講義内容(実習の様子)
鋼構造関連の実習を紹介します.
構造基礎および実習Ⅳ(1年生4Q)
目的:溶接の基礎や安全について授業を行い,実際アーク溶接を体験して,その管理方法や基礎知識を学ぶ.
概要:アーク溶接により突合せ板継ぎ溶接を行い,その外観検査により実技試験の判定を行います.また,「アーク溶接等作業の安全」をテキストとして試験80点以上の学生に特別教育修了証を発行します.
- ストリンガー溶接の練習
- T型すみ肉溶接の練習
- 鉄筋のフレア溶接の練習
- 突合せ板継ぎ溶接の練習および実技試験(外観検査による判定)
- 講義内容の筆記試験の実施
日本ファブテック,富士電機等のOBで各種学協会にて溶接指導を行っている非常勤講師により,実技指導と講義を行っています.
構造基礎および実習Ⅴ(2年生1Q)
目的:鋼構造の基礎について授業を行い,実際の鋼材の各種試験を実施して,計算値と比較する.また鉄骨の製作工場を見学して,その生産管理方法や工程を学ぶ.
概要:専用のテキストを用いて,鋼材の引張試験,圧縮試験,梁の曲げ試験,ボルト継手部の施工管理と引張試験などを実施し,鋼構造の基礎知識を得る.また,日本ファブテックの熊谷工場やセキスイハイムの蓮田工場に見学に行き,鋼構造の鉄骨やユニットハウスの生産方法を学ぶ.
鋼構造応用および実習(2年生3Q)
目的:鋼構造の施工について学ぶために,システム建築の講義&実習を行う.実際の倉庫などの建築物に用いられているサイズの鉄骨,母屋および胴縁のボルトによる取付けを行い,施工技術を学ぶ.また,実際の倉庫などの建築物に用いられているサイズの屋根パネル,外壁パネル等の取付けを行い,施工技術を学ぶ.
概要:横河システム建築のyess建築を題材として,足場の組立,アンカーボルトの設置,鉄骨柱や梁のトルシア形高力ボルトによる組立てを行う.さらに,薄鋼板の軽量鉄骨でできたデッキプレート,母屋および胴縁をボルトで取付ける.また,ドリルビスや専用金具による薄鋼板の屋根パネル材の取付けや薄鋼板の外壁パネル材の取付けを行う.最終的にこれらの施工管理や安全管理を学び,そのレポートを提出する.
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