2024年度卒業証書・授与式

2025年3月14日,研究室としては8期生12名の卒業式でした。

卒業証書授与は例年通り,式典後に研究室でひとりひとり証書を読み上げ,

その後,ひとりひとり,研究室で過ごした約1年半の感想等を一言ずつ学生からも話してもらいました。

保護者の方々も研究室に来て下さり,最後は実習場で集合写真。

あっという間でしたが,教員もも学生らから学んだことや良い経験もあって貴重な時間でした。また逢う日まで。

3年生も前日までに研究室を飾ってくれるなど準備に感謝です。

4年生からもらった多くの贈り物は大切に使わせて頂きます。

とくに「戸田語録」カレンダーは後輩にも役立つはず!

2024年度卒研発表会

2025年1月28日から30日までの3日間,卒業研究(設計・制作・論文)の発表会でした。

当研究室は,今年度も設計・制作・論文の全部門で発表し,教員もすべての部門の審査会に参加しました。

4年生12名中,設計5名・制作4名・論文3名の内訳です。設計は施工も含めた実施プロジェクトの内容です。

それぞれの学生が質疑応答までこれまでの成果を表現できたと思います。

大変おつかれさまでした!

 

発表の様子(設計部門)

 

設計の展示の様子(設計部門)

 

発表後の卒業アルバム撮影の様子

卒業生が来学

毎年のように研究室の卒業生が,ふいにやってきたりします(予め連絡してから来てくれる場合もあります)。

教員としては,いずれせよ嬉しいのです。

在学中の教育効果を測ることは困難なのですが,人それぞれ社会に出てどういうふうに過ごしているか,顔を合わせて話を聴けば,成長したな,頑張っているな,少し疲れているな,楽しそうだな,など色々な境遇の状況が分かります。

後輩のために,お菓子など差し入れを持ってきたり,卒業研究やプロジェクトのアドバイスもしてもらったり。いつの間にか時間が過ぎている充実した再会です。

学祭には特に多くの卒業生がやってきます。中には彼女を連れてきたり。他の研究室の卒業生も顔を出してくれます。

またぜひ来てください。私にとっての励みにもなり嬉しい限りです。

院生の学会発表 人間・環境学会(MERA)第31回大会

2024年5月25日(土)に水戸市民会館にで,院生(M1)の島田君が人間・環境学会(MERA)第31回大会でポスター発表しました。

題目は下記です。

子どもの居場所・遊びのスケッチに関するー考察 ―大学生の建築設計実習を対象として―
島田崇弘(ものつくり大学)・戸田都生男(推薦者:戸田都生男)

 

水戸市民会館の吹き抜け(設計:伊東豊雄)

 

水戸市民会館のテラスから水戸芸術館タワーを望む(設計:磯崎新)

2024戸田研究室ゼミメンバー&主な活動内容

4年生12名,院生1名,教員1名の合計14名で1Qゼミは主に毎週火曜午後,2Qゼミは主に毎週月曜日午後に実施中!

今年度も改修など現場施工中のプロジェクトもあり,それぞれの担当学生を中心にメンバーが協力して進めています!

2024年度のメンバー

主なプロジェクトビルド/デザイン(設計施工の試行)=自らつくりながら,設計デザインも考えて実践すること

  • 研究室等の「木質化」「レジン」デザイン:学生自らの居場所を日々,少しずつ木質化やレジン補修などで改修中。(研究室:靴箱,壁面,棚,デスクなど,購買:商品案内ネーム,カウンターパーテーション等)
  • 特に部分的なデザイン等は研究室内に常設するデジタルファブリケーション(レーザーカッター・3Dプリンタ―等)機器で制作して,フィジカルな手作業・手加工や電動工具等ともにDIY的なものづくりの実践や研究も行います。

・・・その他

自ら理解して実践しやすい規模」でデザインや設計・制作をしっかり学んでほしいと考えています。

それには「住宅やインテリア空間の規模」が卒研としては身につきやすいでしょう

人間が利用する身近な空間や環境を,人の暮らし方や気持ちを考えてビルド/デザインすること,その探求が重要です。そういった意味でも住宅や空き家・古民家,そして比較的柔らかく加工しやすく,活用時期を迎えている国産木材を身近な教材や研究対象として捉えています。

分担執筆「ワークブック 環境行動学入門 建築・都市の見方が変わる51の方法」出版

教員(戸田)が分担執筆した「ワークブック 環境行動学入門  建築・都市の見方が変わる51の方法」が出版されました。専門の建築環境心理学の観点から執筆したワークブックとしての実践的なテキストです。

建築設計教育にも活かせる賜物です! 2024年度新カリキュラムで3年生の建築応用設計実習Ⅲの幼稚園保育園設計課題でも活用予定です。

戸田が執筆を担当したのは、
・第4章 行為を誘うしつらえ(アフォーダンス理論)
・第8章 木質空間に見る素材と居心地の関係 /商業施設外観のイメージデザイン/ 形容詞を用いて分解・言語化・数値化する環境のイメージ評価(SD法)です。

◆ワークブック 環境行動学入門  建築・都市の見方が変わる51の方法(学芸出版社 発行)
<目次>
<著者紹介>

本学のHPでも紹介されました。ぜひ読んで下さい!

インタビュー掲載 SDGs 大学プロジェクト × Institute of Technologists

株式会社LIVIKAのWEBメディア「LIVIKA」にて教員(戸田)が二度に渡りインタビューを受けて記事になりました。

主に研究室の木質化などの取組みをSDGsの観点から語っています。ぜひご笑覧ください!

part2は株式会社桝徳(マストク)の星野社長との対談型インタビューです!

株式会社LIVIKA WEBメディア「LIVIKA」

SDGs 大学プロジェクト × Institute of Technologists.

SDGs大学プロジェクト×Institute of Technologists -Part 2-

 

Studio Cochi Architects五十嵐 敏恭さん(2期生2005年度卒業)レクチャー

沖縄で設計事務所を主宰するStudio Cochi Architects五十嵐 敏恭さん(2期生2005年度卒業)の特別レクチャーを企画・実施しました。

教員(戸田)の担当する住宅論の講義で紹介している五十嵐さんの自邸「玉城(たまぐすく)の家」へ所属する建築学会の委員会メンバーでこの6月に訪問して以来,ちょうど都内で個展を開催されていることもあり,本学での講演が実現しました。

当研究室の学生たちとともに学内を案内し,実に卒業以来の訪問とのことで様変わりした!?環境を目の当たりに驚いた様子でした。

レクチャーでは自邸をはじめ九州や都内の実作を説明頂き,学生からも活発な質問で有意義な機会となりました!

今後も研究室では活躍している外部の専門家を招いて特別レクチャーや合同ゼミなどを開催予定です。

 

2022年度卒業証書・授与式!

卒業式、4年生12名、院生1名、計13名を送り出した。研究室7年目で最大人数。

だから?学生たちから大きすぎる花束と寄せ書きを頂いた。 多くの保護者の方々も研究室に見えて嬉しかったです。

毎年,何人かの卒業生が必ず研究室に遊びに来てくれています。今期の卒業生もまたいつの日か会えることを楽しみに。

2021年度卒業証書・授与式!

2022年3月18日卒業式後 4年生集合 @中央棟2階実習場

研究室5期生の卒業式。4年生11名が卒業,3年生メンバーとともに研究室の設えやプレゼントを制作して見送る。配属後の約1年半の間,遠出はできませんでしたが,日々,研究室の木質化や実施現場での調査・施工等,大変な中,それなりに楽しく取組めたのではないでしょうか。 

6人と屋内の画像のようです
研究室出入口の卒業式当日の設え

物静かな学生から賑やかな学生までバラエティに富んだ面々でした。何人かは初めて研究室で出会い,意気投合した学生も。現場作業以外はほとんど毎日,研究室に来ておしゃべりする学生らの話声は,いつしかラジオのようなBGMになっていたような感覚でした。

9人、立っている人とアウトドアの画像のようです
木造実習の軸組の前でアルバム撮影

卒業研究(設計・制作・論文)は正解もなく、あったとしても一つでなく,これまでの講義や実習等とは取組み方が異なります。それを実感しながら1年たらずで進める上で,学生との意思疎通をあらゆる方法で試みました。結果,コツコツ進める学生,直前に慌てて焦る学生など様々。現場や研究室で存分に取り組んだ学生,あまり研究室に来れなかった学生もそれぞれが励んだことを信じて。