9/11-13に京都大学桂キャンパスで開催されました,Japan Steel Bridge Competition (JSBC)2024において,ものつくり大学Bチーム(3年生とM1)が美観部門で優勝しました.ものつくり大学の美観部門での優勝は2年ぶりになります.この競技は,4mの鋼製橋梁模型を事前に制作し,架設時間などを競う架設部門,重錘を偏載荷(140kgと60kg)させて平均10mmのたわみが高得点となる構造部門,学生や教員による投票で選ばれる美観部門,橋梁模型の特徴などを説明するプレゼン部門,総合的な得点を評価する総合部門からなります.鋼製橋梁模型のデザイン,設計,制作へのこだわりが評価された美観部門優勝は,ものつくり大学らしい受賞なので,とてもよかったです.
また,総合部門の好成績を狙っていたAチーム(4年生)は,実力がありながら,架設競技中にボルトナットを大量に落下させるという不幸に見舞われ,さらに載荷競技でアーチが面外座屈してしまい,変形が大きくなりました.事前の架設練習や載荷試験ではなかったことが生じてしまい,残念ながら表彰されませんでしたが,とてもよい橋を作って健闘いたしました.
本競技に参加して,頑張った学生を誇りに思います.この成長の機会に取り組んだ学生さんは,将来の活躍に繋がるものを得たと確信しています.

表彰式の様子

架設競技Bチーム

Bチーム載荷競技

Bチームメンバー

美観部門に優勝したレンティキュラートラス

架設競技Aチーム

大量に落としたボルト・ナットを指さすAチームメンバー

Aチームのバスケットハンドル型ダブルタイドアーチ

アーチが面外座屈して15mmの変形が生じた様子

開会式集合写真

すべてが終わって橋梁調査1

すべてが終わって橋梁調査2