ものつくり大学 INSTITUTE OF TECHNOLOGISTS

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学科・研究科・センター

ものつくり学研究科

ものつくり大学大学院

ものつくり大学大学院は、2005年4月に開設され、ものづくりを既成の学問体系や産業構造及び職能にとらわれることなく、ものつくり学の視点から高度な技術の研究開発や、伝統技能や高度熟練技能の探求を行い、優れたものづくりを理解し実践できる力をもった技術者を育成することを目的としています。 そのために、ものつくり大学大学院のカリキュラムは、実際的な実務課題を導入した実習やインターンシップを活用して効果的に実践力、および自ら研究課題を想定し解決できる総合力を身につけられるよう配慮されています。

本学大学院では、修士学位プロジェクトのテーマを学生自身が選定することを基本としており、入学希望者には志望理由と共に、事前に学位プロジェクトについての考えを文書で提出していただき、関係する本学教員と事前に相談することにより、充実した修士論文となることを目指しています。
分野を問わずこれまでの教育実績や活動実績を生かし、ものづくりに関わる広範な分野で活躍したいと熱望されている方の入学をお待ちしています。是非、本学大学院に入学され指導教員と一緒に未来の扉を開きましょう。

概要

ものつくり大学大学院は、文部科学省より設置認可を受けた大学院で、2005年4月に開設されました。
ものつくり大学大学院を修了すると、「修士(ものつくり学)」の学位が授与されます。
修了(修士学位授与)のための要件は、2年以上在学し、授業科目について選択必修科目8単位以上を含む30単位以上を修得し、かつ、修士学位プロジェクトの審査及び最終試験に合格することとなっています。

研究科名ものつくり学研究科
専攻名ものつくり学専攻
課 程修士課程(修業年限2年)
場 所埼玉県行田市前谷333番地(ものつくり大学技能工芸学部と同地)
学生定員1学年20名(2学年総定員40名)

社会人も学びやすい・働きながら学べる

職業を有しているなどの事情により、標準修業年限内(2年)での修了が困難であることがあらかじめ見込まれる場合、長期履修制度により、標準修業年限に加えて、最長で2年間在学することができます。

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教育課程目標と人物像

教育課程目標

  1. 真にすぐれた「もの」と「ものづくり」の在り方の探求力の修得
  2. ものづくりの高度な技能技術の知識と実践力および普遍的ものづくり意識の修得
  3. ものづくり実務の企画力とマネジメント力および実践力の修得

教育課程目標

育成目標とする人物像

教育課程目標

カリキュラム・時間割

カリキュラム

ものつくり学研究科は、ものつくり大学技能工芸学部情報メカトロニクス学科および同建設学科を基礎とする単一研究科です。大学院の教育研究の柱となる領域は、これまでにない新しい複合的な領域「ものつくり学」です。「ものつくり学」は、既設学部における領域、すなわち「技能工芸学」に立脚しつつも、これを個別かつ専門的に探究するものでなく、ものづくりの高度な実務を念頭に、さらに広範な領域にまたがるものです。

TOPICS
2022年度より、多摩大学ご協力のもと、寺島実郎先生(多摩大学学長、日本総合研究所会長、学校法人ものつくり大学理事)が監修するリレー講座「現代世界解析講座」を講義として開講しています。
本講座は、世界経済、国際問題、社会的な危機現象に対して、課題を認識し、その対処方法を整理して、今後の人生に活かすことをめざすものであり、ディプロマ・ポリシーの1つである「異文化など多様性を受容、尊重でき、更に最新の科学技術や社会経済の動向も逸早く理解して、グローバルな視点で対応できる力(協調力、知識力、受容力)」を身に付けるものです。

時間割

最新時間割は以下に掲載しています。

開学の目的と教育研究上の理念

開学の目的

  1. ものつくり学の研究を通して、世界の在るべき方向を見定め、広く人類全般に貢献する。
  2. ものつくり学の成果を、主に実務的な課題において実践し、その成果をもって直ちに社会に貢献する。
  3. ものつくり学に基づく高度な教育研究と、ものづくりの実践を通して、真に価値あるものづくりに寄与する実践的人材を育成する。
  4. 歴史や文化に基づく価値ある伝統技能・高度熟練技能の発展に貢献する。
  5. ものづくりに関する教育研究用の情報・資料の収集と活用を推進し、人類全般に貢献する。
  6. 技術・技能情報の収集と活用、及びものづくり企業の支援機能を整備し、広く社会に貢献する。

教育研究上の理念

  1. ものつくり学の創生と発展
    未来を先見した「もの観」「ものづくり観」に基づくPhilosophy・Policy・Methodologyを探求
  2. ものつくり学の探求と実践を同時推進
    ものつくり学探求の学理とものつくり実践の相互作用により、ものづくりの技能・技術を身体で覚え、理解し、考える。
  3. 実務との連携の重視
    企業における実務課題を活用した教育を行い、共同研究や技術相談、熟練技能の継承などによる社会貢献を図る。
  4. 学生の自己マネージメント力の重視
    履修計画、研究計画には、実務経験やものづくり経験を反映し、将来の自己実現に対する希望を生かせる支援を行う。
  5. ものづくりの拠点機能の充実
    古今東西の「もの」、「道具」、「技」、「人材」など、ものづくりに関わる情報の収集・活用を行い、産学官の交流等のネットワークを構築する。

専任教員および研究分野一覧

教員名専門テーマ分野
荒木 邦成教授信頼性工学、生産プロセス設計
井坂 康志教授ドラッカー研究、経営学、社会情報学
石本 祐一准教授音声情報処理、音声コミュニケーション分析
岡根 利光教授鋳造、金属材料、3Dプリンター
香村 誠教授熱・流体工学
小塚 高史教授生産性管理、マネジメント
佐久田 茂教授精密機械システム、精密加工、統計解析
菅谷 諭教授電子光情報工学
武雄 靖教授機械加工、技能伝承
土井 香乙里講師社会言語学、英語教育
永井 孝准教授教育工学、身体知獲得支援、STEAM教育
原 薫教授内燃機関、アルミ押し出し加工
ビチャイ・サエチャウ教授パワーエレクトロニクス、制御
平井 聖児教授ナノ・マイクロファブリケーション
平野 聡准教授溶接・接合、材料創生、産業用ロボット応用
堀内 勉教授物理化学、分析化学
牧山 高大講師塑性加工学
町田 由徳准教授プロダクト・デザイン
松本 宏行教授構造解析、信号解析、ユニバーサルデザイン
三井 実教授音響工学、感性工学、信号処理
荒巻 卓見助教構造材料、建築施工、コンクリート工学
今井 弘教授建築設計・技術・工法
大垣 賀津雄教授建設剛構造、複合構造
大竹 由夏講師建築計画、都市計画
大塚 秀三教授建築材料・施工
岡田 公彦准教授建築計画・設計・竟匠
小野 泰教授建設構造
久保 隆太郎准教授建築環境工学、建築設備
佐々木 昌孝教授建築史、技術史
澤本 武博教授建設材料・施工
高橋 宏樹教授建設材料・施工
田尻 要教授建設計画
土居 浩教授モノ研究、生活学
戸田 都生男教授建築環境心理、建築計画
松岡 大介准教授建築環境工学、建築設備
間藤 早太教授建築構造計画
三原 斉教授建設経済、建築生産、建築構法
横山 晋一教授日本建築史、文化財保存修復

修学上の情報

履修や成績、情報ネットワークに関することなどを掲載しています。

3つのポリシー

「ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)」「カリキュラム・ポリシー(教育課程の内容・方法の方針)」「アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)」について掲載しています。

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