ものつくり大学 INSTITUTE OF TECHNOLOGISTS

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【プレスリリース】技能工芸学部の課程制移行および「デジタル・デザイン課程」設置計画が文部科学省の令和6年度大学・高専機能強化支援事業に選定

2024.07.22

ものつくり大学(埼玉県行田市/学長:國分 泰雄)は、2026年4月に技能工芸学部を課程制に移行するとともに「デジタル・デザイン課程」の設置を構想しています。この構想が、6月26日に文部科学省が発表した令和6年度大学・高専機能強化支援事業に選定されました。

大学・高専機能強化支援事業は、デジタル・グリーン等の成長分野への学部転換等の改革を進める大学等に対して必要な支援を継続的に行うことにより、全国各地における当該成長分野の学部等の設置等を促進することを目的とした助成金です。

本学が構想し、認可申請の準備を進める「デジタル・デザイン課程」設置の背景には、近年の情報技術の発達によって、ものづくり企業にもデータサイエンスを駆使した需要分析、生成系AIをツールとして創造的に計画・構想(デザイン)できる能力、さらに製造工程や建設工事工程における人協調ロボット等のデジタル技術を駆使してイノベーションを創出できる人材育成が急務となりつつある現状があります。

「ものづくり」とは単に製造工程や建設工事工程のみを指すのではなく、何を作るか(構想)、どのような形や演出を加えるか(デザイン)、そして如何に作るか(製作)の課程を経て、いかに長く使い続けるか、いかに再生(サーキュラーエコノミー)あるいは最小限の廃棄をするか(つくる責任 つかう責任)まで含めた人工物創造(ものづくり)や計画・活動(ことづくり)の全過程を指します。

そこで本構想では、技能工芸学部の現在の2学科(情報メカトロニクス学科、建設学科)構成を課程制へ移行して新たに「デジタル・デザイン課程」を設置します。そして、構想、創造、持続使用、再生利用、最小限廃棄までの「ものづくり」の全過程を俯瞰的に把握して、デジタル技術を駆使してものづくり全体を構想デザインし、我が国のものづくり産業界を牽引する人材育成を目指します。

●大学プレスセンター記事:https://www.u-presscenter.jp/article/post-53946.html

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