本学の名誉教授であり、ピーター・Ｆ・ドラッカーの研究や翻訳の第一人者である上田惇生先生が、2019年1月10日（木）、さいたま市内の病院で逝去されました。享年80歳。葬儀は近親者のみで執り行われました。
上田先生は、本学の英語名『Institute of Technologists』をピーター・Ｆ・ドラッカー先生に命名していただくに際して、ドラッカー先生との書簡往来等に尽力いただきました。開学とともに本学の製造技能工芸学科（現在の総合機械学科）の教授に着任し、「（ドラッカーの）マネジメント論」の授業を教授され、その授業は現在も引き継がれています。
また、本学の図書館では、2013年11月3日に上田先生から寄贈された書籍による『ピーター・Ｆ・ドラッカー＆上田惇生文庫』を開設し、一般市民にも貸出し、開放しています。
ここに謹んで、上田先生のご冥福をお祈りいたします。