埼玉橋梁メンテナンス研修会開催

2022年8月2日,ものつくり大学にて標記研修会が開催されました.無筋コンクリート,鉄筋コンクリート,プレストレストコンクリート梁の破壊実験について,その設計的な説明を牧教授(埼玉大学)が説明を行いました.その後,ものつくり大学の大垣から解説を行いながら,これらの載荷実験を見て頂きました.鉄筋コンクリート梁はせん断破壊するものと曲げ破壊するものの2種類を見て頂きその違いを確認して頂きました.鋼棒で横締めしているプレストレストコンクリート梁は,ひび割れ発生荷重が大きくなり,破壊後変形が戻る様子などをか確認いただきました.

 

研修講習会
載荷実験
鉄筋コンクリート梁のせん断破壊
鉄筋コンクリート梁の曲げ破壊
プレストレストコンクリート梁の曲げ破壊

研究室紹介動画2022の公開

これからはインフラ・メンテナンスの時代です.当研究室では,橋梁等のインフラ構造物のリニューアルに関する研究を行っています.NEXCO総合技術研究所,NEXCO東日本,日鉄C&M,太平洋マテリアル,COMTEC等の多くの一流企業との共同研究を行っています.鋼構造,FRP,樹脂モルタル等後の新技術のインフラ構造物への適用技術開発を行っています.橋梁等のインフラ構造物の延命化は社会が要請する事業です.そのため,就職活動における説明で役立つテーマが多くあります.主な就職先は,コンサルタント,橋梁メーカー,およびゼネコン等です.

研究室紹介動画2022→こちら

測量実習で地上絵を描きました

測量実習は1年生1Qに開講しています.距離測量,水準測量,平板測量,トランシット(トータルステーション)による測量を順次行います.

平板測量ではバットマン等の図を100倍に拡大して地上に描き,またその地上のポイントを1/100にして図面に戻すという実習を行いました.実習の状況は以下の通りです.

 

就職後の情報交流会

4/29連休初日ですが,当日の実験作業終了後,卒業生が5人集まってくれました.新4年生の就職はほとんど内定をいただきましたので,卒業生から様々なコメントをもらいました.卒業生は少しシャキッとしてきまして,成長を感じました.とても楽しいひと時でした.

実験室にて集合写真

現代世界解析講座スタート

ものつくり大学理事である寺島実郎先生(多摩大学学長,日本総合研究所会長)の現代世界解析リレー講座が開校されており,今年度から大学院の講義に取り入れさせていただきました.世界感を持った人材育成のための教養教育にピッタリだと思います.

多摩大学さんのご協力のもと,遠隔ですが大学院学生に視聴できるようにしていただきました.1回目の寺島先生の授業では,日本の明治以後の近代史,日本とロシアとの関係,ウクライナとロシアの宗教等の歴史,日本のGDPの変化など,学生にとって世界や日本の課題などが伝わる内容でした.

詳細は多摩大学の現代世界解析講座WEBを参照ください.

https://www.tama.ac.jp/relay/index.html

本学の國分学長,長谷川理事長,竹下専務理事が寺島先生の事務所(寺島文庫)を訪問した時の写真

本学の組織は以下を参照ください.寺島先生初め,日本を代表する経済産業界の著名な方々に役員を務めて頂いています.

https://www.iot.ac.jp/guide/outline/organization/