川上村木匠塾20周年記念フォーラム 2018年2月10日

2月10日に奈良県川上村で教員がシンポジウムパネラーとして登壇しました。

川上村木匠塾(もくしょうじゅく)は教員が大学生だった約20年前に参加していた,

木を使ったものづくりワークショップで関⻄の建築系大学が現地の吉野林業のスギ材を使い,

ベンチや休憩小屋など地域に役立つものを制作する活動です。

講演では,スギをアピールするためのポイントとして木匠塾の参加学生の影響として,
「内発的動機づけ」に着目できることを説き,有能感や達成感がこの活動の持続性になっており,
社会に出てからも人と人などの「つながり」に期待したい旨を述べました。

 

私のヘアスタイルが尖った形なのはスギの姿形をイメージしていることも(笑)。
この活動が博士論文の一テーマでもあり,今の活動の原点でもあります。

懐かしい村の方々,OBOG,大学教員らとの再会や今回のシンポジウムゲストとの出会いもあり,
今後も活動はもちろん村と学生の関わりも深くなってゆくことを願います。

卒業研究提出!&お疲れさま会。

1月27,28日に卒業研究の発表会を無事に終えました。

27日は卒業論文,28日は卒業設計の講評会でした。

戸田研究室は1期生であり,いろいろな先生方からの質問も多く頂けたのではないでしょうか。

 

とくに卒業設計では午後からの展示作品の前で講評会を行い臨場感あふれる雰囲気でした。

審査員を目前にコンセプトなどを説明して質疑対応するなど,図面や模型とともに

コミュニケートする手段を臨機応変に使い分けることが大切です。

 

意思を上手く伝えられた学生もいれば,もっとこう言えば良かった等と思った学生もいたでしょう。

指導教員としても研究室の学生らがどのように対応するか親のような思いでい見届けました。

 

 

講評会後はその場で懇親会をして各教員から,ひと言,総評などを述べてゆきました。

本学の卒業設計でこのような講評会をしたのは初めてとのことで来年度以降も継続と発展が期待されます。

 

 

 

2月6日には主に作業場となった寮の和室で模型写真撮影と慰労会を行いました。

研究室3年生の8名が4年生10名のために鍋料理をふるまい,来年度につなげる良い機会でした。

4年生1期生10名,無事に卒業判定を頂き,来月の卒業式を迎える予定です。

大阪芸大建築学科50周年記念展覧会出展

2018年1月27日,28日に,大阪あべのハルカスにて,

教員:戸田の母校,大阪芸術大学芸術学部建築学科50周年記念展覧会に研究者として出展しました。

主に,約20年前,芸大時代の活動と専任教員として建築の教育研究を始めた2013年の麻生建築&デザイン専門学校時代から,

現在のものつくり大学での活動をまとめた記録です。