スタッド押し抜き試験用50Nの早強コンクリートを打設

今年度の弾性合成桁の共同研究(ものつくり大学,NEXCO総研,関西大学,大阪工業大学)で行うスタッドの押し抜き試験供試体製作が始まりました.本日,50Nの早強コンクリートを打設して,48体のプレキャストブロックを製作しました.研究室に3年生も加わり,てきぱきと動いて施工する姿を見て安心しました.このような経験も社会に出て必ず役立つことを確信しています.現場の施工管理のみならず,施工計画や設計にも役立ちます.皆さんの成長を期待しています.

 

打設前の状態

 

打設開始

 

打設中の様子

 

打設完了

養生完了

 

ゼネコン技術者『現場女子』が4人に1人の就活実態

7月23日(火)の東洋経済オンラインに,建設学科長の田尻要教授,技能工芸学部長の大垣賀津雄教授のインタビュー記事「ゼネコン技術者『現場女子』が4人に1人の就活実態」が掲載されました.
ご高覧ください。
ものつくり大学の実践教育は、夢のある仕事が見つかります.ただし,よい人生になるかどうかは,学生さんが就職してからの取り組みによります.夢にチャレンジできる仕事に就けるように,日々努力したいと思います.

橋梁メンテナンス技術研修会【令和6年度第2回】の開催

埼玉橋梁メンテナンス研究会は,橋梁の点検、補修等の維持管理に携わる県内の自治体職
員及び民間の技術者や橋梁の維持管理に興味がある学生を対象とし,研修会を開催しています.7/9に標記研修会をものつくり大学で開催しました.
プログラムは以下の通りです.

講義の様子

 

鋼橋の損傷と検査の概要(大垣)

 

超音波探傷法および渦流探傷法による検査法(ルイーザさん)

 

超音波探傷法の実演
渦流探傷法の実演

渦流探傷を行った学生

 

衝撃弾性波法の実演

 

高速リニューアル現場見学会開催

土木学会複合構造委員会 床版取替における既設合成桁橋の設計・施工技術に関する研究小委員会(委員長:ものつくり大学 大垣賀津雄)の元メンバーで,中央自動車道多摩川橋の床版取り換え工事現場の見学会と討論会を開催しました.

この橋は建設当初,ジャッキアップダウンにより床版にプレストラスを導入した死活荷重合成桁橋として設計されています.この橋の主要部材である鉄筋コンクリート(RC)床版を,横締めのプレストレストコンクリート(PC)床版に取り換えるリニューアル工事を行っています.

「日経コンストラクション」のWebサイト版に,以前関連記事が掲載されています.

https://www.iot.ac.jp/news_all/20230608_4/

現在,コンクリート床版を有する鋼桁橋では,合成桁と非合成桁の2種類の設計法を用いています.しかしながら,非合成桁設計においても適度にずれ止めを設置しており,弾性合成桁であるといえます.高速リニューアル工事においてスタッドのバネ定数を設定して弾性合成桁設計できれば,合成効果も適切に評価することができます.また,合成桁のような密なスタッド配置を行う必要もなくなり,リニューアル工事のPC床版設計における鋼材の配置も合理的になります.

現在そのため,NEXCO総研,関西大学,大阪工業大学,ものつくり大学+高田機工にて,実験や構造解析によって検討を行い,弾性合成桁設計法の共同研究を行っています.

見学会での集合写真

床版取替における既設合成桁橋の設計・施工技術に関する研究小委員会で執筆した書籍

 

 

理事長室用の机を仕上げました

佐々木教授指導の下,ストラクチャー実習場に秘蔵されていました机の表面を仕上げて塗装を行いました.表面に焦げ目や傷が多数ありましたので,天板を縦方向に電ノコを入れて3分割し,表面を機械切削した後,鉋で仕上げて,吹き付けクリアを3層行っています.

今年度から木造の研究室?のようです.美しい仕上がりです.

 

理事長との懇談会

表面仕上げを行った木製机

 

学内の運搬(少し多い)

 

記念撮影