モスクワ(2012.7,2012.11, 2014.5,2017.8 調査)
クレムリンの横のモスクワ川に架かる橋を見ました.上路アーチ,ブレースドリブ中路アーチ橋が多いです.大変景観にマッチしています. 隅田川の清洲橋のような自碇式吊橋も見ることができました.










モスクワ川のトラス橋
赤の広場,クレムリンは見所いっぱいあります.








クレムリン
クレムリン
スターリン建築の中でも特に「スターリンゴシック」と呼ばれる様式の重厚な高層建築がモスクワ市内に7棟あります.そのうち,いくつかを見ました.


モスクワ市内の商業地域に新しいねじれたビルが完成しました.これまで見た中で最も捩じっています.

ねじれたビル(完成)
サンクトペテルブルグ(2012.7,2017.8調査)
函館五稜郭の原型と言われていますペトロハヴロフスク要塞は,榎本武揚が視察したとのことです.そこまでに繋がるトロイツキー橋は上路トラス跳開橋です.海軍の街だけあって,周りに帆船や巡洋艦が展示されています.日露戦争のバルチック艦隊の本拠地であり,第一次大戦後のロシア革命からソ連時代にかけて,レーニングラードと呼ばれていましたが,そのような印象の暗さはありません.


トロイツキー橋
勝鬨橋に似た跳開橋もあります.ピーター大帝橋(ボルシェオクティンスキー橋)は1913年に完成しました.橋長は335m,幅員23.5m,鋼重8,920tonです.曲弦トラスの中央部は跳開く橋のようです.




ピーター大帝橋
ピーター大帝橋
1907年に完成したスパーク・ナ・クラビー聖堂の建築様式は16-17世紀の伝統的ロシア建築を蘇らせたと言われています.ロシア各地の様式を複合的にとり入れています.各地街の紋章をタイルで貼り付けています.


スパーク・ナ・クラビー聖堂
ライオン橋(1826年完成)は銀行橋とともに設計者はトレッター技師,橋詰の像はいずれも彫刻家ソコロフの作品である.20世紀の半ばに全面的に補修されました. ライオン橋と呼ばれるその橋は,サンクトペテルブルクの旧市街を横切るグリボエドフ運河に架かっています.幅2mに満たない,板張りの歩道橋です.吊材のチェーンの端を4隅のライオンががっしりと口にくわえ,像が台座とともにアンカーの役割を果たすというユニークなデザインになっています.

エルミタージュ美術館は世界三大ミュージアムのひとつです.建物自体が世界遺産であり,ロシア旅行の目玉ですので,多くの方が訪れます.


ウラジオストック(2013.7調査)
ルースキー島とウラジオストクを結ぶルースキー島連絡橋(Russky Island Bridge)は,2本ある主塔(高さ324m)の間が1104メートルの世界最長の斜張橋です.全長は3100メートルにも及び,2012年のAPEC首脳会議開始に間に合わせるように建設されました,


デザインが美しいと評判のゾロトイ・モスト(黄金橋)は,V字の主塔&橋脚が特徴的で,ウラジオストクを代表する観光スポットになっています.鷲の巣展望台から見るのがきれいです.

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