このように本学で実施した実験成果を含めた内容が,世界に公表されて認知されることは素晴らしいことであると感じています.一緒に頑張った学生さんも喜んで頂けるものと思います.
以下に主な図を掲載します.








このように本学で実施した実験成果を含めた内容が,世界に公表されて認知されることは素晴らしいことであると感じています.一緒に頑張った学生さんも喜んで頂けるものと思います.
以下に主な図を掲載します.
今年度も12/16,17に本学体育館で企業研究交流会が開催されました.12/16は建設分野の企業に出展頂きました.12/17は情報メカトロニクス学科関連企業に出展頂きました.それぞれ,午前午後各45社,合計180社になります.大手企業も多く参加いただきました.最近の技術者不足が感じられました.
1,2年生は企業研究として,3年生は就職先として,貴重な情報を得たと思います.授業の間に見て頂くのではなく,休講にして学生さんに真剣に取り組んでいただきました.学生さんの将来のために,よい機会を設定できたと考えています.
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弾性合成桁曲げ挙動,スタッド押し抜き試験によるずれ変形,鋼桁の横倒れ座屈補強,トラス橋部材の耐荷力,ハーフプレキャスト版曲げ強度,建屋のブレース材耐震性能など,今年度実施予定の多くの載荷実験研究が終わりました.学生の皆さんはよくやりました.データ整理や考察が進んでいませんが,卒業研究の最後はしっかり論文の形にまとめて頂いて,後世に残せる内容にして頂きたいと考えています.皆さんの将来の活躍を祈念しています.
プレキャスト床版弾性合成桁の曲げ載荷実験
屋外実習場に試験体搬出
今後解体する弾性合成桁供試体
ブレース材の耐震補強供試体とシステム建築実習材料
ずれ止めの押抜き試験供試体
鋼桁の横倒れ座屈補強供試体
ハーフプレキャスト版の実験供試体
11月末に第2連絡橋の床板補修工事が完了しました.この橋梁はガラス繊維強化ポリマー(GFRP)製のトラス橋です.格点にはステンレス板のガセットプレートを用いて,ブラインドリベットで接合しています.この橋梁は本学の実習で2007年に完成しています.当初,木製床板を用いていましたが腐朽劣化が進行したため,2017年にFRP複合床版に取り換えました.その床版の一部にふくらみが生じたので,今回,学生さんが取替工事を行いました.本学では,このように実寸大の施工を行っています.このような経験が,将来学生さんの役に立つと考えています.
当初の木製床板
FRP複合床版取替え後
高所作業車の移動(学生が運転講習を受けて免許を取得しています)
ブラインドリベット撤去
不具合床版の撤去,通行止め
載荷実験による性能確認
表面のすべり止め舗装の施工
床版取替え(FRP床版はハニカムコア構造であり,1枚50kgです.)
床版取替え
取替え床版設置
設置完了
11/29,本学でリニューアルしました,草加市の木橋である中根ふれあい橋開通式が行われました.はじめに,主催者である草加市長の山川百合子様より,ご挨拶がありました.ものつくり大学への感謝の意を表されて,感激しました.
ものつくり大学学長の國分泰雄先生から,このような研究の機会を与えて頂いた草加市に感謝の意と祝辞とを述べて頂きました.また,町会連合会会長・中根町会会長の榎本武彦様より,町内の歴史等の紹介と中根ふれあい橋の苦労話等がありました.さらに,草加市議会副議長の田中宣光様から祝辞があり,中根ふれあい橋の重要性と本学への感謝の意を述べて頂きました.
リニューアル前後に対象橋梁の運搬と架設を行っていただいた,ナガヤス工業の大根田長政社長も来賓として同席されました.(ナガヤス工業さんは本学のインターンシップでもお世話になっております.)その他,町内の多くの方々が参列されました.
本学建設学科講師の芝沼健太先生と建設学科4年の鹿倉蓮さんから,補修前の腐朽状況と樹脂やFRPによるリニューアルの方法の説明がありました.
最後にテープカットと渡り初めを行いました.
本橋のリニューアルに研究面や施工面で協力いただいた,大学院の平田桐也さん,本学芝沼研究室の皆さん,樹脂やFRPの施工を指導いただいた日鉄ケミカル&マテリアルの秀熊佑哉さん,GFRPサンドイッチ床板を製作いただいたコムテックの方々に感謝致します.
補修工事を行った中根ふれあい橋
草加市長の山川百合子様
学長の國分泰雄先生
町会連合会会長・中根町会会長の榎本武彦様
草加市議会副議長の田中宣光様
本学建設学科講師の芝沼健太先生と建設学科4年の鹿倉蓮さん
テープカット
渡り初め