おもしろものづくり教室
2010年度
第1回 おもしろものづくり教室「火薬ロケットを打ち上げよう」
2010年7月10日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第1回目が7月10日(土)に、小学生以上を対象として開催されました。
午前中はモデルロケットの構造等を学び、実際に作成し打ち上げます。午後は作成したロケットを使用し打ち上げ大会を行いました。
今年度は6名の募集に対して4名の参加があり、会場も打ち上げに使用するグランドに近い体育館でした。
まずは体育館で教室の説明を受け、説明書を元にロケットを作成してみます。
その後グランドへ移動し、作成したロケットを実際に打ち上げてみます。
しかし最初は上手く飛びません。なので再度体育館へ戻り、ロケットの調整を行います。
調整が終わり、お昼休みを挿むと、いよいよ改良したロケットを使用した打ち上げ大会です。
この大会は「打ち上げたロケットをどれだけ打ち上げ地点に近い場所に落とすことができるか」で順位が決定します。
このルールは規模の大きな大会でも採用されているルールで、最もポピュラーなものです。 そして全員の打ち上げが終わり、結果発表と表彰です。
最後に全員で記念撮影を行い解散です。大会の結果に関わらず、みな笑顔で終了できました。
2010年7月20日~22日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第2回目が7月20日(火)~ 7月22日(木)に、高校生以上の女性を対象として開催されました。 【造形】
【石膏への埋没(まいぼつ)】
【鋳込み(いこみ)】 【仕上げ】第2回 おもしろものづくり教室「鋳物で銀のペンダントづくり」
教室は3日間連続で、1日目は全体の流れの説明と練習、2日目は練習で作った型への銀の流し込みと本番の型作り、3日目には本番作品への銀の流し込みと仕上げでした。
鋳造でのアクセサリーの製作過程は、大きく「ワックスによる造形」「石膏への埋没」「鋳込み(いこみ)」「仕上げ」の4段階で行います。今回の教室でもシルバーだけでなく、ピンクシルバー等での鋳込みも行いました。
一番最初の工程で、ワックスを自分が作りたいもの の形に加工します。ここで如何にきちんと仕上げる かで、銀を流し込んだ後の出来や仕上げの手間が変 わってきます。
ワックスを台座に固定し、石膏の中に埋めます。この工程で石膏の中に気泡が残っていたりすると、金属を流し込んだときに跡が残ってしまうので丁寧に作業します。
一番重要な工程です。「鋳込む」とは、溶かした金属を型に流し込むことで、きちんと鋳込めるかは経験と少しの運によっ て決まります。この教室では「圧迫鋳造」という技法を使います。
最後の工程です。やることはただ一つ、ヤスリやリューターを使って「ひたすら磨く」これだけです。
磨きはとても根気の要る作業ですが、磨くほどに綺麗になっていくので、参加者の方々は時間を忘れるほど集中して作業していました。そして、それぞれ世界で1つしかないアクセサリーが完成しました。
2010年7月24日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第3回目が7月24日(土)に、小学生を対象として開催されました。 【人形を作る】 モルタルの入ったビニール袋の中に魔法の水をいれてこねます。よく混ぜた後、袋の端を切り、型に流し込みます。型はイルカやネコなどがあり、自分の好きな型を選ぶことが出来ます。そして型全体にいきわたるようにテーブルに軽く叩きつけて振動を与えながら流し込みます。しばらくしてセメントが固まると、型を外します。型から出てきた作品は真っ白で、そのままでもとても綺麗です。
【色を塗る】
【壊してみる】
実際にハンマーで叩いてみると、鉄筋が入っていない方は簡単に壊れるのに対して、入っているととても強くなります。第3回 おもしろものづくり教室「コンクリートで動物の置物づくり・手形づくり」
教室が始まると、まずコンクリートについての講義があり、それから実際に作品をつくりました。その他、今回は「作る」だけではなく「壊す」体験もできました。
まず最初に冊子が配られ、講師の澤本先生から コンクリートとは何か?どういった場所に使われて いるのかというお話を聞きます。
それが終わると、いよいよ人形作りに入ります。 使うのはモルタル、それから魔法の水です。
セメントはアルカリ性なので、素手で触ると手が 荒れてしまうことがあるので、袋に入れたまま混ぜ、作業をするときはビニールの手袋を着用します。
モルタルが乾くと今度はその人形に絵の具で色を塗ります。モルタルでできた作品は、それぞれ様々な色で着色され、一つ一つとても個性的で素敵な作品に仕上がりました。
今年度は、昨年度と違いコンクリートを壊すという珍しい体験ができました。
壊すのは2種類で「コンクリート」と「鉄筋コンクリート」です。ここでは教室の最初にあった先生からのお話に出てきたもので、コンクリートに鉄筋が入るとどれだけ強くなるのかを実際に体験できます。
参加した子どもたちは、その違いにとても驚いていました。
2010年7月31日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第4回目が7月31日(土)に、小学生以上の方を対象として開催されました。 【作り方の説明】
【実際に作る】 しかし最後は全員無事完成。記念撮影を行って、教室は無事終了です。今回の教室には21組の参加があり、大盛況のうちに終了しました。第4回 おもしろものづくり教室「ちょっとかわった筆箱を作ろう」
この教室は今年度から始まった教室で、ものつくり大学の同窓会員により開催されました。
この教室で作るのは、大工さんが昔から使っている「道具箱」の形をした筆箱です。この道具箱は、ものつくり大学の学生も授業で実際に作ります。その道具箱を、縮小したものが、今回作る筆箱です。
まず最初に、今回作る筆箱の説明を受けます。 その後、筆箱の材料が全て揃っているかを確認します。
確認が終わると、早速作成開始です。
この道具箱型の筆箱は、同窓会特製の説明書に沿って説明を受けながら作成していきます。基本的にお父さんやお母さんと一緒に作っていきますが、より作業がしやすいようにものつくり大学の同窓生が常時回ってアドバイスをしていきます。作る順番は、まず本体の枠を作り次に底板をつけ、フタが外れないようにする材料を取り付け、最後にフタを作ります。一見簡単そうに見えますが、手を抜くと一番最後のフタがうまくつかなくなるので注意が必要です。
2010年8月7日~8日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第5回目が8月7日(土)と8月8日(日)に、小学生以上の方を対象として開催されました。 【1日目】 作業自体は、叩いては熱する(焼きなます)の繰り返しです。そしてある程度程度進むと、その都度先生からアドバイスをもらいます。そうして叩いているうちに、だんだんと叩くコツがわかり始め、みな黙々と叩いていました。そうしているうちに1日目が終了しました。 【2日目】第5回 おもしろものづくり教室「自分のリズムでタンタン鍛金」
教室は2日間連続で、銀の棒をかなづちで叩いて加工し、スプーンを作成しました。
昨年度はAg950という銀を使いましたが、今年度はAg970というもう少し純度の高いものを使いました。
最初に講師の永島先生から、銀の性質や作業の進め方の簡単な説明を受けました。その後は即実践です。まずはスプーンの頭になる部分を決めて角を潰し、その後はひたすら柄の部分を叩いて延ばしていきます。
2日目は最初にスプーンの頭を作るための説明を受けました。それからは初日と同じで時折アドバイスをもらいながら黙々と叩きますが、1日目の作業により筋肉痛に苦しみながらの作業となりました。
しかし柄の形が整い形がスプーンになると、そこからはヤスリやリューターを使って磨いて仕上げていきます。ひたすら磨いて仕上がると、スプーンは叩いていたときとはまるで別の金属のように光り輝いていて、参加者はみな達成感に満ち溢れた表情をしていました。
2010年8月21日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第6回目が8月21日(土)に、小学生以上の方を対象として開催されました。
塗り終わったら、珪藻土が乾かないうちにビーズやガラス球、小さいタイルを貼り付けて装飾していきます。第6回 おもしろものづくり教室「画伯になろう」
この教室は今年度から始まった教室で、ものつくり大学の同窓会員により開催されました。
教室では建物の壁などに使用する「珪藻土(けいそうど)」という土を使用し、ガラス玉やタイルで装飾して壁掛け画やコースターを作成しました。
まずは珪藻土の入った袋に水を入れてよくこねます。水と珪藻土がよく混ざったら、それを30cm四方の枠にコテで塗っていきます。「コテで塗る」というのは普段体験することのない作業なので、参加者の方は少し苦戦していました。
ビーズやタイル等は色々な種類が用意されているので、完成した作品はどれもカラフルでオリジナルな物に出来上がりました。
2010年10月30日と10月31日開催
2008年度からものつくり大学で開催している「おもしろものづくり教室」の第7回目が10月30日(土)と10月31日(日)に、小学生と中学生を対象として開催されました。 この教室の目的は遊ぶこと!なので、予め用意された竹とんぼの羽に色を塗り、出来上がったら先生の下へ。竹とんぼの部品は2つしかありませんが、組合わせるのがとても難しいので先生に調整してもらいます。調整が済んだら、後は遊ぶだけです。先生に教えてもらった通りに飛ばすと、竹とんぼはものすごく高く上がります。
そしてガリガリとんぼは、用意された羽に色を塗り気に入ったビーズを選べば先生が組み立ててくれます。でも遊ぶのにはちょっとした「コツ」がいります。最初は上手く回すことができないのですが、先生にちょっとしたコツを教わると、誰でも回せるようになります。 参加した子供たちは、広い体育館の中でものすごく良く飛ぶ竹とんぼとガリガリとんぼに夢中になっていました。第7回 おもしろものづくり教室「楽しい竹細工教室」
教室はものつくり大学の学園祭にあわせて開催され、当日参加の方も含めて多くの方が参加しました。
この教室で作ることができるのは「竹とんぼ」と「ガリガリとんぼ」で、竹とんぼの材料は竹のみで、部品はたったの2つ。ガリガリとんぼも竹と釘とビーズだけです。
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