NEXCO中日本金沢支社殿のご案内により,手取川橋架け替え工事の現場見学を行いました.
建設後50年を経過した既設のPCラーメン橋が,塩害などの影響を受けて劣化が進行しており,リニューアル工事が行われています.特徴は以下の通りです.
1)ステンレスクラッド鋼を用いた開断面箱桁の採用
2)ウエブと下フランジはR加工しており,連続的な断面を構成
3)壁高欄一体型のプレキャストPC床版を採用
4)床版に縦締めを行い,連続合成桁設計を採用
5)主桁のステンレスクラッド鋼断面を現場溶接で接合
6)支点上の既設PC桁上に新設鋼桁を架設
7)新設桁を用いて,既設PC桁を切断しながら解体
手取川橋架け替え工事
手取川橋架け替え工事