ものつくり大学 INSTITUTE OF TECHNOLOGISTS

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教育連携・地域連携・国際交流

2022年度 第12回 ものつくり大学 高校生建設設計競技

第12回 審査結果

本設計競技について、『これからのモバイルハウス』とのテーマにて公募したところ、全国各地の2022年度17校72作品の応募がありました。コロナ禍の中多数の応募を頂き、有難うございました。

審査は本学建設学科の専任教員から、今回の課題を鑑み、今井 弘(審査員長)、大竹 由夏、岡田 公彦、小野 泰、久保 隆太郎、田尻 要、戸田 都生男、松岡 大介、三原 斉が担当しました。厳正なる審査の結果、入賞者は以下の通りとなりましたことを報告します。入賞者の方々、おめでとうございます。

また来年度も多数の応募をお待ちしております。(審査員長 今井 弘)

1位 田中 大登 明石工業高等専門学校 連なるテント
2位 坂崎 倖平、増本 唯衣 明石工業高等専門学校 TRAIN-HOUSE
3位 望月 桃子、林 美優 静岡県立科学技術高等学校 自宅内転居-今日はここ、明日はあそこ-
佳作 後藤 啓介 大阪府立都島工業高等学校 流れる家
佳作 戸谷 阿佐子 成蹊高校 「キューブ」で繋ぐ
佳作 山口 柊弥 大阪府立都島工業高等学校 それぞれの空間~用途を分けるモバイルハウス~
佳作 寺井 ことみ 静岡県立科学技術高等学校 新ノアの方舟計画~自給自足のモバイルハウス~
佳作 三浦 小遥 福島県立福島工業高等学校 マルチホーム
佳作 川上 遥己 佐賀県立鳥栖工業高等学校 小さなライブハウス

第12回 募集要項

課題

これからのモバイルハウス

課題主旨

第11回チラシ

 モンゴル高原に住む遊牧民は、家畜の餌となる草を求めて移動するため「ゲル(パオ)」と呼ばれる移動式住居で暮らしています。最近では、太陽光発電や衛星放送を受信するアンテナなど加え、スマートフォンの普及率も高く、IT化が進んできています。
 車輪のついた住居といえば、現代では「トレーラーハウス」や「キャンピングカー」があります。これらは内部では、ガスや電気も利用できますし、水道や電話を引き込むこともできます。
 一昨年からの新型コロナウィルスの蔓延は、人間生活に数多くの変化をもたらしました。これまで近未来に起こるだろうと考えていたオンラインなどの非接触型の生活が、一気に現実となり人とのコミュニケーションの取り方にも変化が生まれました。その中、キャンプなどに人気が高まっています。その背景には、急速なIT の発展によるデジタル疲れへの反動や自然志向の高まり、また2011年の東日本大震災以降の防災意識の高まりも後押ししています。
 「トレーラーハウス」や「キャンピングカー」は、ますます設備を充実し住宅化してくると思われますが、はたしてそれが、ポストコロナ時代の移動式住居なのでしょうか?
 今回の課題である“これからのモバイルハウス”は、生活環境や職場・学修環境の変化を考え、ニューノーマルというこれからライフスタイルがどのように展開するかを想定し、次世代の移動式住居を提案してください。創造性豊かな自由な発想を期待しています。

設計条件

  • これからのモバイルハウスを、図(設計図、イメージスケッチあるいは模型写真やパースなど)で表現してください。
  • 応募作品には、作品名をつけてください。

審査員

今井弘(審査員長)、建設学科教員

第1位1点図書カード: 3万円
第2位1点図書カード: 1万円
第3位1点図書カード: 5千円
佳作6点図書カード: 3千円
(応募者全員に作品集を贈ります)

応募資格 ・ 条件

  • 原則として応募時に高等学校在籍中の方とします。個人、グループは問いません。
  • 同一人による複数点の応募を可としますか、未発表の作品に限ります。
  • 質疑応答は行いません。募集要項にないものは、すべて応募者の判断に任せます。

応募期間

2022 年 12 月 1 日 (木) ~ 2023 年 1月 31 日 (火) 必着

応募手続き・必要書類

  • 作品応募期間中に、第12回ものつくり大学高校生建設設計競技 登録フォームにアクセスし、必要事項を記入すること。
  • 作品の提出は、郵送または宅配便とします(応募期間の最終日までに必着のこと)。
  • 同一人が複数応募する場合および同一学校から複数出品する場合は、応募書類は まとめて提出してください。
  • 応募作品は、A2 判用紙 1 枚の片面に、横使いでレイアウトしてください。
  • 模型等の立体物の提出は不可ですが、A2 判用紙内に模型写真等で自由に表現することは可とします。
  • 応募用紙(大学HPからダウンロードできます)に、必要事項を記入し、応募作品の裏面右下に、しっかりと糊付けしてください。
  • 応募作品には、応募者が特定できる情報(氏名およひ゛学校名等)を、記入しないでください。
  • 応募作品への着色の有無、コピーの貼り付け、CAD の使用などは自由とします。
  • 図面には周辺環境を含めた配置図 1 面を入れてください。平面図との兼用を可とします。
  • 応募作品は、半分以上を図(複数可)で占めてください。文章での説明は、応募作品の半分未満にしてください。
  • 応募作品の中に作品名を明記してください。

応募用紙

こちらよりダウンロードしてください。

応募先

〒361-0038 埼玉県行田市前谷 333
 ものつくり大学 建設学科事務室 高校生建設設計競技係 宛

審査結果の発表等

  1. 入賞発表:2023 年 2 月中旬予定
  2. 作品展示:入賞作品は、本学オープンキャンパス等の期間中(4月~12月)に展示します。
  3. 受賞式: 2023 年 3 月中旬、本学にて開催予定。(オンラインの可能性もあり)
    ・ 出席される入賞者および指導教員の交通費は、本設計競技の事務規定に基づき本学が負担します(ただし、指導教員を含め1作品3名までの交通費宿泊費の支給となります)。
    ・ 当日、審査員の講評が行われます。

応募作品の著作権および取り扱いについて

  1. 応募作品の著作権は、応募者に帰属します。
  2. 著作権のある写真等の使用については、著作者の同意を得てください。
  3. 応募作品は、理由の如何を問わず返却しません。必要に応じてあらかじめコピーをとってください。
  4. 応募作品の展示や出版などの公開は、主催者の判断で行います。また、応募作品は主催者の印刷物として刊行します。


主催・後援・問い合わせ先

主催ものつくり大学(技能工芸学部 建設学科)
後援(公社)全国工業高等学校長協会
問い合わせ先ものつくり大学 建設学科 今井弘
E-mailh_imai(at)iot.ac.jp ※(at)は@に置き換えてください

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