2024年3月、長万部町にある北海道新幹線の工事現場で鉄筋がトレーラーから落下し、57歳の作業員に直撃して死亡した事故で、工事を請け負う共同企業体側が労働基準監督署の調べに現場で作業を指揮する人がおらず、荷降ろしする手順の認識合わせを行っていなかったと説明していることが関係者への取材などで分かった。 建設現場の実態に詳しいものつくり大学の三原斉教授は、NHKの取材に対し、「今回の事故は工事を進める上での安全管理体制にミスがあったとみられる。『2024年問題』と呼ばれる労働規制や作業員の高齢化が課題となる中発注者側は労災のないように現場を指揮・管理する意識がより一層求められる」と指摘した。
[新幹線工事現場での死亡事故 捜査に安全不備を説明|NHK 北海道のニュース] https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240920/7000069999.html
「建設業の働き方改革 茨城での影響は?工期の遅れへの懸念も」 2024年問題 現場は今 その4「建設」 工事における期間を決める際には、発注する側も、無理なく工事を進められるように考えていく必要があると指摘した。
[建設業の働き方改革 茨城での影響は?工期の遅れへの懸念も | NHK] https://www.nhk.or.jp/mito/lreport/article/001/55/
「建設業界というのは顧客の要望にあわせ、その現場にあった太さ、長さ、量を発注する“一品生産”で、少品種の大量生産では無い。このため建設工事が集中すると、需要と供給のバランスが崩れて材料が手に入らなくなるという事態が起きてしまう。円安で輸入資源が値上がりすれば、そうしたバランスがさらに崩れやすくなる。建設業界はこれまでは安定した供給がありましたが、最近になって突然、鉄が入らなくなった、木材が入らなくなった、電線がないという問題が出てきた。供給が不安定になる中で、どう対応していけばいいのかを、考えなければいけない時期にさしかかっている」
[電線・ケーブル不足はなぜ起きた? 背景に価格の乱高下と独自の商習慣 工事の遅れ相次ぎ深刻な盗難被害も… | NHK | ビジネス特集] https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240327/k10014403791000.html
事故が相次ぐ建設現場や、2024年問題で厳しくなる建設業界について解説する予定です。 番組名:NHK総合「首都圏情報 ネタドリ!」 放送日時: (本放送)2023年10月6日(金) 19:30~19:57 (再放送)2023年10月7日(土) 11:15~11:42 放送内容: 東京・八重洲の建設現場で鉄骨が落下し2人が死亡するなど、いま、事故が相次いでいる。背景に何があるのか。当事者の取材から見えてきた危機の実態、住まいへの影響とは。
[続発する建設事故 背景に何が 住まいへの影響は? - 首都圏情報 ネタドリ! - NHK] https://www.nhk.jp/p/netadori/ts/QL8GZ2L5VX/episode/te/KWMWPKQ74N/