イスタンブール(2014.4調査)
ヴァレンス水道橋はイスタンブール旧市街のほぼ中央にあります.ローマ帝国統治時代に,コンスタンチノポリスを建設したコンスタンティヌス1世の時代に,378年にファーティフの丘とエミノニュの丘の間に建設されました.
北西近郊の森にある水源からひかれた上水を東地区のスルタンアフメト地区にある地下貯水池まで中継する役目を果たしました.その後,東ローマ帝国,オスマントルコ帝国時代まで水を届け,1697年にも補修をしているそうです.現在は1000mのうち800mが現存しており,橋脚の間にアタティルク大通りがあり,車の往来が激しいです.
ヴァレンス水道橋
ヴァレンス水道橋
ヴァレンス水道橋の説明
イスタンブールの歴史地区は世界遺産です.4世紀から東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルとして栄え,15世紀からオスマン帝国の首都イスタンブールとして繁栄が続きました. 写真はガラタ塔からガラタ橋(跳開橋)と旧市街を撮影しました. トプカプ宮殿,アヤソフィア,ブルーモスクなどの世界遺産群がわかります.
ボスポラス海峡クルーズ,昨日,小雨の中1.5時間のツアーに参加しました.ガラタ橋の旧市街側から出ています.近くにアタテユルク橋という斜張橋もみることができます.
途中,第1ボスポラス橋(1973年建設),第2ボスポラス橋(日本政府開発援助にて1988年建設.正式名称はファーティフ・スルタン・メフメト橋)まで行って戻ってくるツアーです.ボスポラス海峡の両側の街並みやモスクを見ることができます.写真は,第2ボスポラス橋の近くにある要塞で,美しいところでした.
第1ボスポラス橋
第1ボスポラス橋
第1ボスポラス橋
第1ボスポラス橋
第1ボスポラス橋
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