【知・技の創造】高校ロボコンで埼玉無双

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高校生ロボコンと学生ロボコン

全国高等学校ロボット競技大会をご存じでしょうか?

主に工業高校の生徒が、毎年違うお題に対してロボットを開発する競技大会です。さまざまな対象を運んだり置いたりが課題となる「キャリアロボット」というジャンルの競技です。

11月末に福井県で全国大会が開催され、埼玉県大会で1位・2位に入賞した進修館高校が埼玉県の代表校に選出されました。

一方で、ものつくり大学「ろぼこんプロジェクト」は、NHK学生ロボコン2023に出場を果たし、出場回数は14回を誇ります。

NHK学生ロボコン大会会場にて

NHK学生ロボコンは全国の大学・高専が対象のロボット競技大会で、優勝するとABUロボコン(アジア地域のロボコン大会)の出場権を得られます。全て英語のルール発表が10月初旬。これを深く理解し、ロボットを設計・開発・実装します。2月末、4月末の2回の厳正なビデオ審査を経て、出場チーム数は20チーム前後に絞られます。大会は6月初旬に開催されます。

従って大会に出場を果たすだけでもかなり大変で、メンバーの学生たちは、ほぼ1年中ロボットの開発にいそしんでいます。実はメンバーの中には前述の全国高等学校ロボット競技大会に出場経験のある学生もいます。

高大連携でロボコン無双

これらの背景から、本学と進修館高校で高大連携事業の一環として、去年12月よりロボコン講習会を始めました。本学学生が高校生に自分の経験や知識を教えます。内容は表のとおり、メカ設計・加工・制御回路と、ロボコンに必要な機械・電子・情報の内容を網羅してあります。7回目まで実施済みで、今年度末までに残りの講習を行います。今年12月からこの連携に児玉高校も仲間入りします。

埼玉県内の高校ロボコンチームの参加を募集中です。この活動を通じて、埼玉県から出場の高校生チームが全国高等学校ロボット競技大会で無双することを夢見ています。

回数内容
1設計とは?(機構学とモノの捉え方)
23DCADを用いた設計
33Dプリンタを用いた実習
4~7全国高等学校ロボット競技大会出場マシンのお悩み相談会
8マイコンを用いた制御回路(センサ・アクチュエータ・LED)
9マイコンを用いたシリアル通信
10マイコンを用いた無線通信
11板金工作の設計
12板金工作と実装
講習の内容

埼玉新聞「知・技の創造」(2023年12月8日号)掲載

Profile

三井 実(みつい みのる)
情報メカトロニクス学科教授 

北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。博士(情報科学)。
専門はシステム開発、音響工学、電気電子工学。

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ものつくり大学

大学概要、学科紹介、入試情報など、 詳しくは大学ホームページをご覧ください。
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