2023戸田研究室ゼミメンバー&主な活動内容

4年生11名,教員1名の合計12名で1.2Qゼミは主に毎週木曜日午後に実施中!

今年度も改修など現場施工中のプロジェクトもあり,それぞれの担当学生を中心にメンバーが協力して進めています!

2022年度配属当時のメンバー

主なプロジェクト :ビルド/デザイン(設計施工の試行)=自らつくりながら,設計デザインも考えて実践することです。

・埼玉県東松山市農場計画プロジェクト(ビルド/デザイン):昨年度,農場のヤギ小屋を改修し,今年度も新展開中!

・埼玉県加須市古民家改修プロジェクト(ビルド/デザイン):一昨年から現在まで調査中。6月から調査再開。

・千葉県佐倉市古民家改修プロジェクト(ビルド/デザイン,他大学・本学他研究室協働):現在仕上げ工事中,7月頃竣工予定

・研究室等の「木質化」デザインプロジェクト(ビルド/デザイン):学生自らの居場所を日々,少しずつ木質化などで改修中。(研究室:靴箱,壁面,棚,デスクなど,購買:商品案内ネーム,カウンターパーテーション等)

・特に上記の部分のデザイン等は研究室内に常設するデジタルファブリケーション(レーザーカッター・3Dプリンタ―等)機器で制作して,フィジカルな手作業・手加工や電動工具等ともにDIY的なものづくりの実践や研究も行います。

・・・その他

自ら理解して実践しやすい規模」でデザインや設計・制作をしっかり学んでほしいと考えています。

それには「住宅やインテリア空間の規模」が卒研としては身につきやすいでしょう

人間が利用する身近な空間や環境を,人の暮らし方や気持ちを考えてビルド/デザインすること,その探求が重要です。そういった意味でも住宅や空き家・古民家,そして比較的柔らかく加工しやすく,活用時期を迎えている国産木材を身近な教材や研究対象として捉えています。

第23回 卒業設計コンクール展 (主催:埼玉県建築設計監理協会)で研究室卒業生が上位入賞!

2023年4月23日(日)に一般社団法人埼玉県建築設計監理協会が主催する「第23回卒業設計コンクール展」の審査会があり,埼玉県内及び関東近辺の大学から30作品の中から研究室卒業生の作品が「特別審査員賞」を受賞しました。

当研究室からは2年連続の「特別審査員賞」で,実習で学んだ技術や技能を活用して自ら設計・施工するという本学当研究室らしさが滲み出た身の丈の範囲の実践です。

絵に描いた餅ではなく,空想的な大規模な夢物語でなく,学生が身近な環境からできそうなことを,できることとして実践した理解の及ぶ範囲の卒業設計です。

渡邉啓介 「仮設的な山羊小屋のビルド/デザイン 埼玉県東松山市農園の看板ヤギレスキュー」

【関連情報】
一般財団法人埼玉県建築設計監理協会Webサイト

「小屋の建て方」について紹介・解説した書籍が刊行

教員(戸田)が,「アウトドアシリーズMOOK 小屋を建てる 」( 3月2日発売 扶桑社)で,
本学の木造応用実習で制作した平屋の軸組を基に,木造軸組構法の小屋の建て方を紹介・解説しました。

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●扶桑社WEBサイト:https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594619992

2022年度卒業証書・授与式!

卒業式、4年生12名、院生1名、計13名を送り出した。研究室7年目で最大人数。

だから?学生たちから大きすぎる花束と寄せ書きを頂いた。 多くの保護者の方々も研究室に見えて嬉しかったです。

毎年,何人かの卒業生が必ず研究室に遊びに来てくれています。今期の卒業生もまたいつの日か会えることを楽しみに。

2022年度卒研発表会!

2023年1月24日から26日まで2022年度卒研発表会でした。

戸田研究室12名(設計4名,制作4名,論文4名)全員が無事に発表・質疑対応を終え,合格。大変おつかれさまでした!

アウトプットの仕方が異なりますが、背景や目的など各々テーマは連動してます。

卒業設計の発表は,2次審査として非常勤講師皆さんも交えた講評会もあります。

それぞれ図面や模型,モックアップなどの展示の前で設計趣旨を語り,質疑応答に熱意がみられました。

あらためて、 つくる・改修することの意味、 表現することの自由度、解像度 などを問いかけるような 当研究室の卒業設計かな。

2022戸田研究室ゼミメンバー&主な活動内容

4年生12名,大学院生1名,教員1名の合計14名で1.2Qゼミは主に毎週火曜日午後に実施中!

今年度も住宅改修など現場施工が始まるプロジェクトがあり,それぞれの担当学生を中心にメンバーが協力して進めています!

2021年度配属当時のメンバー

主なプロジェクト :デザイン/ビルド(設計/施工)=実際に自ら設計デザインし制作することです。

建築再生展R&R2022(昨年度実施設計・竣工物件の展示):@東京ビックサイト6月16日~18日

・埼玉県加須市古民家改修プロジェクト(デザイン/ビルド):現在,調査中,今年度計画案策定予定。6月から調査再開中。

・千葉県佐倉市古民家改修プロジェクト(デザイン/ビルド,他大学・本学他研究室協働):現在最終調整中,7月頃着工予定,年度内竣工予定

・研究室および大学購買の「木質化」デザインプロジェクト(デザイン/ビルド):学生自らの居場所を日々,少しずつ木質化などで改修中。(研究室:靴箱,防音壁,棚,デスクなど,購買:カウンターパーテーション等)今年度制作予定

・特に上記の部分のデザイン等は研究室内に常設するデジタルファブリケーション(レーザーカッター・3Dプリンタ―等)機器で制作して,手加工や電動工具とともにDIY的なものづくりの実践や研究も行います。

・・・その他

自ら理解して実践しやすい規模」でデザインや設計・制作をしっかり学んでほしいと考えています。

それには「住宅やインテリア空間の規模」が卒研としては身につきやすいでしょう

人間が利用する身近な空間や環境を,人の暮らし方や気持ちを考えてデザイン/ビルド(設計/施工)することを研究することが重要です。そういった意味でも住宅や空き家・古民家,そして比較的柔らかく加工しやすく,活用時期を迎えている国産木材を身近な教材や研究対象として捉えています。

2021年度卒研発表会!

2022年1月25日~27日の3日間,2021年度の建設学科卒研発表会でした。戸田研究室は11名の4年生(設計3名,制作6名,論文2名)が無事に発表・質疑応答を終え,一段落です。お疲れ様!

埼玉建築士会支部だより「掲載」

アーキテクトビルダーとしてのデザインビルド的な木造建築教育の試み 戸田研究室5年間の実践

と題して,埼玉建築士会さいたま南支部だより,2021年7月,VOL.22,建築士の目 に寄稿しました。これまでの研究室活動を振り返る機会となり,卒業生はじめ学生たちとの思い出のエピソードがつまっています。

長野木造山荘の増改築設計・施工2

現場での検討内容も多く、大工さんらの知恵や技術を目の当たりに学生らもよい経験になっている様子。

既存部と増築部の取り合い
小屋裏

小屋裏は,なんとか寝転べるくらいで,太陽光発電の機材などの物置として使用予定。

増築部の内装

壁面はスギの無垢板を横張り。フローリングは工務店の既製品の突板余材を活用。本来は床も無垢板を張りたいが,余材を活用するという意味では施主の予算や工務店の材料ストックなどの状況に配慮した。

左:内装の小屋回り・右: 外部の筋交いや雪囲いを渡すための十手金物

内装は設備関係も入り、小屋裏の壁張りが進行。 外部は増築部分の筋交い補強や積雪対策の囲いを渡すための十手金物が付いた。現場担当学生からの日報と写真が毎晩届く。

小屋組み周りの火打ち梁に施された仕上げ

小屋組の火打梁は細かに板張りして上下の凹凸を納めた感じに。合板と無垢板の木目のコントラストも面白い。

内装はほぼ完了。

長野木造山荘の増改築設計・施工1

長野斑尾高原での木造山荘増改築工事が5月末に着工しました。研究室としては2年越しのプロジェクトです。

規模は2.5坪位で小さくとも、プロ(工務店)と本学当研究室で協働する意義は大きいでしょう。 雪国での建築は私も初めてで,もちろん学生も初めてでわからないことだらけですが、共に学ぶ、 On-the-Job Training!としての実践です。

遣り方(増築部の位置だし)。右側が既存の山荘
基礎打設
建て方完了: 軸組が斑尾の緑に映える夏至