ものつくり大学 INSTITUTE OF TECHNOLOGISTS

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学長 赤松 明より 令和3(2021)年度新入生へお祝いの言葉

2021.04.05

令和3(2021)年度 ものつくり大学・大学院 新入生諸君

 ものつくり大学に入学された諸君、入学おめでとうございます。
 ものつくり大学は諸君の入学を心から歓迎します。そして、これまで新入生諸君の学業を支えてこられ、本日を迎えられたご両親、ご家族の皆様には心から敬意を表したく存じます。
 新型コロナウイルスの感染症が未だ収束しないなか、感染予防を徹底しつつ、3密を避けるために入学生諸君と教職員及び理事の皆様のみではありますが、令和3年度入学式を挙行できますことは、本学教職員の大きな慶びです。

 さて、ものつくり大学は、本学の初代総長で我が国を代表する哲学者故梅原猛先生によって命名されました。また、英語名 Institute of Technologistsは、社会生態学者の故ピーター・F・ドラッカー先生によって名づけられました。ここで申します「テクノロジスト」とは、単に理論がわかるだけでなく、高度な技術の腕も併せ持っている人のことを言います。
 諸君には、理論を学ぶだけでなく、ものづくりに直結する実技や実務を積極的に学んで頂くことになります。本学は、諸君が「テクノロジスト」となるために出来うる限りの支援に努めて参ります。例えば、現場で使用されている実機や設備、原寸大の材料を用いて実習を実施しますが、この実技・実務に関わる授業に、300名を超すプロの技術者をお迎えし指導して頂いております。また、ある授業では、我が国を代表する匠(たくみ)の技に接することもできます。
 諸君は、今日から、ものつくり大学技能工芸学部の21期生、大学院ものつくり学研究科の15期生となります。
 諸君は、改めて「将来こんな人間になりたい、あんなことを成し遂げたい」等の希望と期待で胸が一杯のことと思います。しかし、諸君は、具体的に将来何を目指して学び始めるのでしょうか。また、どのような専門的な知識や技術や技能を身につけようと思っているでしょうか。まだ、多くの諸君は、はっきりとした考えを持っていないかもしれませんね。
 諸君には、是非、具体的な目標や夢を描いて頂きたいと思っています。そして、目標や夢を叶えるためには、何事にも積極的に挑戦する強い意志を常に持ち続けることが必要と思います。けれども、今日から始まる、大学生としての学び方は、今までの高校生の時の学び方とは大きく違います。それは、『今何をしなければならないかを、自ら考えて判断し、自分で実行しなければならない』ということです。例えば、本学を卒業するためには、必要単位を取得しなければなりませんね。そのためには、まず、受講科目の登録をしなければなりません。登録を忘れると、授業を受講することはできません。その結果単位の取得もできず、進級どころか卒業もできなくなります。
 高校時代は、ご両親や先生から、これをしなさい、あれをしなさいと指示され、その指示を待っていればよかったのですが、これからは、そうはいきません。
 諸君が自ら描いた将来の夢を達成のためには、常に自ら挑戦する気概を持ち続けてほしいと思います。
 その気概を持ち続けるためには、朝起きて、夜眠るという当たり前の生活リズムを維持して下さい。もし昼夜が逆でしたら整えてください。そして、将来の目標に向かって、まずは卒業まで4年間の計画を立ててください。そのためにいい方法があります。それは、4月21日に開講されます社会人基礎力育成講座の初回に配布されますキャリア・プラン・ノートの活用を推薦します。是非、このノートを活用して4年間の自身の目標を立てて見てください。
 最後になりますが、諸君の夢が実現しますよう、どんな困難にもひるまず、目的に向かって、勇往邁進(ゆうおうまいしん)していただき、4年後、大きな自信と誇りを持ったテクノロジストとして社会で活躍されんことを祈念して式辞といたします。

令和3年4月5日