成長と発展を図っています。その一助になればと活動しています。 それから日本ボビナム協会の会員になって活動をしています。ボビナムとはベトナムで生まれ、世界60カ国に広がる総合武術です。加盟国はアジア各国はもちろん、ヨーロッパ、中東、オーストラリア、アフリカ、アメリカと全世界に広がりをみせています。創始者グェン・ロックさんにより1938年に設立。東洋の中国拳法、古武術などと西洋のレスリング、キックボクシングなどがベトナム人によって研究、分析され、練り上げられた、個性的かつ合理的な総合武術です。これまでに上野公園で行われたベトナムフェスティバルや靖国神社奉納演舞などに参加して、身に付けた技を見ていただいています。ドンチャンと呼ばれる美しい足技の数々も、ボビナムの特色です。日本でも技の名前や用語などはベトナム語を使い、ベトナムで培われた文化と精神を尊重しています。 このように性格はアクティブでアグレッシブです。とにかく人が好きです。人とかかわりを持つことが楽しいです。一対一でも複数でもOKです。出会ってからお互いの距離が縮まることが嬉しいです。もっともっと距離感を縮めて、一緒に人生を楽しみたい気持ちが強いです。人から向上心、好奇心が旺盛だね、とよく言われます。自分でもそう思いますし、素晴らしい長所だと思っています。これが個性ですね。他の人も、様々な素晴らしい個性をお持ちなので、そうした出会いをもっともっと、この日本で経験したいと思っています。 大好きだった日本―来日をきっかけに日本で働きたいと強く思った 卒業後は日本企業に従事します。いずれは母国と製造業の可能性を幅広く事業展開出来たら一番嬉しいですし、将来的にそこに関わりたいと思っています。ベトナムはとても成長していける国でもあるので、これから何年かかけて学ぶことを糧にして、母国のベトナムだけでなく、日本と海外の架け橋になりたいとも思っています。 まずは両国の橋渡しができる人物になりたいと大きな夢を抱いていますし、すごく自分に期待しています。そして自分のことだけでなく、社会のためを思うこと、そして未来の指導者として両国で頑張りたいです。ですので、ホームは日本でもベトナムでもどちらでもよいと思っています。諦めずに、いつか必ず乗り越えられる、今じゃなければ明日がある、ゴールとなる日が必ず来ると信じていれば乗り越えられると思っています。何が必要なのか、何をすべきなのか考えることも多くあり、いろいろな対応を求められると思いますが、逆にそれは嬉しいです。外国人だから、若いからとか一切関係なく、意見や考えを取り入れてもらえたり、毎日違うことをやることで成長できると信じています。 後輩たちには、目的を持って留学しないとダメと言いたいです。日本語を学ぶことも、大学の学修も、日本社会へ溶け込むことも、ぜんぶ夢や目的のためでないと続きません。色々な方のサポートを受けて、それを感謝し、成果でお応えする。そうした考えを持って、日々研鑽することがとても重要だと思います。 皆さん、私に続いてください。わからなければ、私に声かけてくださいね。それでは、 Anh đợi em( アン ドイ エン)! 関連リンク ・情報メカトロニクス学科WEBページ