ものつくり大学 INSTITUTE OF TECHNOLOGISTS

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2021年度若年者ものづくり競技大会

2021年度若年者ものづくり競技大会学生インタビュー

学生インタビュー

第16回若年者ものづくり競技大会は、企業等に就業していない20歳以下の若年者のものづくりの技能向上と就業意識を高めるための大会です。2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大会中止となりましたが、本学では第2回目から毎回出場しています。 そこで本大会に出場する学生たちに、意気込みやものづくりの楽しさを聞きました。 大会の模様は、ライブ配信されます。詳しくは、こちら

木材加工職種  森上 雄介さん

素晴らしい先輩方の指導や仲間の叱咤激励に、公言通りに敢闘賞以上の成績を目指します

入学後間もない頃から大会へ向けて毎日厳しい練習を行っています。木工に関わったのは大学に入学してからなので、興味はあっても当初は技術もおぼつかないし、意味も飲み込めませんでした。それでも素晴らしい技術を持った先輩からの指導で、大会へ向かう覚悟がついてきました。まだまだ不安はありますが、周囲のレベルの高さが、自分を引き上げてくれている気がします。
このように入学してからの3カ月間はあっ!という間に過ぎていきました。それだけ集中できているということは、時間に追われながらも課題練習を面白いって思っていたのだと思います。課題をこなしていく度に、ここが良くなっている、思った通りにできたなど、各箇所を見て自らの成長を確かめることができました。
私のように未経験でも覚悟と集中力があれば大会に出場することもできるし、作品を作れるようにもなるので、それが可能になる様々な環境が揃っていると思います。藤井さんが一緒に練習に付き合ってくれて、励ましてくれるのも、その一つですね。敢闘賞以上の成績を残すと約束しています。
将来のことはまだ考えてはいないけれど、どんな自分になりたいかを探して、目の前にある授業と課題に真剣に取り組んで、成績と腕を上げていこうと思います。

木材加工職種  森上 雄介さん  建設学科1年(東京 聖学院高校出身)

応援メッセージ  藤井 駿一さん

励まし続けた3カ月。大学の代表として積極的に挑んでほしいです

本学にはレベルの違う技術力を持った先輩方がいらして、親身に指導してもらえます。実際に大会に出場した先輩方のアドバイスは、他大にない強みだと思いますね。私も森上さんを叱咤激励してきました。ぜひ、ものつくり大学の代表として頑張ってきてもらいたいです。そして敢闘賞と言わず、それ以上の活躍を見せてほしいです。
私自身は今回出場は叶いませんが、技能五輪大会出場を目指し、出場できたら入賞をして、名前を残したいなと思います。その後は自分の作りたいものづくりをしたいと思いますし、いずれは家具関係の仕事に就きたいと思っています。

(左)藤井 駿一さん  建設学科1年 (東京 都立工芸高校)

建築大工職種  平田 桐也さん

「桐」のような素直な気持ちで、挑むというより楽しんできたいと思います

子どもの頃から木材を削って遊ぶことが大好きで、その思いだけでものつくり大学に入学しました。高校は普通科でしたし、専門的に学ぶのは初めてです。不器用だと自負しているので、大会というものに出場した経験もありません。若年者ものづくり競技大会に出場することが決まってから、ずっと不安やプレッシャーを感じています。意気込みというよりは、楽しんでこようと思うことで、プレッシャーを払しょくしたいと思っています。他の方の技術レベルを見てみたい気持ちも強いです。
いまは課題完成までのタイムを磨き上げたいと練習に取り組んでいます。こだわり過ぎて加工に時間がかかるなど課題もわかっているのですが、大会前までに解決できるかどうか。どこかで妥協する気持ちのコントロールが一番大事かもしれません。すでに課題を8台組み上げて、あと2台を大会前までに完成させて本番に臨みたいと思っています。
大学では、木材好きや似たような趣味を持った友人たちと出会えるので楽しいです。私の名前には「桐」があり、兄弟には「楓」「椋」と、父親が思いを込めてつけてくれました。将来はわかりませんが、家具の素材として適切とされ、様々な特徴を持つ「桐」のように素直な気持ちで成長していきたいと思います。

建築大工職種  平田 桐也さん  建設学科2年(宮崎 延岡高校)

応援メッセージ  亀割 満里乃さん

この悔しい気持ちを糧に、技能五輪には必ず出場します

正直言って出場できなくて、とても悔しいです。先輩方から出場の可能性が高いと言われて心づもりをしてきただけに残念でした。平田さんには大学の代表として、課題を組み上げて、ぜひ入賞を果たしてほしいです。私は出場者の皆さんの動きや技術をしっかり見てきたいと思っています。それを成長の糧にしたいと思いますし、技能五輪にはぜひ出場したいです。
そのために2級技能検定を目指して練習の日々です。合格して、成績が良ければ選手として選ばれると思うので、頑張りたいです。私自身がそうですが、先輩たちが親切に指導してくださるので、建築大工に興味がある高校生にはお勧めの大学です。

(左)亀割 満里乃さん  建設学科2年(静岡 浜松学芸高校)

旋盤職種  井出 直希さん

目標を明確にして大会へ臨みたい。めざせ! 先輩超えです

1年の冬に2級技能検定を受けていましたので、その経緯があり旋盤職種で出場することになりました。フライス盤職種と同様で、工作機械の変更で、埼玉県内に大会指定機がなかったため、今は茨城県まで出稽古に行っています。課題を一日一つ製作して、そこから問題を見つけて修正していくこと、その繰り返しの練習を積んでいくことを目標にしています。
大会への意気込みは、毎年、先輩方が3位入賞しているので、プレッシャーはありますが、先輩方を超えたいです。目標を明確にして、頑張ってきたいと思います。今年は自分一人で練習なので、辛さもありましたが、さらに努力しないといけないと思います。
私は中学から目標にしていた先輩や高校での友人たちの影響で、好きなものづくりに関わるだけでなく、高校では資格取得を目指すまでモチベーションが上がっていました。ものづくりをもっと深堀したい興味も湧き、進学はものつくり大学を選択しました。結果的には、先輩方との出会いがプラスになったのだと思っています。大学でも先輩方から学ぶことが多く、感謝しています。大会本番まであとわずかですが、学生プロジェクトのMSEP(ものつくり大学スターリングエンジンプロジェクト)にも参加していて、楽しい学生生を過ごしています。

旋盤職種  井出 直希さん  総合機械学科2年(長野 佐久平総合技術高校)

フライス盤職種  小林 蒼さん

入賞を目標に置くより、厳しいチェックシートを全てOKにしたい

昨年は、入学してすぐに新型コロナウイルス感染症対策で、なれない遠隔授業で戸惑いもありましたが、何とかついていくことができました。そんな1年を過ごし、新年度になってから先生の勧めで大会へ出場する機会を得ました。旋盤を使い加工している手触り感が好きなので、本音は旋盤職種で出場したかったのですが、井出さんの方が腕は良いので、もう一つの職種であるフライス盤で出ることにしました。
大学として初めてフライス盤職種に参加するのですが、大きな問題が発生しました。工作機械の変更によって、大学にはない大会指定機をお持ちの企業や高校等に協力依頼をし、協力を快諾していただいた高校等へ、週1で出稽古に行っています。先生に作っていただいたチェックシートを全てOKにはしたいと思いますが、それができれば入賞を狙いたいという強い気持ちはまだないです。ただ、出身高校からも出場してくるので、そこには絶対に負けたくないです。不安ばかりですが、頑張ってきます。
頭に浮かんだものを実際に作れる、それが楽しいです。技術を身に付けられる進学をしたいと思い、ものつくり大学を選びました。学生プロジェクトのひとつである学生フォーミュラプロジェクトにも参加していますが、最近は土日にも大学へ来ているくらい楽しいです。大学での学びは幅広く、様々な挑戦を支援してくれています。

フライス盤職種  小林 蒼さん  総合機械学科2年(宮城 工業高校)

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