TBS『発表!ウチの県の大事ケン』に出演

下記のテレビ番組に出演します.2度の腸閉塞長期入院していましたが,退院した2/11土曜日に学内でロケしました.
<番組概要>
番組名:TBSテレビ「モクバラナイト『発表!ウチの県の大事ケン』~1時間まるごと○○県TV~」新しい番組の初回で特番のようです.
放送日時:2023年2月16日(木)23:56~24:58
<内容>
47都道府県の中から1つの県だけに密着し、全国に伝えたい県民の“大事ケン”(=大事件)を発表してもらう番組です。滋賀県が特集される2月16日(木)の回で、琵琶湖に架ける橋の概算費用について解説します。
※放送日、時間は変更になる可能性があります。詳細は番組公式サイトをご覧ください。https://www.tbs.co.jp/program/daiziken/
<補足説明>
番組の中で,高島市から長浜市まで18kmの橋を建設したら3兆円掛かるという説明をしていますが,これには前提があり,明石海峡大橋のような片側3車線合計6車線の吊橋を連続的に施工した場合の概算費用を,同橋の実績から算出したものです.合計車線数を2or4車線にすると,もっとコストダウンできるでしょう.また,水深100mもある部分を架設することを考えると,基礎工や下部工の費用が大きくなりますので,このような波浪と潮流の影響が少ない湖の場合には,日本では事例が少ないですが浮体橋案が有力になる可能性が高いです.このようなことを説明したのですが,番組としては不要な情報のようで,ほとんどカットでした.
 
導入部分
訪問挨拶
橋の建設費用説明

修士学位論文発表会

2月16日に大学院修士学位論文発表会がありました.研究室から大学院M2の渡邊健也君が発表を行いました.鋼床版橋の下面からの補強に関する研究内容です.発表も堂々としていてよかったです.内容はUリブ内部に軽量樹脂モルタルを充填して,その充填度合いを非破壊検査で確認する手法を開発したもので,新規性と有用性が確認できました.内容,発表共に素晴らしい出来栄えと思います.お疲れさまでした.社会人になっても,これらの経験が活かされると確信しています.

卒業研究発表会開催!

1/26金曜日,研究室の卒業研究発表会が行われました.4年生12名(今年は最も多い年です),すべてよい発表を行いました.プレゼンは努力次第で益々よくなるので,この経験を今後の社会人生活に活かしてほしいと思います.皆さんの成長に感動するとともに,今後の活躍を祈念しています.

発表した4年生+大学院生
3年生含めた研究室全体での懇親会

日本技術士会埼玉県支部 産官学連携セミナー

以下のセミナーが開催されました.日本技術士会埼玉県支部の方々にこのような機会を与えて頂きましたことを感謝致します.今後ともよろしくお願いいたします.

1.主 催 :公益社団法人日本技術士会埼玉県支部
2.開催日時:2022 年 12 月 20 日(火) 18:30 ~ 20:00(受付 18:15 より)
3.開催場所:さいたま市民会館おおみや 集会室8
さいたま市大宮区大門町 2 丁目 118 番地
4.講 演 :「ものつくり大学における産官学連携の取組み」
荒木 邦成氏(ものつくり大学技能工芸学部情報メカトロニクス学科教授)
「FRP を用いた構造物の共同研究事例について」
大垣 賀津雄氏(ものつくり大学技能工芸学部建設学科教授)

2022年度卒業研究中間報告会開催

今年も4年生の卒業研究梗概がまとまり,皆さんに中間報告会でプレゼンして頂きました.卒業研究テーマは以下の通りです.

トラス橋H形断面斜材のCFRPシートによる補強に関する交番載荷実験

トラス橋矩形断面下弦材のCFRPシートによる補強効果に関する交番載荷実験

基部に低弾性材料を巻付けた頭付きスタッドのバネ定数に関する押抜き実験

曲げを受ける鋼桁フランジのCFRP成形材による補強効果確認実験

トラス橋H形断面斜材のCFRPシートによる補強に関する長柱座屈実験

供用下を想定した軽量樹脂モルタルの鋼床版Uリブへの充填施工試験

現場接合部を有するGFRP箱桁橋の曲げ載荷実験

圧縮を受ける等辺山形鋼のCFRPシートによる補修・補強に関する実験研究

コンクリート床版を有する弾性合成桁の頭付きスタッドのバネ定数に関する実験研究

鋼床版Uリブ間を補強したCFRP成形材接着部の振動疲労実験

鋼床版下面からの樹脂モルタルとCFRP成形材による補強効果確認実験

軽量樹脂モルタルを充填した鋼床版Uリブ部の定点載荷実験

中間報告会終了後,皆さんと実験室で恒例のBBQを行いました.秩父からの冷たい風を入れながら炭火で暖を取りながら,1年間の思い出を語ることができました.