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現存する日本最古の茶室「待庵」を再現した本学プロジェクト教育チームが 「第5回 これからの建築士賞」を受賞しました
2019.06.10
「森美術館展示のための原寸再現模型制作を通したものづくり教育と建築文化の普及啓発」と題し、「第5回 これからの建築士賞」を、ものつくり大学の待庵プロジェクト教育チームが受賞し、6月5日に授賞式が行われました。高度な技術の腕も併せ持つ建築士や職人を教育している点、さらに、完成した国宝の原寸再現模型を、展示見学できるようにしたことで、建築文化の普及啓発に貢献した点が評価されました。
本学では、2010年より世界的名作と称される住宅や工業製品などを原寸で忠実に再現し、本物のものづくりを手触りで体感する教育プログラムを推し進めており、本業績もその一環です。
受賞者:待庵プロジェクト教育チーム
リーダー: 岡田公彦(建設・准教授)、副リーダー:大竹由夏(建設・講師)
三原斉(建設・教授)、町田清之(建設・教務職員)
市川茂樹(名誉教授)、西直美(総合機械・教授)、松本宏行(総合機械・教授)、武雄靖(総合機械・教授)
小林靖史(非常勤講師)、飯島勇(非常勤講師)、榎本栄治(非常勤講師)、金澤萌(非常勤講師)、鈴木光(非常勤講師)、永島義教(非常勤講師)
これからの建築士賞とは
「建築士」は日本の都市と建築にかかわる重要な職能資格であり、設計監理、施工、行政、教育、まちづくり、発注者など幅広い業務に携わりながら、未来につながる社会の実現のため努力してきました。近年では防災、環境、高齢化と人口減少、歴史文化の喪失など多くの課題の中で、その専門的な知見を生かしながら、魅力的な社会、街並み、建築空間の実現を目指して活動しています。
なかでも最近は他の建築関係の会とも連携し、それぞれの地域をベースにした協働も盛んになってきており、これらの新たな活動が大きな波となって地域社会の未来に力となる事も期待されています。多様な分野における建築士ならではの新しい動きに光を当て、顕彰し、支援するとともに広く世の中に伝えようとするのが「これからの建築士賞」の目的です。
(一般社団法人 日本建築士協会ホームページより)