Introduction 高校時代、水族館で働く夢から建築の道に方向転換した緑川真結花さん(建設学科3年)。現在は学生生活で培った建築の専門性とコミュニケーション能力を高めつつ、オープンキャンパスの学生スタッフとして活動しています。進路に迷う高校生に向け、緑川さんに大学進学の決め手や大学生活のリアルと魅力についてインタビューをしました。「建築に興味はあるけれど、女子学生が少ないのではないかと不安」「専門知識がなくて授業についていけるか心配」など一歩を踏み出せずにいる高校生の背中をそっと押してくれるはずです。 水族館の構造美から建築の道に。女子学生の本音が響いたオープンキャンパス 私は福島県郡山市の普通科高校出身です。自然科学部で身近な研究の発表や生徒会で学校案内などに力を入れました。水族館でイルカの調教師として働く夢が現実的に難しいと分かり、建築が目にとまりました。地元いわき市の環境水族館「アクアマリンふくしま」には、世界初といわれる「潮目の海」水槽を突き抜ける三角形のアクリルトンネルがあります。三角プリズムのように親潮と黒潮を左右に分ける構造が印象的で「人を引きつける建物をつくりたい」と思い、高校2年生の時に建築の道へ転向し、大学で設計を学ぶことに決めました。 「建築」が学べる大学をリサーチする中で、偶然目にとまったのが平仮名交じりの「ものつくり大学」という名称でした。「どんな大学なんだろう」と調べると、設計だけではなく建物の土台となる「構造」まで実践的に学べる点に強く魅力を感じました。「気になるなら行ってみたら」と母の後押しもありオープンキャンパスへの参加を決めました。 オープンキャンパスには、高校3年生の春と夏に3回参加しました。一番心が動いたのは、キャンパスを案内してくださった女子学生スタッフとの対話です。大学の良い面だけではなく、「課題の大変さ」や「バイトとの両立の厳しさ」など、リアルな現実を本音で伝えてくれたので、入学後の生活を具体的に想像できました。何より、大変さを伝えた上で「それでもこの大学なら大丈夫」というフォローもあり、「こんな先輩がいる大学なら間違いない」と入学の大きな決め手になりました。木材の耐久実験を行った模擬授業も印象的で、「設計しながら実寸大で物をつくって構造を理解できる」という実習が豊富な環境は、他大学と明確に違い、「社会に出る前に実際に手を動かして学びたい」と入学を決意しました。 テキパキ、サバサバ!工科系女子のリアルと「先を見据える」スタンス 「工科系の大学の女子学生はどんな雰囲気だろう」という不安もありましたが、実際は良い意味でイメージを裏切るものでした。女子同士は過度に群れず孤立もしない「ほどよい距離感」で、テキパキとサバサバした人が多いです。授業やサークル活動で交流もしやすく、実習で重い荷物がある時も、「1人で無理なら、2人で持とう」と迷わずさっと行動に移せます。授業でも、女子が実質的なリーダーとして男子を引っ張る場面もあり、作業をスムーズに進める力になっています。3年生の今では、1人1人が「仕上げ」や「施工管理」など明確な目的意識や専門性を持ち、お互いに良い刺激を与え合っています。 学業では「先を見据えて今を頑張る」スタンスを大切にし、授業の課題は特に力を入れています。未来の自分が心に余裕を持てるよう、日々の課題や実習レポートは「どうすれば最高評価を取れるか」を常に意識して取り組んでいます。1年次の製図の課題は未経験で進みが遅れたものの、放課後に残り、期限を守るよう努めました。「分からないことがあれば、すぐに先輩や周囲に聞いて解決する」といったスピード感も大切にしています。一方で金曜の放課後は、所属する軽音楽部とバドミントンサークルで思いきりリフレッシュしています。軽音楽部ではバンドのボーカルを担当しており、今年も文化祭である碧蓮祭のステージで歌う予定です。 学生スタッフとして積極的な声がけと分かりやすさを意識 1年次からオープンキャンパスの学生スタッフとして、キャンパスツアーや学生寮の案内、学校説明のプレゼンなどを担当しています。高校時代に参加したオープンキャンパスの感動や生徒会で学校案内を行った経験があり、自然にスタッフに。活動のなかで特に大切にしているのは、会場で戸惑っている来場者への積極的な声かけです。私自身、高校時代に「分からないことが多く、質問内容も分からない」という経験をしたからこそ、自分から「何かお困りですか」と声をかけ、不安を解消するサポートをしたいと考えています。 知識や興味が異なる多様な方々と接する中、「この大学の魅力を、目の前の相手にどうすれば一番響くか」を考えています。特に高校生に対し、疑問を残さないように内容をかみくだいた説明を意識しています。プレゼンは写真を中心に文字を最小限にとどめ、大切な部分は自分の言葉で伝えることを心がけています。以前プレゼンを担当した際、「とても分かりやすかったです」と声をかけてもらえ、励みになりました。オープンキャンパスでは、ぜひ多彩な「模擬授業」を体験してほしいです。木材加工や製図、日本建築の歴史など毎回内容が異なり、何度来ても新しい発見がある点は、ものつくり大学ならではのメリットです。 プロの技に触れる授業と専門的でユニークな先生方との「距離の近さ」 建設学科の授業の最大の特徴は、実際に自分の手で触れ、体感しながら学べる点です。プロの技術を実感しながらモノづくりの喜びを味わえる面白さがあります。特に大変ながらも面白かったのが、1・2年次の「左官」の実習です。コテを使い、まっすぐ平らに塗る難しさを体験する一方で、非常勤講師として来てくださるプロの職人さんが、さらっとやり遂げる無駄のない動きに触れ、「これが本物の職人の技なんだ」と肌で感じました。実習を重ねる過程で、不格好ながらも平らに塗れるようになったことで手応えも得られました。 「実習」や「インターンシップ」での実践的な経験は、自分の成長や将来に直結すると実感しています。そもそも座学と実習が密接に連動している大学だからこそ、知識を体感的に理解できるんです。将来に直結するインターンシップは、先を見据える上で重要な経験になります。私自身、2年次に施工管理の仕事をインターンシップで経験し、大変さを肌身で感じることができました。 ものつくり大学の一番の強みは、先生方との「距離の近さ」です。いつでも学生に寄り添い支えてくださる先生の存在こそが、この大学最大の魅力です。専門性が高く、ユニークな先生が多いです。最初は話しかけづらく見えても、実習や授業での関わりで、1人1人をしっかり覚え、親身になってくださいます。オープンキャンパスの学生スタッフをすることで距離も縮まり、どんな質問にもフランクに答えていただけます。3年次になり、研究や就職活動について相談していますが、具体的なアドバイスを惜しみなく注いでくださいます。 コミュニケーション能力を生かせる建築の道に。今、高校生に届けたいメッセージ 入学当初は「設計」に、その後は「施工管理」に興味をもち、現在は人との対話が重視される建設系の「コンサルタント」や「営業」に魅力を感じています。理由の1つにオープンキャンパスの学生スタッフとしての経験があります。「自分が分かっていても相手が分かっているとは限らない」ことを意識し、高校生や保護者に分かりやすく伝える工夫をしてきました。相手の反応を見ながら臨機応変に対応するコミュニケーション能力も自然と身につきました。将来に向け、先生や先輩方との繋がりを大切に就活や仕事のリアルな話を聞き、選択肢を集めています。じっくり思考を巡らせ、自分らしく社会で働く道を見出したいです。 オープンキャンパスに参加希望の高校生には、まずは気負わず、フラットに1回来てみてほしいです。近ければ本人だけで、遠方なら保護者の方と相談して、とにかく一度足を運んでみてください。実際に来れば大学の雰囲気が肌で分かり、自分に合うかどうかも見えてくるはずです。オープンキャンパスでは、ぜひ、いろいろな人と関わり、何でも気軽に聞いてみてください。苦手意識から距離を置くのはもったいないので、肩の力を抜いて人と接してほしいと思います。大学生活で気になる疑問があれば、教職員や学生スタッフに、遠慮なく声をかけてみてください。自ら進んで聞いてみることで、きっと世界が広がります。
Introduction 水産高校出身ながら、陸海空の乗り物や家電のモノづくりに挑戦してきた横屋虹汰(こうた)さん(情報メカトロニクス学科4年)。現在はオープンキャンパスの学生スタッフとしても活動中。今回は、オープンキャンパスの参加を考えている高校生に向けて、横屋さんの人生を変えた当時の感動と、大学が誇る「圧倒的な自由」の魅力をインタビューしました。「まだ将来の目標が決まっていない」と不安を抱えている高校生にこそ届いてほしいです。 船舶から家電への興味、心が動いたオープンキャンパスの学生スタッフの言葉 山形県立加茂水産高等学校という特殊な高校の出身です。実家が海に近く、家族や親戚が漁師で、「船かっこいいな」とずっと思っていて。小学校時代、自衛隊の護衛艦に触れ「すごい世界だな」と船舶を学びたくて進学しました。在学中、約2ヶ月間乗船実習を経験する中で「過酷な状況下でも動く家電はすごい」と体感し、自ら家電を作りたいと思うようになりました。船舶や家電を学ぶ上で、工学の道をより深掘りしたいと考え、ものつくり大学に興味をもちました。 高校3年生の7月にオープンキャンパスに参加し、「学生が活発で自由度が高く、1番やりたいことができる大学だ」と実感しました。何より心が動いたのは、案内してくれた学生スタッフが「宇宙開発研究プロジェクト」についてとても楽しそうに語っていたことです。「こんなに面白く、楽しい大学生活を送れるんだ」と心が高鳴りました。 他大学と異なり、数十分の説明後はすぐに学生スタッフ主導で設備を見たり、体験授業に参加したりするスケジュールで。「実践的な学びを強みにしている大学だな」と実感しました。家電の設計に興味があったため、「どんな設計ソフトを使い、何を設計するのか」などの質問をし、丁寧に答えてもらえました。 偶然の扉から始まった「宇宙開発研究プロジェクト」への挑戦 寮生活が始まり、入学式前に隣の部屋の新入生と大学見学に。偶然開いていた扉を覗くとオープンキャンパスでお世話になった先輩方が和気あいあいと楽しんでいるのが見えて。「ここがあの宇宙開発研究プロジェクトだ」と、このプロジェクトに飛び込みました。ロケットについて知れることもプロジェクト参加の大きな理由です。1年生の時は隣の「学生フォーミュラ」プロジェクトに所属して自動車についても学び、船舶の知識に加え、陸海空の乗り物の技術を学生生活で手に入れることができました。 「宇宙開発研究プロジェクト」は、「やってみよう」と言い合え、技術も先輩が教えてくれる楽しく自由な環境でした。1年生の頃、ロケットのペイロード設計を先輩と行う中で簡略化できる部分に気づき、実験で強度不足を感じ、新素材や動力源の変更を提案しました。「それをやってみよう」と言ってもらえ実際に上手くいったことが、モノづくりで一番嬉しく自慢できる経験です。コンテストでは2つ賞も受賞でき、大きな自信に繋がりました。 「豊かに楽に楽しく」を体現するモノ・人づくり 3年生になり、モノづくりだけでなく「プロジェクト全体をどう動かすか」という「チームづくり」の難しさと面白さに気づきました。仲間がおっくうに感じる手順を簡略化して「楽にしよう」と心がけています。モノづくりに加え、仕組みを動かす人づくりに興味を持てたことは新鮮な驚きです。 僕は人の生活を豊かにするモノが大好きで、「豊かに楽に楽しく」を体現しているのがロケットに車や船、家電などのモノたちだと思っています。これを形にしようと思えたのは大学入学後です。今後は誰でも簡単に安全にプラスチックの研磨加工ができる研究をしたいです。将来は興味のある家電業界で、設計をやっていきたいと思っています。 自分がもらった感動を高校生に届ける。オープンキャンパスをリアルに感じて 自分自身がオープンキャンパスの楽しさで入学を決めたため、「そういう人を増やしたい」「学生が大学に貢献できる珍しい機会だ」という思いから、1年生から学生スタッフをしています。この大学はただ学ぶだけでなく、モノづくりや人を動かす体験ができるチャンスがあり、スタッフ活動もその一つです。 オープンキャンパスで高校生にリアルに感じてほしいのは「設備」「生の声」「体験授業」の3つです。1番の推しは学生スタッフが案内するキャンパスツアーです。大きな加工機などの設備を興味津々に見て、実際に触って「おお!」「すごい!」と目を輝かせ歓声をあげてくれる高校生の姿を目にすることが多いです。 「在学生フリートーク」では、高校生が「ここでやっていけるか」「やりたいことができるか」という不安を解消できるよう、自身の経験を踏まえて大学生の生の声で答えています。「体験授業」は大学教授の授業を直に味わえる貴重な機会で、そこも楽しんでもらいたいです。 オープンキャンパスでは「圧倒的な自由を実現する環境や、目標がなくてもサポートする仕組みがあること」を伝えるため、学生スタッフも学校説明のプレゼンを行います。 2人で登壇し、授業や40日間のインターンシップ、学生プロジェクトなどについて実体験を交えて約10分間説明します。5月のプレゼンの際には、高校生や保護者の方から嬉しい反響をいただきました。プレゼン内容は、高校生の反応を見て「ここをこう直せばもっとリアルに伝わるだろう」と振り返り、情報の更新も含めて、毎回作り直しています。 モノづくりのすべてを学べる大学の価値と、高校生に向けてのメッセージ 実践を経験できるのが一番の大学の強みです。理論だけでなく行動する力と、その先まで考える力をこの大学なら身につけられます。個人的にメリットを体感したのが4クォーター制です。授業の切り替えが早いため、より多くの知識を取り入れられます。授業の多くは単にモノをつくるだけでなく、作り方から売るために必要な環境まで教えてくれるので、言葉通りモノづくりのすべてを学べます。 モノづくりのすべてを学べる環境を象徴するのが、学内にある最先端の設備です。大学には、複雑な形状を効率よく高精度に加工できる「5軸加工機」があります。業界的にも新しく、多くの企業が求めているため今後さらに普及していくはずです。5軸加工機を使いこなすには、切削加工の知識だけでなく、3D CAD/CAMやNCプログラムなどのITスキルも必要です。加工とITの両方を理解した人材はまだ多くありません。しかし、ものつくり大学では実際の加工技術とデジタル技術の両方を学べるため、これからのモノづくりに対応できる人材が育ちやすい環境があると思います。設備があっても使えなければ意味がありませんが、この大学なら最新の機械に実際に触れ、操作や管理まで学べる点が非常に魅力的だと思います。 大学選びは入学後に何をするかが一番大事だと思います。この大学なら広く深く自由に好きなことができるため、入学前に明確な目標がなくても新しい目標が見つかる可能性が高いです。在学生は普通科や工業高校の出身者が多い中、私はそのどちらでもない水産高校出身です。入学時は専門知識がありませんでしたが、やりたいことに何でも挑戦させてもらい、授業にも問題なくついていけました。先輩や先生、同級生がサポートしてくれるので、専門的な難しさへの心配はまったくいりません。私が色々なものに挑戦できるのは、「好きなことに挑戦できる圧倒的な自由」が大学にあるからです。高校生にはオープンキャンパスでこの自由な空気を肌で感じてほしいです。
Introduction 高校時代、水族館で働く夢から建築の道に方向転換した緑川真結花さん(建設学科3年)。現在は学生生活で培った建築の専門性とコミュニケーション能力を高めつつ、オープンキャンパスの学生スタッフとして活動しています。進路に迷う高校生に向け、緑川さんに大学進学の決め手や大学生活のリアルと魅力についてインタビューをしました。「建築に興味はあるけれど、女子学生が少ないのではないかと不安」「専門知識がなくて授業についていけるか心配」など一歩を踏み出せずにいる高校生の背中をそっと押してくれるはずです。 水族館の構造美から建築の道に。女子学生の本音が響いたオープンキャンパス 私は福島県郡山市の普通科高校出身です。自然科学部で身近な研究の発表や生徒会で学校案内などに力を入れました。水族館でイルカの調教師として働く夢が現実的に難しいと分かり、建築が目にとまりました。地元いわき市の環境水族館「アクアマリンふくしま」には、世界初といわれる「潮目の海」水槽を突き抜ける三角形のアクリルトンネルがあります。三角プリズムのように親潮と黒潮を左右に分ける構造が印象的で「人を引きつける建物をつくりたい」と思い、高校2年生の時に建築の道へ転向し、大学で設計を学ぶことに決めました。 「建築」が学べる大学をリサーチする中で、偶然目にとまったのが平仮名交じりの「ものつくり大学」という名称でした。「どんな大学なんだろう」と調べると、設計だけではなく建物の土台となる「構造」まで実践的に学べる点に強く魅力を感じました。「気になるなら行ってみたら」と母の後押しもありオープンキャンパスへの参加を決めました。 オープンキャンパスには、高校3年生の春と夏に3回参加しました。一番心が動いたのは、キャンパスを案内してくださった女子学生スタッフとの対話です。大学の良い面だけではなく、「課題の大変さ」や「バイトとの両立の厳しさ」など、リアルな現実を本音で伝えてくれたので、入学後の生活を具体的に想像できました。何より、大変さを伝えた上で「それでもこの大学なら大丈夫」というフォローもあり、「こんな先輩がいる大学なら間違いない」と入学の大きな決め手になりました。木材の耐久実験を行った模擬授業も印象的で、「設計しながら実寸大で物をつくって構造を理解できる」という実習が豊富な環境は、他大学と明確に違い、「社会に出る前に実際に手を動かして学びたい」と入学を決意しました。 テキパキ、サバサバ!工科系女子のリアルと「先を見据える」スタンス 「工科系の大学の女子学生はどんな雰囲気だろう」という不安もありましたが、実際は良い意味でイメージを裏切るものでした。女子同士は過度に群れず孤立もしない「ほどよい距離感」で、テキパキとサバサバした人が多いです。授業やサークル活動で交流もしやすく、実習で重い荷物がある時も、「1人で無理なら、2人で持とう」と迷わずさっと行動に移せます。授業でも、女子が実質的なリーダーとして男子を引っ張る場面もあり、作業をスムーズに進める力になっています。3年生の今では、1人1人が「仕上げ」や「施工管理」など明確な目的意識や専門性を持ち、お互いに良い刺激を与え合っています。 学業では「先を見据えて今を頑張る」スタンスを大切にし、授業の課題は特に力を入れています。未来の自分が心に余裕を持てるよう、日々の課題や実習レポートは「どうすれば最高評価を取れるか」を常に意識して取り組んでいます。1年次の製図の課題は未経験で進みが遅れたものの、放課後に残り、期限を守るよう努めました。「分からないことがあれば、すぐに先輩や周囲に聞いて解決する」といったスピード感も大切にしています。一方で金曜の放課後は、所属する軽音楽部とバドミントンサークルで思いきりリフレッシュしています。軽音楽部ではバンドのボーカルを担当しており、今年も文化祭である碧蓮祭のステージで歌う予定です。 学生スタッフとして積極的な声がけと分かりやすさを意識 1年次からオープンキャンパスの学生スタッフとして、キャンパスツアーや学生寮の案内、学校説明のプレゼンなどを担当しています。高校時代に参加したオープンキャンパスの感動や生徒会で学校案内を行った経験があり、自然にスタッフに。活動のなかで特に大切にしているのは、会場で戸惑っている来場者への積極的な声かけです。私自身、高校時代に「分からないことが多く、質問内容も分からない」という経験をしたからこそ、自分から「何かお困りですか」と声をかけ、不安を解消するサポートをしたいと考えています。 知識や興味が異なる多様な方々と接する中、「この大学の魅力を、目の前の相手にどうすれば一番響くか」を考えています。特に高校生に対し、疑問を残さないように内容をかみくだいた説明を意識しています。プレゼンは写真を中心に文字を最小限にとどめ、大切な部分は自分の言葉で伝えることを心がけています。以前プレゼンを担当した際、「とても分かりやすかったです」と声をかけてもらえ、励みになりました。オープンキャンパスでは、ぜひ多彩な「模擬授業」を体験してほしいです。木材加工や製図、日本建築の歴史など毎回内容が異なり、何度来ても新しい発見がある点は、ものつくり大学ならではのメリットです。 プロの技に触れる授業と専門的でユニークな先生方との「距離の近さ」 建設学科の授業の最大の特徴は、実際に自分の手で触れ、体感しながら学べる点です。プロの技術を実感しながらモノづくりの喜びを味わえる面白さがあります。特に大変ながらも面白かったのが、1・2年次の「左官」の実習です。コテを使い、まっすぐ平らに塗る難しさを体験する一方で、非常勤講師として来てくださるプロの職人さんが、さらっとやり遂げる無駄のない動きに触れ、「これが本物の職人の技なんだ」と肌で感じました。実習を重ねる過程で、不格好ながらも平らに塗れるようになったことで手応えも得られました。 「実習」や「インターンシップ」での実践的な経験は、自分の成長や将来に直結すると実感しています。そもそも座学と実習が密接に連動している大学だからこそ、知識を体感的に理解できるんです。将来に直結するインターンシップは、先を見据える上で重要な経験になります。私自身、2年次に施工管理の仕事をインターンシップで経験し、大変さを肌身で感じることができました。 ものつくり大学の一番の強みは、先生方との「距離の近さ」です。いつでも学生に寄り添い支えてくださる先生の存在こそが、この大学最大の魅力です。専門性が高く、ユニークな先生が多いです。最初は話しかけづらく見えても、実習や授業での関わりで、1人1人をしっかり覚え、親身になってくださいます。オープンキャンパスの学生スタッフをすることで距離も縮まり、どんな質問にもフランクに答えていただけます。3年次になり、研究や就職活動について相談していますが、具体的なアドバイスを惜しみなく注いでくださいます。 コミュニケーション能力を生かせる建築の道に。今、高校生に届けたいメッセージ 入学当初は「設計」に、その後は「施工管理」に興味をもち、現在は人との対話が重視される建設系の「コンサルタント」や「営業」に魅力を感じています。理由の1つにオープンキャンパスの学生スタッフとしての経験があります。「自分が分かっていても相手が分かっているとは限らない」ことを意識し、高校生や保護者に分かりやすく伝える工夫をしてきました。相手の反応を見ながら臨機応変に対応するコミュニケーション能力も自然と身につきました。将来に向け、先生や先輩方との繋がりを大切に就活や仕事のリアルな話を聞き、選択肢を集めています。じっくり思考を巡らせ、自分らしく社会で働く道を見出したいです。 オープンキャンパスに参加希望の高校生には、まずは気負わず、フラットに1回来てみてほしいです。近ければ本人だけで、遠方なら保護者の方と相談して、とにかく一度足を運んでみてください。実際に来れば大学の雰囲気が肌で分かり、自分に合うかどうかも見えてくるはずです。オープンキャンパスでは、ぜひ、いろいろな人と関わり、何でも気軽に聞いてみてください。苦手意識から距離を置くのはもったいないので、肩の力を抜いて人と接してほしいと思います。大学生活で気になる疑問があれば、教職員や学生スタッフに、遠慮なく声をかけてみてください。自ら進んで聞いてみることで、きっと世界が広がります。
Introduction 水産高校出身ながら、陸海空の乗り物や家電のモノづくりに挑戦してきた横屋虹汰(こうた)さん(情報メカトロニクス学科4年)。現在はオープンキャンパスの学生スタッフとしても活動中。今回は、オープンキャンパスの参加を考えている高校生に向けて、横屋さんの人生を変えた当時の感動と、大学が誇る「圧倒的な自由」の魅力をインタビューしました。「まだ将来の目標が決まっていない」と不安を抱えている高校生にこそ届いてほしいです。 船舶から家電への興味、心が動いたオープンキャンパスの学生スタッフの言葉 山形県立加茂水産高等学校という特殊な高校の出身です。実家が海に近く、家族や親戚が漁師で、「船かっこいいな」とずっと思っていて。小学校時代、自衛隊の護衛艦に触れ「すごい世界だな」と船舶を学びたくて進学しました。在学中、約2ヶ月間乗船実習を経験する中で「過酷な状況下でも動く家電はすごい」と体感し、自ら家電を作りたいと思うようになりました。船舶や家電を学ぶ上で、工学の道をより深掘りしたいと考え、ものつくり大学に興味をもちました。 高校3年生の7月にオープンキャンパスに参加し、「学生が活発で自由度が高く、1番やりたいことができる大学だ」と実感しました。何より心が動いたのは、案内してくれた学生スタッフが「宇宙開発研究プロジェクト」についてとても楽しそうに語っていたことです。「こんなに面白く、楽しい大学生活を送れるんだ」と心が高鳴りました。 他大学と異なり、数十分の説明後はすぐに学生スタッフ主導で設備を見たり、体験授業に参加したりするスケジュールで。「実践的な学びを強みにしている大学だな」と実感しました。家電の設計に興味があったため、「どんな設計ソフトを使い、何を設計するのか」などの質問をし、丁寧に答えてもらえました。 偶然の扉から始まった「宇宙開発研究プロジェクト」への挑戦 寮生活が始まり、入学式前に隣の部屋の新入生と大学見学に。偶然開いていた扉を覗くとオープンキャンパスでお世話になった先輩方が和気あいあいと楽しんでいるのが見えて。「ここがあの宇宙開発研究プロジェクトだ」と、このプロジェクトに飛び込みました。ロケットについて知れることもプロジェクト参加の大きな理由です。1年生の時は隣の「学生フォーミュラ」プロジェクトに所属して自動車についても学び、船舶の知識に加え、陸海空の乗り物の技術を学生生活で手に入れることができました。 「宇宙開発研究プロジェクト」は、「やってみよう」と言い合え、技術も先輩が教えてくれる楽しく自由な環境でした。1年生の頃、ロケットのペイロード設計を先輩と行う中で簡略化できる部分に気づき、実験で強度不足を感じ、新素材や動力源の変更を提案しました。「それをやってみよう」と言ってもらえ実際に上手くいったことが、モノづくりで一番嬉しく自慢できる経験です。コンテストでは2つ賞も受賞でき、大きな自信に繋がりました。 「豊かに楽に楽しく」を体現するモノ・人づくり 3年生になり、モノづくりだけでなく「プロジェクト全体をどう動かすか」という「チームづくり」の難しさと面白さに気づきました。仲間がおっくうに感じる手順を簡略化して「楽にしよう」と心がけています。モノづくりに加え、仕組みを動かす人づくりに興味を持てたことは新鮮な驚きです。 僕は人の生活を豊かにするモノが大好きで、「豊かに楽に楽しく」を体現しているのがロケットに車や船、家電などのモノたちだと思っています。これを形にしようと思えたのは大学入学後です。今後は誰でも簡単に安全にプラスチックの研磨加工ができる研究をしたいです。将来は興味のある家電業界で、設計をやっていきたいと思っています。 自分がもらった感動を高校生に届ける。オープンキャンパスをリアルに感じて 自分自身がオープンキャンパスの楽しさで入学を決めたため、「そういう人を増やしたい」「学生が大学に貢献できる珍しい機会だ」という思いから、1年生から学生スタッフをしています。この大学はただ学ぶだけでなく、モノづくりや人を動かす体験ができるチャンスがあり、スタッフ活動もその一つです。 オープンキャンパスで高校生にリアルに感じてほしいのは「設備」「生の声」「体験授業」の3つです。1番の推しは学生スタッフが案内するキャンパスツアーです。大きな加工機などの設備を興味津々に見て、実際に触って「おお!」「すごい!」と目を輝かせ歓声をあげてくれる高校生の姿を目にすることが多いです。 「在学生フリートーク」では、高校生が「ここでやっていけるか」「やりたいことができるか」という不安を解消できるよう、自身の経験を踏まえて大学生の生の声で答えています。「体験授業」は大学教授の授業を直に味わえる貴重な機会で、そこも楽しんでもらいたいです。 オープンキャンパスでは「圧倒的な自由を実現する環境や、目標がなくてもサポートする仕組みがあること」を伝えるため、学生スタッフも学校説明のプレゼンを行います。 2人で登壇し、授業や40日間のインターンシップ、学生プロジェクトなどについて実体験を交えて約10分間説明します。5月のプレゼンの際には、高校生や保護者の方から嬉しい反響をいただきました。プレゼン内容は、高校生の反応を見て「ここをこう直せばもっとリアルに伝わるだろう」と振り返り、情報の更新も含めて、毎回作り直しています。 モノづくりのすべてを学べる大学の価値と、高校生に向けてのメッセージ 実践を経験できるのが一番の大学の強みです。理論だけでなく行動する力と、その先まで考える力をこの大学なら身につけられます。個人的にメリットを体感したのが4クォーター制です。授業の切り替えが早いため、より多くの知識を取り入れられます。授業の多くは単にモノをつくるだけでなく、作り方から売るために必要な環境まで教えてくれるので、言葉通りモノづくりのすべてを学べます。 モノづくりのすべてを学べる環境を象徴するのが、学内にある最先端の設備です。大学には、複雑な形状を効率よく高精度に加工できる「5軸加工機」があります。業界的にも新しく、多くの企業が求めているため今後さらに普及していくはずです。5軸加工機を使いこなすには、切削加工の知識だけでなく、3D CAD/CAMやNCプログラムなどのITスキルも必要です。加工とITの両方を理解した人材はまだ多くありません。しかし、ものつくり大学では実際の加工技術とデジタル技術の両方を学べるため、これからのモノづくりに対応できる人材が育ちやすい環境があると思います。設備があっても使えなければ意味がありませんが、この大学なら最新の機械に実際に触れ、操作や管理まで学べる点が非常に魅力的だと思います。 大学選びは入学後に何をするかが一番大事だと思います。この大学なら広く深く自由に好きなことができるため、入学前に明確な目標がなくても新しい目標が見つかる可能性が高いです。在学生は普通科や工業高校の出身者が多い中、私はそのどちらでもない水産高校出身です。入学時は専門知識がありませんでしたが、やりたいことに何でも挑戦させてもらい、授業にも問題なくついていけました。先輩や先生、同級生がサポートしてくれるので、専門的な難しさへの心配はまったくいりません。私が色々なものに挑戦できるのは、「好きなことに挑戦できる圧倒的な自由」が大学にあるからです。高校生にはオープンキャンパスでこの自由な空気を肌で感じてほしいです。