2月10日に奈良県川上村で教員がシンポジウムパネラーとして登壇しました。
川上村木匠塾(もくしょうじゅく)は教員が大学生だった約20年前に参加していた,
木を使ったものづくりワークショップで関⻄の建築系大学が現地の吉野林業のスギ材を使い,
ベンチや休憩小屋など地域に役立つものを制作する活動です。

講演では,スギをアピールするためのポイントとして木匠塾の参加学生の影響として,
「内発的動機づけ」に着目できることを説き,有能感や達成感がこの活動の持続性になっており,
社会に出てからも人と人などの「つながり」に期待したい旨を述べました。





私のヘアスタイルが尖った形なのはスギの姿形をイメージしていることも(笑)。
この活動が博士論文の一テーマでもあり,今の活動の原点でもあります。
懐かしい村の方々,OBOG,大学教員らとの再会や今回のシンポジウムゲストとの出会いもあり,
今後も活動はもちろん村と学生の関わりも深くなってゆくことを願います。


小学生の時に1964年東京オリンピックで代々木体育館の吊り構造の美しさに魅せられ建築を志されました。新国立競技場は一見、デジタル技術を駆使した大きな建築ですが、隈氏は主に人間や自然環境の観点で語られました。法隆寺五重塔や明治神宮の軒は日射や雨を凌ぐだけでなく、日本の伝統的な木造技術の美しさがあり新国立競技場でも軒裏等に国産のヒノキやカラマツ等の木を用いて、「人」が見上げた時にデザインの見せ場があることを主張されました。木を多く使う理由として、幼い頃に木造の家で育ち自ら建築に手を加えて修理することができる楽しさを知ったことや、これからの時代は自然素材として木が相応しいことを挙げられました。


