2021年8月19日（木）～21日（土）の3日間、選択科目の教員免許状更新講習を実施しました。

1日目のテーマは「3DCADおよび3Dプリンタを活用したものづくり」で、中学校や高等学校の教員7名が受講されました。松本教授、堀内教授の指導のもと、OpenSCADによるプログラミングを利用した３DCADによる画像や立体の作成を行いました。その後、SolidWorksを用いて実際に3Dプリンタを使った自動車モデルの造形を行い、無事に講習を終えることができました。

【8月19日：講習風景】

2日目のテーマは「STEAM：プログラミング授業」で、5名が受講されました。永井准教授の指導のもと、アートワークとプログラミングを学びました。micro:bitを用いた電気回路の制作では、PICAPICA基板やLEDストリングの接続、電気ボックスの取り付けを行いました。その後、PICAPICAプログラミングとして、スイッチや明るさといった各処理のプログラミングやセンサーを使ったＬＥＤストリングスの制御、無線プログラムによるＬＥＤリレーを行うとともに、受講者とのディスカッションが行われました。

【8月20日：講習風景】

3日目のテーマは「木造住宅の耐震・耐風性能及び構造実験」で、2名が受講されました。
小野教授の指導のもと、木造住宅の地震被害の講義から入り、木材・木質材料の性質や構造の基礎、耐震・耐風性能について学びました。午後は木造耐力壁の試験体を作って、壁の耐力や変形能力などの構造性能の実習を行いました。受講者の皆様には、木造耐力壁の模型をお渡ししました。

【8月21日：講習風景】