飯塚正貴君(4年)が土木学会から優秀講演者賞を受賞!

11月9,10日、建築会館において、土木学会(複合構造委員会)と日本建築学会(鋼コンクリート合成構造運営委員会)との共催で,鋼コンクリート合成構造,混合構造,複合構造に関する研究成果の発表や情報交換を目的として,「第12 回複合・合成構造の活用に関するシンポジウム」が開催されました。

当研究室から3編の関連研究を投稿しました。そのうち、1件は大学院生の菊地新平君(岩手県立水沢高校出身)が中心になって「鋼製梁を補強したCFRPシートの接着限界に関する実験研究」を執筆しました。11月10日に本実験のリーダーを務めた4年生の飯塚正貴君(群馬県立富岡高校出身)が発表しました。その結果、優秀講演者賞を受賞しました。おめでとうございます。

学長から表彰を受ける。

一緒に実験を行った研究室メンバー

ものつくりの道第2連絡橋 床版更新工事完了

 本日,2号橋開通式を行いました.FRPトラス橋の床版が木製であり,腐食が激しくなっていましたので,FRP複合床版に取り替える大規模更新工事を行いました.研究室の学生が頑張って,GFRPの特殊構造の上下面にCFRPシートを貼付け,上面にセラミックの砂で滑り止めした樹脂舗装を行い,下面は2度塗りの塗装を行いました.

1枚60kgの超軽量床版であり,施工は高所作業車を用いて学生が人力で行いました.

研究室メンバー        開通式
木製床版撤去
 
FRP複合床版の施工
  
もうすぐ完成

NEXCO中日本 新東名現場見学

10/30,NEXCO中日本殿の案内で,新東名高速道路御殿場インターから東京よりのトンネルや橋梁の現場見学をさせていただきました.NATM工法によるトンネル掘削中の三井住友建設殿の現場,鋼管複合橋脚を有するPC橋を建設中の大林組殿の現場,ならびに,ニューマチックケーソン工法を用いた橋脚基礎を建設中のオリエンタル白石殿の現場で,種々の説明を頂きました.今後就職活動を行う研究室の3年生を対象に,高速道路建設現場を初めて見学させていただき,彼らは    大変勉強になったと思います.

 

 

 

碧蓮祭2017 研究室の出展ブース

10/28,29は学園祭「碧蓮祭」が開催されました.研究室のブースは構造物実験室で各種実験研究の紹介,ブリッジコンテスト橋梁の展示,鋼構造(鉄骨)実習の紹介などを行いました.
また,学生自ら企画した「子供も大人も学べる特別授業」ということで,木製小型橋梁模型の載荷実験を行って,耐荷力当てクイズをしていました.
生憎の雨模様でしたが,室内での展示であり,多くの方に見ていただくことができました.研究内容は一般の方には難しいので,展示内容はもっと考える必要があることなどがわかりました.

    

 

土木研究所,青木あすなろ建設研究所の見学会

9月28日,研究室の見学会で,国立研究開発法人土木研究所を訪問し,構造物メンテナンス研究センター(CAESAR)での検討内容の説明をしていただきました.鋼構造物やコンクリート構造物,床版等の補強方法を検討するための輪荷重走行試験などの状況や設備を見学しました.近年,注目されており研究室でも扱っている炭素繊維シートによる補強工法が,土木研究所でも研究テーマとして取り扱われていることを学生も認識できました.

 

 

同じ筑波にある青木あすなろ建設の技術研究所も訪問しました.牛島所長の案内で実験設備,過去の実験供試体,研究者の居室,および技術展示ルーム「夢工房」を見学することができました.わかりやすい展示コーナーは大学でも説明用にほしいものが多かったです.牛島所長の熱っぽい人生訓をお聞きして,見習うべきところが多くありました.