ごあいさつ
ものつくり大学学長 ごあいさつ

学長
佐藤 勲
- 工学博士
ものづくりで社会を支える「テクノロジスト」をめざそう!
ものつくり大学は、社会に新たな価値を生み出すための実学を重視した学びを提供する大学として2001年に開学しました。「マネジメントの父」と呼ばれるピーター・ドラッカーが提唱した「テクノロジスト」、すなわち理論だけでなく、それを形にする実践力をも身に付けた人材を輩出し続けています。本学の英文名称が「Institute of Technologists」であるのは、この理念を明確に表すためです。この理念を形にするため、ものつくり大学の授業はその約6割が実習・演習科目で、現場で使われている実機や設備、原寸大の材料を用いることで実践経験を積むとともに、年間約380名のプロの技術者をお招きして指導いただいています。また、40日間のインターンシップを通じて現場感覚を養う機会も設けています。
日本を含め世界のどの国・地域においても、持続的な発展のためには、社会に新たな価値を創造する「もの」や「こと」の実現が不可欠です。AIを始めとする情報技術の発展や気候変動、サプライチェーンに対する地政学的リスクなど、社会の価値のあり方が大きくかつ急速に変わりつつある昨今、新たな価値を創造し続けるためには、最先端科学技術の探求だけではなく、それを形にし、人々に歓迎される形で社会実装する人材の必要性が一層高まっています。一方で、我が国を始めとするいわゆる先進国では、科学技術やそれをもとにした製品・サービスがコモディティ化して人々の関心が薄れつつあり、新たな価値創造を目指す若い人材が減りつつあるように感じます。特に、資源の乏しい我が
国が持続的発展を遂げるためには、こうした人材の育成と活躍の場の確保が急務です。ものつくり大学は、日本を代表する大手企業や各種団体の応援を得つつ、これまでもテクノロジストの輩出を通してこの課題に取り組んできました。これからも時流に合わせた価値創造人材の育成に努めてまいります。
将来が見通しにくい時代ですが、だからこそ、これからの社会を支える若い人々には「こんなものを作ってみたい」「こんなことを実現したい」という夢や希望を持ち続けていただきたいと思います。ものつくり大学は、皆さんの夢や希望の実現に最も近い大学でありたいと常に願っています。ものつくり大学の特色ある学修環境を最大限活かして、この時代に即した「テクノロジスト」をめざしましょう。
学校法人ものつくり大学会長 ごあいさつ

会長
正井 健太郎
- 株式会社日立製作所
嘱託(元執行役常務)Director,Hitachi Rail Ltd.
デジタルとグローバル社会に応える、現場力とデジタルスキルを持つ人材を輩出します
現代社会はデジタル化とグローバル化が急速に進展しており、私たちの生活や仕事のあり方に大きな変革をもたらしています。その中でデジタルと実際のものづくりの差を埋める日本の強みである「現場力」はますます重要性を増しています。また今の日本の産業界においてもその「現場力」を持つ人材が枯渇しつつあり、非常に大きな課題となりつつあります。その中でものつくり大学は、ものづくりの過程で必要なスキルを実際に実習を通じて習得し、「ものづくり」の基本を学ぶことにより「現場力」を身につけると共に、デジタル技術とグローバルな視点を取り入れた教育を推進しています。特に本学は実際の製造、建築過程を豊富な設備を使って実際に学ぶことができるという点で非常にユニークかつ貴重な学びができる大学であり、学生たちが未来に向けて産業界に不可欠な、現場の実情がわかり、最新技術も使いこなせる「テクノロジスト」として社会で活躍できる人材を育成することを目指しています。
デジタル技術の進化は、製造業をはじめとする多くの産業において新たな可能性を開きました。AI、IoT、ビッグデータなどの技術は、効率性の向上や新しいビジネスモデルの創出に寄与しています。ものつくり大学では、これらの先端技術をカリキュラムに取り入れ、学生たちが実践的なスキルを習得できる環境を整えています。
また、グローバル化の進展により、国際的な視野を持つことがますます重要になっています。異文化理解や国際協力の能力は、現代のビジネスや社会において不可欠です。ものつくり大学では、海外からの留学生も受け入れ、海外との国際交流活動を通じて、学生たちが世界とつながり、グローバルな視点を養う機会を提供しています。
ものつくり大学はデジタルとグローバル化で激変する環境の中で、日本の産業界が求める「テクノロジスト」人材を輩出してきました。今後も日本の強みである「現場力」をもち、かつデジタル技術を使いこなしてグローバルに活躍できる人材が本学から巣立ってくれることを心より期待しております。
学校法人ものつくり大学理事長 ごあいさつ

理事長
土屋 喜久
ワクワクする学生生活を送りたい。その期待に応えます。
ものつくり大学は、開学以来、6つの基本理念を掲げて教育・研究を推進しています
その第一は、「ものづくりに直結する実技・実務教育の重視」です。
この理念こそ、本学の最大の特徴であり、他の大学に類を見ない教育体系とこれを実現できる設備を備えています。その教育の成果は、産業界から高い評価をいただき、5,000名を超える卒業生・修了生は、日本を代表する企業グループや、地域の発展を担う多くの企業において、幅広く活躍しています。
さらに本学が重視するのは、「時代と社会からの要請に適合する教育・研究の重視」です。第一の理念を真に実現するためには、社会の趨勢を見通して、教育内容を不断に見直すことが欠かせません。
DXの進展やAIの活用など、ものづくりは大きな変革の時期を迎えています。本学では、デジタル技術への対応を深めるとともに、多様な社会課題に向き合って解決を目指す人材を育成すべく、リベラルアーツの充実も図ってまいりました。今後も社会の要請に素早く対応して、新時代のものづくり技術教育へと進化させていきます。
そして、体系的な学びに、自らが主体となった体験が加わってこそ、人間性豊かな成長が実現します。本学では、多彩な学生プロジェクトが、学生自らの手で活発に活動を繰り広げています。近年も「NHK学生ロボットコンテスト」や「種子島ロケットコンテスト」、「技能五輪全国大会」などにおいて、多くの賞を受賞するなど、大きな成果を収めています。
ものつくり大学は、自発性・独創性・協調性を尊重する人間性豊かな教育で、ワクワクする学生生活を送りたいという若い皆さんの期待に応えます。
「自らの想いを形にしたい」と思ったあなた。ともに学びましょう。お待ちしています!
ものつくり大学初代総長・本学命名者 梅原猛の言葉

初代総長
梅原 猛
- 哲学者
- 文化勲章受章者
(2019年1月12日逝去)
ものつくり教育への感慨
日本人は古来からものづくりの達人でした。源流は縄文時代にさかのぼります。縄文土器や土偶、木を材料にした建築及び彫刻技術です。この伝統は稲作文化に伝承され、稲作農業国の中でもとりわけ水準の高い国になりました。
そして明治以後、欧米から工業文明を受け入れるときにふたたび形を変え継承されました。その後、日本はそのひたむきな勤勉さと英知によって、世界に冠たる技術立国に発展しました。ところが近年、この永年にわたり培ってきた伝統が衰退しつつあると言われています。この大学は、このような歴史背景のもとに大きな社会的要請を受け、期待と使命を担って創設するものです。「もの」をつくるということは、青年期における貴重な「体験」であり、「感動」であります。「手は表にあらわれる脳」だとも言われます。「もの」をつくることは、手先ではなく、頭脳の発達と人格の形成の面からも普遍の意義をもちます。この大学は、21世紀の新しい理想に燃えて創る大学です。この理想に共感し、意欲にあふれた学生諸君が全国から入学してくれることを待ち望んでいます。







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