卒業研究で秩父市へ。山,木材,まちをみる。

学園祭も終わり,4年生は卒業研究の追い込みの時期です。

研究室メンバーの一人が,出身地の埼玉県秩父で夏の暮らし方に関する研究をしているため,

秩父の山と木材等を地元企業の方々にご案内して頂きました。

 

 

秩父は海抜(標高)約240メートルの盆地で,夏は暑く冬は寒い,埼玉県内でも気温差のある地域です。

日本各地にみられるような急峻な地形から樹木を伐採して木材に加工するまでの一連のプロセスを見学

しました。その中で様々な機材や道具,多くの人達の労力を要することが実感できたことでしょう。

 

 

木材がさらに木造建築として普段,多くの人たちが過ごす場所にあるわけですが,

私たちはその背景とプロセスをどれほど理解しているでしょうか。

すっかり紅葉も見ごろで,秩父の武甲山のポーズ?をとり記念撮影。

外に出て見たり聞いたりしたことが,きっと卒業研究にも活かされることを願いつつ,

学生たちの伴走をする日々が続きます。