若年者ものづくり競技大会(建設学科)
企業等に就業していない20歳以下の若年者のものづくりの技能向上と就業意識を高めるための大会です。技能五輪全国大会の登竜門でもあります。本学では第2回目から毎回出場しています。
2021年度 1名が入賞!!
第16回若年者ものづくり競技大会が、2021年8月4日~8月5日に愛媛県で開催されました。
建設学科からは2職種2名の学生が出場し、1名が入賞しました。総合機械学科では旋盤職種の1名が銅賞で入賞しました。
ご声援ありがとうございました。
出場者・入賞者
職種 | 学年・氏名・出身校 | 賞 | |
---|---|---|---|
建築大工 | 2年 平田 桐也(宮崎 延岡高校 出身) | 敢闘賞 | |
木材加工 | 1年 森上 雄介 (東京 聖学院高校 出身) |
平田さん(完成)
森上さん(完成)
指導教員のコメント
建築大工職種
今回の愛媛大会は、昨年がコロナ禍で中止となったので、2年ぶりになります。一昨年の福岡大会では建築大工職種は51名の参加でしたが、コロナ禍での開催に対応するためほぼ半数の24名でした。本学からは2年生の平田さん、亀割さんの両名を推薦しましたが、平田さんのみの出場となりました。
標準時間5時間15分+延長時間15分の競技の結果、平田さんは敢闘賞(6位)を受賞しました。
平田さんは、6月下旬より練習に取り組み始め、展開図の作成・部材の削り・墨付け・刻み・組み立ての各工程の所要時間を毎回計測し、標準時間以内での完成を目指しましたが、なかなか達成することができません。不安を背負った大会本番でしたが、競技開始と共にアドレナリンが湧き出たのでしょう、練習以上の作業ペースで、作図から組み立てまで取り組むことができ、標準時間内での完成に至りました。
(建設学科教授 小野 泰)
木材加工職種
2021年度の木材加工職種には、工業高校出身の1年生1名が出場しました。
残念ながら入賞には至りませんでしたが、大会本番では、毎日の練習を一緒に頑張ってきた仲間(指導役の4年生と学内選考会でしのぎを削った同級生)に見守られながら、入学してから4ヶ月間の練習で積み重ねてきた事を発揮できたと思います。
(建設学科教授 佐々木 昌孝)
競技内容
建築大工職種
競技時間5時間15分で、木造小屋組(桁、梁、棟木、垂木及び束等を含む)の一部を製作します。課題の評価は、製作物の寸法精度の正確度および仕上げの出来栄えで決まります。
課題PDF (PDFファイル 226KB)
木材加工職種
木材加工職種は、家具ならびに建具に関わる木工技術・技能を競います。同じ木材を扱う大工職種との大きな違いは「接着作業」があるところです。約4時間で作品を完成させるには、十分に練習を積む必要がある課題となっています。
課題PDF (PDFファイル 193KB)
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