チリの橋

 

サンティアゴ(2019.3調査)

標高500m,チリの首都サンティアゴに着きました.中世にスペインの支配下で発展した面影を残す街ですが,近年,高層ビルも建ち,600万人が暮らす大都会に変貌しています.地下鉄Manquehue駅の北にあるアラウカノ公園の跨道橋は三角トラスです.上弦材を頂点とするスルーデッキは初めて見ました.

アラウカノ公園の三角トラス跨道橋
アラウカノ公園の三角トラス跨道橋
アラウカノ公園の三角トラス跨道橋

 

市内に歩道橋ですが,斜張橋がありました.市民にペイントされています.

サンティアゴ市内の歩行者専用斜張橋
サンティアゴ市内の歩行者専用斜張橋
サンティアゴ市内の歩行者専用斜張橋

 

旧市街の市民市場のマボチョ川にかかるトラス橋は,斜材を引張力で設計するプラットトラスです.斜材が2枚のプレートで鉛直材を挟み,2本で1格間を構成しています.残念ながら,現在,機能不全で使用中止です.また,旧市街にある跨道橋の斜張橋もありました.

マボチョ川のプラットトラス橋
マボチョ川のプラットトラス橋
変わった高欄
ガラスドーム建造物

 

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