NEXCO中日本 新東名橋梁建設現場を見学

今年で3年目になりました.恒例のPC橋建設現場を見学させていただきました.コロナ禍の中で,研究室3年生が配属され初の見学会は大型のバスをチャーターしてスカスカで行きました.下部工事のニューマチックケーソン工事から3年目で橋梁も完成間近でした.

留学生のヴィジャさんが動画を編集してくれました.→こちら

 

 

写真撮影場所まで準備して頂いておりました

 

超大型のインクライン
ダンプ2台を積載できる
ものつくり大学の新しいロゴも設置
丁寧な説明を頂きました

 

完成間近の波形ウエブPC橋
写真に写っている仮設機材は?(4Qの講義で紹介)

  

この機材の名前は?機能は?
張り出し先端部のワーゲン

  

桁内部にも案内頂きました

外ケーブル(フレシネー)
内ケーブル(フレシネー)

  

橋脚は鋼管が多数配置されているSRC複合構造
橋脚にはD51の太径鉄筋を使用.そのカプラー接続競争

  

本当に勉強になりました.NEXCO中日本沼津工事事務所の関係者の方々,ならびにオリエンタル白石建設の方々に感謝いたします.

ブリッジコンテスト2020(構造物設計Ⅱ)

今年の2Q構造物設計Ⅱの授業は大変頑張りました.成績優秀な学生が続出!36cm支間の3mm角ヒノキ材を接着剤で接合した橋梁模型の支間中央に,重錘をつけて耐荷荷重を計測し,自重との倍率で評価します.自重の合計は30g以下としています.この模型を2個以上制作して競います.最終的な模型の図面を描き,載荷試験の破壊状況や類似橋梁の調査などにより考察を行います.

 

     

この授業が一番楽しかった,一番頑張った,,,等のコメントを多く得ています.ものづくりの中から,構造の試行錯誤を行って,自分なりの最終形状を求める経験は重要ですので,今後も改良を重ねて継続させます.キングポストが多くなってしまっているのは少し残念ですので,ルールを改正したいと思います.

研究室に3年生が配属されました!

研究室に3年生12名が配属され,総勢24名になりました.実験室は試験体や授業の実習用型枠などで一杯です.本日,作業着も配布しました.高速リニューアルに関する実験研究が最盛期を迎え,学生の皆さんには種々の経験をしていただく機会が沢山あります.前向きに取り組んだ人は社会人に向けて成長すると思います.

ストラクチャー実験室に全員集合

また,共同研究者の企業の方から,CFRPシートの貼り付け作業他の安全講習会を行っていただきました.た.

安全講習会

構造物の形状を計測する試験を行いました

建設学科・橋梁・構造研究室では,前橋工科大学と共同で3D スキャナを活用した腐食鋼構造物の形状測定を行いました.本研究活動は,鋼橋技術研究会,鋼橋の劣化機構検討部会の特別研究として行われています.各種の3Dスキャナによる計測試験を行っています.

前橋工科大の学生が3D スキャナで鋼桁の形状計測を行っています.
ものつくり大の学生が3D スキャナで複雑な形状の鋼板の計測を行っています.
みんなで鋼桁に測定用ターゲットを取り付けています.
測定では,鋼橋技術研究会・部会メンバーの立会も行われました.

高校生建設設計競技

高校生建設設計競技,今年は橋を題材にしています.「ものづくりを考えた未来の新しい橋梁形式」をテーマにしました.

新型コロナウイルスの影響もあり,応募期間を2箇年として,同じテーマで取り組んでいただくこととなりました.興味のある高校生は,ぜひ応募してみてください.