10/28,29は学園祭「碧蓮祭」が開催されました.研究室のブースは構造物実験室で各種実験研究の紹介,ブリッジコンテスト橋梁の展示,鋼構造(鉄骨)実習の紹介などを行いました.
また,学生自ら企画した「子供も大人も学べる特別授業」ということで,木製小型橋梁模型の載荷実験を行って,耐荷力当てクイズをしていました.
生憎の雨模様でしたが,室内での展示であり,多くの方に見ていただくことができました.研究内容は一般の方には難しいので,展示内容はもっと考える必要があることなどがわかりました.
10/28,29は学園祭「碧蓮祭」が開催されました.研究室のブースは構造物実験室で各種実験研究の紹介,ブリッジコンテスト橋梁の展示,鋼構造(鉄骨)実習の紹介などを行いました.
また,学生自ら企画した「子供も大人も学べる特別授業」ということで,木製小型橋梁模型の載荷実験を行って,耐荷力当てクイズをしていました.
生憎の雨模様でしたが,室内での展示であり,多くの方に見ていただくことができました.研究内容は一般の方には難しいので,展示内容はもっと考える必要があることなどがわかりました.
9月28日,研究室の見学会で,国立研究開発法人土木研究所を訪問し,構造物メンテナンス研究センター(CAESAR)での検討内容の説明をしていただきました.鋼構造物やコンクリート構造物,床版等の補強方法を検討するための輪荷重走行試験などの状況や設備を見学しました.近年,注目されており研究室でも扱っている炭素繊維シートによる補強工法が,土木研究所でも研究テーマとして取り扱われていることを学生も認識できました.
同じ筑波にある青木あすなろ建設の技術研究所も訪問しました.牛島所長の案内で実験設備,過去の実験供試体,研究者の居室,および技術展示ルーム「夢工房」を見学することができました.わかりやすい展示コーナーは大学でも説明用にほしいものが多かったです.牛島所長の熱っぽい人生訓をお聞きして,見習うべきところが多くありました.
8/31、9/1の2日間,大学対抗ブリッジコンペが岐阜大学で開催されました.昨年の反省点を活かして,架設競技4位,載荷競技6位,プレゼン競技4位であり,総合で5位に喰い込むことができました.一部寸法が足りずにペナルティを受けましたが,健闘しました.
鋼材を使った4mの橋ですが,設計,構造解析,切断,溶接,孔開け,塗装,架設計画などを学ぶ機会となり,参加した学生はよい経験になったと思います.
JSBC2017成績一覧
架設 | 載荷(構造) | 美観 | プレゼン | 総合 | |||||
1 | 室蘭工大 | 1 | 鳥取大 | 1 | 大市大B | 1 | 熊本大 | 1 | 鳥取大 |
2 | 鳥取大 | 2 | 京都大 | 2 | 熊本工専 | 2 | 鳥取大 | 2 | 室蘭工大 |
3 | 大市大B | 3 | 名城大B | 3 | 熊本大 | 3 | 熊本工専 | 3 | 大市大B |
4 | もの大 | 4 | 室蘭工大 | 4 | 鳥取大
愛知工大 名古屋大 |
4 | もの大 | 4 | 名城大B |
5 | 名城大A | 5 | 大市大B | 5 | 名工大 | 5 | もの大 | ||
6 | 大市大A | 6 | もの大 | 6 | 大市大B | 6 | 京都大 |
注)参加は全国から合計21チーム
開会式
架設競技 プレゼン競技
載荷競技中 載荷競技終了
懇親会
6/30にJFEスチール扇島の製鉄所を見学させていただきました.東京ドーム120個分の敷地の広さに同行した研究室の学生も驚きです.鉄鉱石,石炭,石灰石から鋼を作り,最後に圧延している様子を目の当たりに見て,鉄は国家なりと言われていた理由を感じました.また,Vサインは,JFEスチール内での挨拶の代わりだそうです.
関東の土木鋼構造研究ネットワーク[関東・東北地区]製鉄所見学会が毎年開催されていまして,参加させていただきました.80名近い参加者だそうで,バス2台を準備して頂いての開催でした.情報交換会もあり,意義深い1日でした.
これまでなかったのが不思議ですが,GFRPの押抜き成形材の板やアングルをエポキシ樹脂で接着して集成する桁を,研究室の学生が制作しました.桁高400m,長さ5.2mありますが,重さは73kgと軽量で手で持てるものです.これまで,ハンドレイアップで桁を製作することはありましたが,このように集成桁として制作すれば,種々のオーダーに素早く対応できる可能性があります.
エポキシ樹脂の配合 GFRP集成桁の制作状況
GFRP集成桁の制作状況
今後,曲げ試験やせん断試験を行います.
このように,手で持てます.