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2020年度新入生代表より 誓いの言葉
2020.04.03
ものつくり大学・大学院
新入生代表より 誓いの言葉
厳しい寒さも終わりを迎え、やわらかな春の彩りを感じられる季節となりました。この度は、ものつくり大学に入学できることを嬉しく思うとともに、関係者の皆様方には新入生代表として心から御礼申し上げます。新たな仲間と出会い、共にものつくり大学の一員として新たな一歩を踏み出せることを誇りに思います。そして、今日まで育て、支えてくれた保護者の皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。
新入生のなかには、勉学より手を動かすことの方が好きという方も多いことと思います。私自身、工業高校へ入学する前まで体系的な理学にはあまり興味がなく、技巧スキルばかりを追い求めていました。しかし、高校で機械、情報、建築と多方面からものづくりにアプローチしていくうちに、技術は知識と技能の上に成り立ち、それこそが今の時代と日本の産業社会から求められているものづくりなのだと知りました。
ものつくり大学は授業の半数以上が実習を占めるように、充実した設備を活かした実技教育を重視しており、また2年次では40日間に及ぶインターンシップがあるなど、工科系大学の中でもたいへんユニークで、学生の学習意欲を駆り立てるような環境が整っています。私はこの実践的に深く展開された新しい学びの方法と、恵まれた環境で培う高い専門性を活かし、社会に貢献することが、この大学に集う者の使命であると考えています。そしてものつくり大学には、机上の知識だけでなく、より高度な技術や技能も習得したいと願う高い志を持った学生が集まっています。仲間と共に学び、互いの個性を磨くことで技術者としての感性と倫理観を身につけ、時代を先行く為の創造性を備えられるよう努めて参ります。
最後になりますが、赤松学長をはじめ、教職員の皆様、先輩の方々、何卒、温かく、そして厳しくご指導下さいますようお願い申し上げます。私たち、新入生一同が希望に満ちた新たな扉を開き、それぞれの目標を掲げ、理論と技術を融合したものづくりを目指して励む決意を表明し、誓いの言葉といたします。
令和2年4月3日
新入生代表
技能工芸学部総合機械学科
里 光
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※本日、4月3日(金)に予定しておりました本学入学式は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中止をいたしました。
つきましては新入生の皆様に贈る言葉として、本日予定しておりました学長および会長のお祝いの言葉、新入生誓いの言葉を掲載いたします。
本学教職員一同は、新入生の皆様のご入学を心から祝福しております。